第1話 彼女
これは実話も交えた話です
楽しんでもらえたら嬉しいです
僕は今日、彼女と別れた。
中学校生活としては最後の付き合いだっただろう。
別れるときはものすごく悲しかった。
心の奥が凍るように・・・・
僕と彼女が付き合ったのは6ヶ月前のことだ。
告白したのは僕のほうからだった。
相手が感動するような言葉ではなかったが素直に
「僕と付き合ってください」とストレートに言った。
彼女はメールで良いよといってくれた。
僕は本当に嬉しかった・・・
その日からもう6ヶ月も過ぎたのだ・・・
―6ヶ月前―
僕はいつものように学校生活を普通に送っていた。
1日1日が毎日過ぎていき、友達と話し、遊び、勉強をしていつもと変わらない中学校生活。
でもある日持病の腰がものすごく痛い日だった。
廊下を歩いて教室に行く途中一人の女の子が僕の前に来た。
それは彼女の友達だった。
ケイコからいきなりゆわれた。
「あのねサトル君、彼女ほしくない?」
僕は驚いていた。
僕はバドミントン部で部活一筋だったので彼女とかあまりほしいとは思えなかった。
「何で?いきなりどうしたん」
僕は聞き返した。
「いやこれはゆったらいけんってゆわれたんだけど・・・」
「ここまでいって、もったいぶるなよ」
そうゆうとケイコの重い口からこうゆわれた。
「あのねミキがサトルの事好きらしんよ」
僕はさらに驚いた。
ミキとは小学校からずっと一緒で、よく話したかとゆうとあまり話した記憶はないが性格もよく美人で一緒にいると、引き付けられそうになる女の子だった。
「まじ?」
「うん本当だよ」
心臓が止まるくらい嬉しかったのに素直に喜べていなかった。
それは昔これと似たことがあっったから・・・
バドミントンの県大会のとき他校の女子から告白されたことがあった。
とてもかわいい子で僕はすぐにOKを出した。
でもそれはゲームの罰ゲームだったらしい。
それ以来あまり女子とはしゃべらなくなり、好きという気持ちはなくなっていた。
その日からもう1年たっ。
今では女子とはしゃべるようになったが、好きになるということも忘れていた。
今回もまたいたずらかなんかだろうと思っていた。
ケイコに聞いてみると嘘ではないといわれてしまった。
話の途中学校のチャイムがなりだしてしまった。
「この話はまた後で話すからさ、後このことは絶対ゆったらいけないからね」
ケイコはそうゆって教室に戻っていってしまった。
僕も小走りで教室に帰って行った。
授業は英語だった。
あまり得意ではない教科で一生懸命聞こうと思っていた。
でも僕はミキのことが頭に住み着いて離れなかった。
授業もまったく聞かないでずっとミキのことを考えていた。
学校のチャイムが響き渡る。
「はい、これで終わりまーす」
授業があっという間に終る。
僕は急いでケイコの所に行く途中
「サトル君」
ちょっと怖い感じの声だった。
その声のほうを見ると、英語の先生が立っていた。
何かいやな感じと体が感づいていた。
どんどん先生と僕との距離がちぢまる。
「サトル君ちょっと職員室まで行こうか」
僕はすぐにこれは怒られるとわかった。
僕はしょうがなく職員室まで行く。
そして、先生の机の横に正座させられる。
「サトル君何故、今ここにいるかわかるかしら?」
「えーっと授業をまじめに聞いてなかったからですか?」
「わかってるじゃない、じゃなんできいてなかったの?」
先生は教科書を手に取ると僕の頭を叩いた。
僕は思わず「痛ッ」と言う。
それから休憩時間の間、説教された。
説教が終わると急いで教室に帰ったがずぐチャイムが鳴ってしまった。
僕はしょうがなく席に着く。
6時間目が終わると掃除、掃除時間は話せる状況じゃなかった。
でも掃除もぶじ終わりHRも終わった。
今日1日の学校生活がすべて終わったのだ。
僕は急いで教室を出るとケイコが立っていた。
僕とケイコは外にでてさっきの事を聞いた。
話を聞いていくうちに僕はどんどんミキのことで頭がいっぱいになってしまう。
そして思わずこうゆってしまった。
「俺、今日告白する」
自分でもなに言ってるのかわからなかった。
でも今すぐにこの気持ちを伝えたいと思ってしまったからだろう。
僕はたまらずケイコに頼んでミキを呼んでもらうように頼んだ。
その日は木曜日だったので部活は朝練だけだったので今日が告白するゆういつのチャンスだった。
僕は帰り道の川沿いで待っていると、ミキとケイコが歩いてきた。
でも僕は頭が真っ白だったのだ。
さっきまでは告白の言葉まで考えていたのに・・・
そして、ミキが僕の前に来くと、いきなりこうゆってしまった。
「僕と付き合ってください」
ちょっと間が開いて、ミキは右手で口を押さえると
「それ本当?」
ミキはケイコから何も聞いていなかったみたいだった。
「あぁ本当、俺と付き合うのだめか?」
ミキはケイコと小さい声でしゃべり始めた。
そしてミキは走って帰ってしまった。
「えっ?だめだったのか」
思わず声を出してしまった。
するとケイコが
「違うよ、はいこれ私のアド」
ケイコの手からパソコンで作ったような名刺をわたされた。
「これに今日メール送って、私がその後ミキにサトル君のアド送るからさ」
「ちょっとまってよ、さっきの話し教えてくれよ」
ケイコの口からこうゆわれる。
「ミキちょっと考えさしてって、今日中には返事出すらしいけど・・・」
僕はちょっと緊張の糸が解けた。
僕はわかったといってその場を後にした。
この話は書くときは結構つらかったです
次も頑張って書いていきたいです