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場所 研究所 地下
場所 賢者の住居 地下研究所
「ぷはぁぁぁ!オエッ!」
一人、目覚めた。
「魔力量、引き継ぎ良好。出力、要調整。他パラメーター、年相応。」
半透明黄緑の水から体を出す。
「どれぐらい時間がたったんだろう?あれ、日数カウンター、カンストしてるや。スマホは、充電切れてるし埃ヤバ!」
辺りを見渡す。
「散らかってるなー。地震でも起きたのか?ってアムディアたんに渡すはずの手紙ここにあるじゃん。読まれた形跡もない。ミスったなー。」
体を拭いて、服を着る。
とりあえず、成功であることには変わり無い。
「ふふふ。」
失って久しい、あの病気が再発しそうだ。魔力だけでなく、精神も若返っているようだ。
「これで、俺の夢が叶う。ふはははは。ふーっははげほげほっ!」
心肺機能の微調整必要ありと。
「まあよい。俺は帰ってきたぞ!」
賢者が目覚めた。




