表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
犬かよ  作者: oz
62/62

むかしむかし

ある日の高校の午前の授業が終わり、昼休みを勇者のユウハと過ごしていたら、突然足元が光り、魔法陣のような紋章が現れ、意識が遠のいた。


目を覚ますと周りに司祭や王族の人間に囲まれ、いきなり勇者と呼ばれ、魔王を倒すための訓練を受けさせられ、ユウハが聖剣を召喚できるようになり、僕は魔法の才能が開花して行った。


そのうち、魔王が復活したと言う報告が入り、回復、補助専門の仲間、後に判明するが当時のお姫様が仲間に加わり、3人のメンバーで魔王討伐の旅に出た。


旅に出た時点で、魔王の勢力は猛威を振るっており、各地の都市は壊滅的なダメージを受け、占領あるいは崩壊寸前まで追い込まれていたが、勇者一行は次々と戦果を上げ、ついに魔王の領土まで攻め入り、魔王を討ち取った。


旅の中で絆を深めたユウハと王女は結婚し、ユウハは国王になった。


一方の僕はと言うと、元メンバーの幸せを見届け、また旅に出た。

その旅の途中で出会ったのが当時奴隷だったアムディアたんだ。

彼女はひどい扱いを受けていた。

僕が引き取る時には心も体もボロボロになってしまっていた。

人間がこうも人間をひどい扱いをできるのはなぜだろうと考え、人に嫌気が差した僕はアムディアたんを引取り、彼女の記憶を消し、森の奥でひっそりとアムディアたんと余生を送ることにした。


しかし、問題が発生した。

アムディアたんが年を取らないのだ。


アムディアたんを一人にしまいと研究を重ね、若返りを試みていまここにいる。


と言う感じだね。今日は概要を話したから次はフェリスちゃんが知りたがってる勇者の力について話そうか。


今日は色々あっただろうからここまでにしようね。


はーい。おやすみねー。










あ、ゾルディア君だっけ?

ちょっとお話ししたいからあっち行かない?

ほんとにちょっとだから!


ねぇ、逃げないで!待って待って!

夜の森は暗くて怖いんだよぉ〜!

待って〜!





はぁ。見失っちゃった。

めんどくさい。




僕から逃げられると思ってるのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