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凍り
暗い部屋。
ひとり。
いつもひとり。
ひとりがいいからひとりでいるし、ひとりでしかいれないからひとりでいる。
誰も邪魔しない。誰も関わらない。
そうするのが一番だ。
そうしないといけないんだ。
僕は、怖くて仕方がなくなった。
世界が。人が。何より、自分が。
こんな事になるだなんて思ってもなかった。
僕が悪いのか。
本当に僕のせいなのだろうか。
でもあの時皆は、僕の方を見ていた。
お前のせいだ。お前のせいだ。お前のせいだ。
僕は、どうなってしまうのだろう
僕は、どうなっていくのだろう。
僕は、どうすればいいのだろう。
僕は、生きてていいのだろうか。