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Dragon Sword Saga10『妖精の国』  作者: かがみ透
第 Ⅱ 話 魔界の者
5/9

巨大蛾

 サンダガーは、「どうやってイジメてやろうか」と言いながら、瞳を輝かせ、蛾をあちこちから眺めた。


 突然、蛾の触角がビカビカ光り、次々と光線が発射していく。


 サンダガーの目がピクッと動いた瞬間、光線は、剣で弾き返されていた。

 いつの間にか、サンダガーは、腰の剣を抜き放っていた。


 蛾は羽を大きく振り、飛び上がった。

 愚鈍そうな見かけからは想像もつかないほど素早く、水を得た魚のように空を舞う。

 人間界の蛾が飛ぶ様子とは違い、空間を移動し始めた。


 空間移動の魔法を使う上級魔道士にしか、見切ることは不可能であったが、ケインとカイルには、見えるようになっていた。

 二人は、それは、ドラゴンの谷で戦った経験によるものだと解釈した。


 巨大蛾は、羽音を鳴らしながら、空気を震わせる。


 サンダガーが剣を差し向けた瞬間だった。


 ピカッ! ピシャーン!


 蛾の触角が光り、先の光線より強く輝きながら、サンダガーに落雷した。


「うぎゃああああーーーっ!」


 サンダガーは悲鳴を上げて、地面にひっくり返った。


 結界の中では、ミュミュとクレアは、悲鳴を上げ、ケイン、カイル、ラン・ファは、思わず身を乗り出していた。


 蛾は、ちらっ、ちらっと、目まぐるしく空を移動し、様子を伺っている。


「なぁ~んちゃって!」


 獣神は、ふざけた声を出すと、ひょこっと跳ね起きた。


「俺様は、ゴールド・メタル・ビーストの化身だぜ。この俺様に、得意中の得意である雷の術なんか効くかよ。まあ、魔物にしちゃあ、上出来だがな。はーっはっはっはっ!」


 サンダガーは空を仰ぎ、大笑いした。


「なんだ、おどかしやがって!」


 カイルが、大きな溜め息を吐いた。


「演技とはいえ、ブザマだったな」


 ケインは、ほっとした顔で、カイルを見た。


 その時、サンダガーの頬を覆っていた兜の部分が、パリン! と割れた。

 黄金の破片が、きらきらと地面に落ちる。


「お、おい! やられてるじゃねえか!?」


 カイルが声を上げ、皆も動揺して、獣神を見上げた。


 じろっと、サンダガーが、一行を見下ろした。


「おたおたすんじゃねぇよ、人間ども。ヤツのイカズチを吸収してやったら、エネルギーが有り余っちまったんだよ。それにしても、兜が破損するほどとはな」


 サンダガーは、兜からはみ出した髪を振り払った。


「なあ、サンダガーのやつ、まさか、相手の実力がわかってないわけじゃないよな?」


 カイルが心配そうにケインを見ると、ケインも何とも言えない表情を返すのみだった。


「ほら、もっとやってみろよ。雷の技だけじゃねぇんだろ?」


 にやにや笑いながら、鎧で出来た尾を一振りし、獣神は、手招きをしてみせた。

 蛾は、ひゅんひゅんとサンダガーの周りを、素早く移動すると、角のような尾を突き出した。


「ふん、今度は毒針か」


 獣神は、片手でそれを払い除けたが、同時に、蛾の無数の足が、彼の身体をからめ捕った。


 蛾は逆さの状態で獣神を抱え込むと、尾から灰色の粘着質の液体を放出し、素早く獣神の頭から足の先まで、がんじがらめにしていった。


「あの灰色の液は、金属を溶かす。全ての金属、つまり、神の鎧もな」


 そう言ったジュニアに、皆、注目した。


 ジュニアは口をつり上げ、吟遊詩人に向かい、笑ってみせた。

 それへは、詩人は、ちらっと見ただけで、取り合おうとはしない。


「そうやって知らん顔してるけどな、本当はアセってんだろ? わかってんだぜ」


 詩人の心を見透かすような態度のジュニアに、詩人は、何も反応しなかった。


 蛾は、獣神から飛び上がった。

 灰色の液は、サンダガーから地面へと流れ落ちると、一行は驚き、目を見張った。


