報い
前の街から金、食料をありったけ回収したため生活に困ることはなさそうだ。
さすがに朝から騒ぎを起こすわけにはいかず、ローブをまとっておとなしく過ごしている。
宿屋に泊まり、夜になったら奴らを狩る。
そんなことを繰り返していったため俺の噂は世界中に広まった。
だから、
「お前が噂になっている殺人鬼か。」
憲兵だろうか、俺の周りを囲むように立っている。
その全員が銃を構えて立っている。
「少しでも動いてみろ。全員でお前を撃つ。」
「それで、俺がその殺人鬼じゃなかったらどうするんだ?お前らが殺ジ・・・」
俺が言い終わる前に取り押さえられ、顔を隠していたフードを取られた。
「やっぱり・・・、今すぐこいつを撃ち殺せ!!」
とうとう死ぬことになるのか、だったら、
「一人でも多く・・・殺してやる。」
まずは俺を押さえていたやつを隠し持っていたナイフで刺す。
うろたえた瞬間にを逆に押し倒し、首を切る。
相手の狙いを狂わすために速く移動し次の奴を押さえる。
しかし、押さえると自分も止まり、その隙に足を撃たれた。
その次に体、手、首、顔といたるところを撃たれた。
これが、痛みか。
体に力が入らなくなり、そのまま地面に倒れた。
「俺が、今まで殺してきた奴らも、こんな気持ち、だったのかな。」
耐えられるものではなかった。
全身が燃えるようなそんな感覚。
「対象の動きが止まりました。これより奴の死体を本部に運びます。」
無線で誰かと話している、のかな。
なんか、眠たくなって・・・きた。
世界が暗転した。




