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ゆきうさぎ

おは……さむい。

もりでのせいかつ300にちめ。


目が覚めた。朝鳥が鳴いていない。


身体が寒い。


不思議に思い、窓を覗く。


白いつぶつぶがそこらじゅうに撒き散らされていた。


……ごきんじょめいわく?


井戸の冷水で身体を清め、ようと思ったけど寒いから暖める。


少し遅めの朝食を摂る。


庭に出た。昨日磨いた大剣を両手で持つ。


大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



ぶるぶる……



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



へくちっ



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



さむい。



大剣を振る。



少し温もってきた。


気配を感じた。


斬撃を放つ。


ピュッ……!? と断末魔の叫びが聞こえた。


確認する。


頭の取れた雪兎がいた。今日の晩御飯だ。


気づけば夕暮れどき。帰路に着くことにした。


家が冷えている。


火の魔法で暖めた。


血を抜いた雪兎の肉を捌き、野菜と一緒に牛乳で煮る。


雪兎肉の牛乳煮。


今日はもうお腹いっぱい。


かまどでほどよく温めたお湯でからだを清め、今日のところは寝る。


庭に出る。


寝るまえに昨日おぼえた魔法をつかう。


数十日前に覚えた魔法を使う。


風の魔法で雪を一ヶ所に集めた。


山ができた。


こねこねする。


できた。


なんか違う。


飾りをつけた。


できた。


ゆきうさぎ。


じしんさく。


それに満足したので寝た。





ふわふわしてた。じしんさく。

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