 サンダガーの鎧は、ジュニアの言う通り、あちこち溶け、ボロボロになっていたのだった。

 鎧の間からは、人間のような白い皮膚と、白い薄布が見え隠れしている。


「サンダガーって、中身は人間みたいだったんだな! 獣神っていうから、獣なのかと思ったぜ!」


 動揺を隠そうとしたカイルは、思わずそう口走っていた。


 戦況を見守っていたヴァルドリューズの目が、一層鋭くなる。


「ほ~ら、どうだ? 神の鎧と言えど、あの通りだぜ!」


 ジュニアは、ますます挑発するように、ニヤニヤと吟遊詩人に詰め寄る。

 詩人は、やっとジュニアを見た。


「悪いけど、僕とサンダガーは、全っ然関係ないんでね。彼がやられようと、知ったこっちゃないよ」


「ほう。……ってことは、あの獣神が、巨大蛾にやられるかも知れない、とも思ってるわけか?」


 きらりと、ジュニアは目を光らせた。

 それを、面白くなさそうな顔で見つめた後、詩人は言った。


「別に、そうは言ってないけどね」

「ふん、減らず口もそこまでだぜ」

「どっちがだよ」


 にやにや笑うジュニアに、詩人は憮然として返す。


「まったく、一張羅(いっちょうら)が、ボロボロだぜ!」


 サンダガーは、特に悔しがったり、残念がったりすることなく、蛾を見上げた。


「おい、ムシ、この俺様の鎧をここまで溶かすことが出来たのには、正直驚いたぜ。だから、褒めてやろう。『たいへんよくできました』!」


 ご機嫌で手をパチパチ叩く獣神を、人間たちは、黙って見ていた。

 少々呆れたようでもあった。


「さあ、今なら俺様の鎧はボロボロだぜ。チャンスだ、攻撃してこいよ」


 獣神は、無防備をアピールするよう、両手を広げた。


 蛾は、聞こえているのかいないのか、ヒュンッと瞬時に前進すると、全ての瞳孔から、黒い液体を発射した。

 それらは、獣神の身体中に飛び散った。


「おおっ!?」


 獣神が、驚くような歓喜の声を上げた。


 液体と思われたものは、黒い魔物たちであった。

 小さな無数の魔物たちは、サンダガーの全身を埋め尽くすと、鎧であろうと皮膚であろうと構わず、かじり始めたのだった。


 顔を上げて、それを見たミュミュとクレアは、「きゃっ!」と叫んで、再び両手で顔を覆う。


「サンダガー!」


 ケインとカイルは、心配そうな顔で叫ぶ。


 小さい魔物たちは「イガイガ!」と声らしきものを上げながら、ぽりぽりと音を立てていた。


「うひゃひゃひゃひゃ! くすぐったいぜ!」


 サンダガーが身をよじらせて笑う。


 蛾が羽ばたいた。羽全体が燃えるように、赤く染まっていく。


 辺りの空気を揺るがすような波動が、赤い羽目指して集まった時、閃光が走った。


 蛾の羽から発射した光は、黒くおおわれたサンダガーに一点集中すると、凄まじい轟音が起こり、獣神のいたところは、黒い炎となって燃え上がった。


「サンダガー! マリス!」


 思わず結界から出そうになりながら、ケインが叫んだ。


 顔を伏せるクレアを抱えながら、カイルは黙って目を凝らす。

 ミュミュはラン・ファに抱きつき、恐ろしさのあまり泣いていた。

 ラン・ファとヴァルドリューズは無言で、業火を見据えていた。


 間もなく、黒い業火の中から、すっと、ヒトのような手が浮かび上がった。そのてのひらからは、水が噴き出し、半分ほど一気に消火した。


 サンダガーの手であった。

 薄布をはおった姿のままで、どこにも怪我などは見られなかった。


 ミュミュとクレアは顔を背けたままであったが、ケイン、カイル、ラン・ファは、ほっとした表情になった。


 サンダガーは宙に浮かびながら、素早く移動を繰り返す巨大な蛾を見た。


「ふっふっふっ、俺様の鎧はな、ゴールド・メタル・ビーストたちのように、身体の一部分でもなければ、防具として身に着けているわけでもねえ。例え、鎧が壊れたって、俺様自身が防御壁(シールド)張りゃあ済むんだよ。


