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犬かよ  作者: oz
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出発から3日

ブックマークしてくれている方々ありがとうございます。

 出発してから3日がたった。1日前に1000人規模の騎士の遠征隊とすれ違った。十中八九「闘技場」のあった町に向かっている。もう、炭と石材しか残っていないと思うが町の外に避難した住民は相当数いるはずだ。

 

 馬車で1週間って話だったから、何らかの通信手段、または高速移動手段があると見て良いだろう。


 ちなみに怪しまれることは無かった。



「国に入るときは身分証は必要ないのか?」

 

 騎士1000人こんなにすぐに動かせるものなんだな。とか考えてたら、ふと、疑問におもった。


 ダリが答える。

 「それに関してだが、今は人間であるから私は身分証か、代わりの通行料が必要だ。だが、そんな身分証も金も無い。よって、ローデンズヘルトにつくまでにいくつか村を通るはずだ。そこにある依頼をこなして金を作る。」


 「依頼って、冒険者が受けるような物か?」

 

 「厳格に言うと違うが、そのようなものだ。」


 「どんな依頼があるんだ?」


 「ゴブリン退治や薬草採取など、危険性が少ない物が多い。」


 ファンタジーっぽくなってきたぞ。醍醐味でもある冒険者依頼。最高だ。こういうのを求めているんだよ俺は!こういうのを!


 「一つの依頼でどれくらい貰えるんだ?ついでに金の勘定も教えて欲しい。」


 「金は、銅貨1000枚で銀貨1枚、銀貨1000枚で金貨1枚、金貨100枚でプラチナ硬貸1枚だ。通行料は銀貨5枚。村の依頼は銀貨1~3枚だ。」


 ダリの話を聞きながら歩いていると道の分岐まで来た。看板が立っているが読めない。


 「左に行くとエスト村があるらしい。」

 

 「じゃあ、そっちで。」


 依頼を早く受けたくてたまらない。

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