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2話、転生した先は王子だけど?




「アルス様、アルス様!大丈夫ですか?」


目を開けるとメイド服を着た美女が

心配そうにこちらを見ていた。

一瞬なにが起こったのかわからなくなったが

転生したことを思い出す。

ゆっくりと起き上がり右手を見てみると

手がいつもより小さい!

顔をさわると肌もすべすべだ。

本当に転生したんだな俺!

興奮に立ち上がる俺にメイド美女は

心配そうに声をかけてくる。


「アルス様!そんなにすぐ起きてはお体に障ります!よかったです。目を覚まされて、階段を踏み外されて倒れたときは息が止まるかと思いましたよ!どこか痛いとこはありませんか?主治医をお呼びしましょうか?」


俺はメイドの心配をよそにいまの状況を

考え込む。

きっとこのアルスという子はここで

1回亡くなってしまったとこに俺の魂を

定着したみたいな感じなのかな?

しかもなんかめっちゃ城みたいに

キレイな場所だし絶対貴族かなんかだろ!

女神様ありがとう!!


とりあえず俺が何者なのかを確認しなくては!

お決まりの記憶喪失ってことにして

色々メイドに聞いて見るか!


「痛いとこはないし、怪我もないです。ただぶつけた衝撃なのか記憶がちょっと曖昧で、俺は誰なのでしょうか?」


くぅ〜俺の演技なかなかのものだろ?


「そんな!!怪我は一つもないのに

記憶がないのですか?ご自身のことも?」


「はい。」


「大変だわ!主治医を今すぐお呼びいたします!!とりあえずベッドにお運び致しますね!」


慌てながらメイドは俺を

急いでベッドに連れて行った。


「しばしお待ち下さいね。」


ベッドに寝かされるとメイドは急いで

部屋を出ていった。


とりあえず主治医とやらが来る前に

自分の顔でも拝見してみようかね

ベッドから起き上がり部屋にある大きな鏡を

除きこむ。

おそらく15歳くらいで金髪の髪の毛に

青い瞳の美少年がそこには映っていた。

やばーい!お顔もイケメンじゃないか

この外見で貴族で魔力最強とかだったら

もはやチートだな!転生生活絶対楽しく

なるだろ〜自分の外見に満足しながら

眺めていると部屋をノックする音が聞こえた。


まずいまずいベッドで大人しくしてないとな

急いでベッドに戻り「どうぞ」と返事をした。


「失礼致します。」


入ってきたのは先程のメイドと白衣を着た

いかにも賢そうな老人と綺麗な服を着た

いかにも貴族ぽい女性だった。

貴族ぽい女性は入ってくるなり

駆け寄ってきて手を握ってきた。


「アルス!大丈夫ですか?記憶が曖昧だと聞きました。この母のことも覚えていませんか?」


なるほど。この女性が俺の母親なのか。

確かに俺に似ているな。


「すみません。わからないです。」


落ち込んだ感じで答える。


「そんな!なんてことなの!」


嘆く女性に白衣を着た男が近づき


「王妃様。診察をしてみます」と言った。


ん?今王妃って言ったよな?王妃って王様の妻だよな?てことは俺まさか王子?!貴族通りこして

俺王子なの?女神様俺を王子に転生させたの?

どんだけチートにさせるんだよ!

ニヤニヤしてしまいそうになるのを必死で

押さえる。


白衣を着た男性が近づいてきて

手をかざしなにか呪文ぽいものを唱えた。


「これは、なんてことだ、」


緑の光に包まれて数分たったあとに

ひどく動揺しながら声を発する

王妃の方を見て言いにくそうに


「外傷はありません。脳への異常もないように

思うのですが一時的なショックで記憶がないのかもしれません。」と言った。


そりゃそうだよなーこんなに元気なのに

異常なんてあるわけがない。


「そうですか。外傷がなくてよかったです。記憶も一時的なショックなのですね。ではそのうち戻ると言うことですか?」


「それはなんとも、絶対に戻るとは言えません。ただそれよりも大変なことが、、」


男はひどく深刻そうだ。

なんなんだよ、大変なことって

もしかして魔力がありすぎます。とか、

全属性を持ってることがバレたとか?

まぁチートもちにはよくあることだよな!


「大変なこと?何なのです?」


王妃は心配そうに尋ねた。


「魔力が枯渇しています。魔力がないのです。」


ん?なんて言った?今?聞き違いかな?

よし、尋ねてみよう!

尋ねようとする前に王妃がすかさず声をあげる。


「どうゆうことですか?魔力がない?そんな訳ないでしょう!でたらめを言うなら不敬罪で処罰しますよ!」


「こんなことをでたらめで言うはずありません!

王子様にはなぜか魔力がないのです。こんなこと

私も初めて見る症例でなにがなんだか」


二人の言い合いを聞きながら

1番困惑していたのは俺だ。


え、魔力がない?嘘だろ?だって最強の魔力もちで全属性もちで転生させるって女神様が

言ってたよな?確か魔力で優劣がつく世界って

言ってたよな?魔力がゼロ、、そんな

そんな、そんなことって俺の転生ライフは

どうなるんだ〜〜〜!!!




こうして転生ライフが始まった。



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