 ま、鎧があれば、ある程度の術は跳ね返しちまうから、シールド張る手間は省けるがな。今は、あくまでも、おめえの能力(ちから)を見るために、無防備でいてやったのよ」


 獣神は蛾に対してというより、そこにいる人間たちに説明しているようだった。


「今のが、貴様の最大級の技だったみてえだからな、そろそろ俺様も戦ってやるか。それじゃあ、行くぜーっ!」


 サンダガーは嬉しそうな顔になり、剣を抜き取ると、音もなく移動した。


 一行は、目を大きく見開いた。

 獣神の移動も、蛾と対等か、それ以上に素早く、彼らの目には、獣神の残像がうっすらと残って見えた。


 残像は、蜃気楼のように、ぼやけてから、湯気のように消えていく。その前に、本体は移動していたため、サンダガーの姿は、常に二人以上は、そこにあるように見えていた。


 蛾と獣神は、空間を移動しながら、少しずつ間合いを詰めていく。


 先手を打ったのは、獣神であった。

 彼の剣が突き出されると、蛾は姿を消して、回避した。


 剣を突き出した獣神は残像となり、新たに現れた獣神が、すかさず剣を振り回すが、蛾も素早く空間を移動する。


 素早い動きを、ケインとカイルの目は、なんとか付いていくが、怖いもの見たさでのぞき見ていたミュミュは、目を回していた。


「あー、もう、めんどくせぇ!」


 突然、サンダガーが、剣を放り投げた。

 剣は、人間たちの結界よりも遠い地面に刺さった。


 宙に浮かんだまま、サンダガーは両手を腰に当て、コキコキと首を鳴らしている。

 そこへ、蛾の口から勢いよく、泡と、もう一方の口からも、黄色い液体が吐き出されたが、それらを浴びたのは、獣神の残像だった。


 そのようなやり取りがしばらく続くと、突然、蛾の動きが止まった。

 何かにはばまれたように、羽や足を忙しく動かしてはいるが、そこからは移動出来ず、空間にさえ逃げ込めなくなってしまった。


「かかったな」


 獣神が、振り向き様に、にやっと笑う。


「ふっふっふっ、人間ども、お前らには、一体何が起こったのかわかるまい。その間抜けヅラを見りゃあ、一目瞭然だぜ。いいか、お前らにも見やすいようにしてやる」


 蛾が、逃れようともがいている方へ、サンダガーが人差し指から金色の光線を発すると、光が網目のように、複雑に絡み合いながら広がっていった。


 光の網目が、蛾の羽をからめ捕り、サンダガーの放った剣とを結んでいるのが、一行の誰の目にも明らかになった。


「結界!?」


 ケインたちは、顔を見合わせた。


「俺様は、戦いに専念するよう見せかけながらも、蛾の野郎を捕らえるための罠を、仕掛けていたのよ。ムシどもの習性を参考にしてな。どうだ、わかったか、間抜けな人間ども!」


 得意気に、サンダガーは高笑いした。


「クモの巣!」


 ケインが、見開いた目で、光の網目を見る。


「ムシの習性を利用するとは、セコいぜ!」

「他に思いつかなかったのかしら?」


 カイルのセリフに、少しだけ顔をのぞかせたクレアが、無意識に口にしていた。


 獣神が、金色の網をたぐり寄せ、手で蛾に巻き付けていくうちに、蛾は本体が完全に見えなくなるほど、光の糸で、ぐるぐる巻きになった。


「どう調理してやろうか。俺様は、ムシは食わねえからな、う~ん……」


 ぶつぶつ言っていた獣神は、すぐに顔を上げた。


「よし、決まった!」


 獣神は、ウキウキと剣を取り、片手に持った。


「さっき、あっちの方向に、次元の穴があるのを見付けた。だから、貴様は、『お山ごとハゲハゲの刑』だっ!」


 一行の目は、点になった。


「うわーっ! 結局それかよ!」


 結界の中で、カイルが一番に耳をふさいだ。


 サンダガーが、剣を真上に向ける。

 空の合間から、どこからともなく稲光が近付いてくる。


 獣神が剣を振り下ろした先を蛾に向けた。

 まぶし過ぎる光の柱が、凄まじい音を轟かせ、地面が大きく波打った。


 辺りには、もくもくと白い煙が立ちこめていた。


 地響きが収まり、煙も引くと、そこには、鎧のようだったサナギの殻も、ぐるぐる巻きの蛾も、辺りの草木もなくなり、土と小石のみの風景が広がっていた。


 すっかり見通しのよくなった景色を、一行は、ぼう然と眺めていた。


「ああっ、なんてことを……!」


 クレアは何度かまばたきを繰り返してから、一層、目を見開くと、愕然(がくぜん)となって声を上げた。


 ケインとカイルは、ただただ、まだくすぶっている地面を見つめている。


 ミュミュは、ラン・ファの鎧から顔を出し、きょろきょろと見回す。

 ラン・ファは驚きを隠せない様子だ。


 吟遊詩人が溜め息をもらす横では、ジュニアが、あんぐりと口を大きく開けていた。


 ただひとり、ヴァルドリューズだけは、無言のまま、鋭い視線で、サンダガーを観察している。


 彼らの反応など構わずに、腕組みをして、にやにや笑いながら、獣神は地面に降り立った。


「我ながら、実に素晴らしい技だ。そして、いつ見ても、びゅーてぃほー! 次元の穴もちゃんと消えてるし、一暴れした後は、酒でも飲んで、ゴロゴロすっかな!」


 そう言って、サンダガーは空へ飛び立とうとして、はっとなった。


「しまった! 俺様ともあろう者が……!」


 途端に、空中で頭を抱え込み、のたうちまわる。


「うぎゃああああああ……! 俺様としたことが! 自分から、(かえ)ろうとしちまうとはー! ちくしょー、もっと遊びたかったぜーっ!」


 わめきながら、獣神の姿は、しゅうしゅうと湧き出した白い煙に包まれ、きゅるきゅるきゅる~と、小さくなっていったのだった。


 そして、煙が引くとともに現れたのは、マリスであった。


「ふうっ」


 マリスは息をつくと、額を手の甲で拭った。


 ヴァルドリューズの結界は解かれ、ケイン、カイル、クレアが駆け出す。


「お疲れ様!」


 クレアが、自分よりも少し背丈のあるマリスを、惚れ惚れと見直し、微笑んで迎えた。

 マリスもにっこり返すと、後ろめたそうな上目遣いで、吟遊詩人を向いた。


「あのー、ここ、こんなにしちゃったけど、大丈夫?」


 詩人は顔をしかめたが、すぐに仕方のなさそうな顔になった。


「まあ、これで、この樹海に巣食う魔物は消滅したから、当分は、ここの生き物たちも、安心して住めるだろうね。その代償は大きかったけど」


「『あいつ』、やることが大雑把(おおざっぱ)だから。悪かったわね」


 マリスは、すまなそうに首を引っ込めてから、一行に向き直った。


「それじゃ、妖精の国に向かって……」


 言いかけてから、ふらっとよろめき、ちょうど後からやってきたヴァルドリューズにぶつかった。


「あ、ごめん」


 なんでもない様子で、マリスは、ヴァルドリューズから離れた。


 皆は、特に気にも留めないでいたが、平静を(よそお)うマリスの瞳には、疲労があらわれていた。


(さすがに疲れたわ。不安定な空間で精神を保ちながら、サンダガーを操るのは。あの時、サンダガーが自分から戻ろうとしなかったら……!)


 一行が、ぞろぞろと歩き始めると、戦闘中から険しい表情でマリスを見つめていたヴァルドリューズが、マリスの腕を掴み、引き止めた。


 振り返ったマリスを、そのまま、ヴァルドリューズは抱き寄せた。

 すると、普段は決してそのようなことにはならないだろうマリスの身体が、実に呆気なく、ふわりと、ヴァルドリューズのマントの中に沈んだのだった。


 それには、周囲の者も、当のマリスでさえも驚き、困惑していた。


 ヴァルドリューズは、手を、彼女の顔の上にかざした。


「なっ、なに?」

「少し休んでおけ」


 ハッとして、ヴァルドリューズを見つめ直したマリスは、真上にある彼の碧い瞳に呪縛されたように、動けなくなった。

 紫色の瞳が静かに閉じていくと、彼女の身体は、がくんと、ヴァルドリューズの腕の中に沈み込んだ。


 皆には何が起こったのかわからずに、ヴァルドリューズと、眠ったようになってしまったマリスとを見比べた。


「ヴァル、マリスはどうかしたのか? まさか、今の戦闘で、どこか怪我でも?」


 ケインが心配そうにヴァルドリューズに近寄った。

 彼は静かな目を、ケインに、そして、皆に向けた。


「ここは、人間界と別世界を隔てる特別な空間だ。このような不安定な空間で、サンダガーを召喚することは、普段の数倍もの精神力を要することが、戦闘が進むにつれ、私とマリスにはわかった。彼女の精神と身体は、今、非常に疲労している」


 まさかという顔で、ケインたちは、ヴァルドリューズに抱えられているマリスを、見下ろした。


「精神の疲労回復は、肉体を休めるのが手っ取り早いため、こうして催眠術で眠らせたのだが、この程度の術に、すぐにかかってしまうほど疲れ切っていたとは……」


 言いながら、ヴァルドリューズは、マリスに視線を落とした。

 その様子からは、普段から表情の無い彼ではあるが、マリスの身を案じているのが、一行にも見て取れた。


 そのようなヴァルドリューズを、彼らは初めて見たといってよかった。

 それほどに、不安定な空間での召喚魔法は危険を招くと、彼らには伝わった。


 ケインが真面目な顔で、もう一度尋ねる。


「マリスは?」

「しばらく眠れば、また元通り元気になるだろう。先を急いだ方がいい」


 そう答えたヴァルドリューズは、マリスを抱き上げた。


 ミュミュとラン・ファを先頭に、一行は、再び歩き始めた。


 吟遊詩人と魔界の王子ジュニアは、黙って後に続いている。

 何を考えているのかは、それぞれの表情に、現れてはいなかった。


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