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みのたうろす

……おはよう?


もりでのせいかつ100にちめ


目が覚めた。朝鳥が鳴いている。


井戸の冷水で身体を清め、朝食を摂る。


庭にでた。昨日新調した大剣を両手でもつ。


重い、重心がさだまらない。




大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



大剣を振る。



ふらつく。



気配をかんじた。


大剣を投擲する。



ぶもー!! という怒りの声がきこえた。


確認する。


片腕を失った牛頭人がいた。今日の晩ごはんだ。


気づけば夕暮れどき。帰路に着くまえに討伐。


牛頭人が大鉈を振り下ろす。


避けた。


どろが飛んできた。


身体に被る。


どろまみれ。


……


牛頭人が再び大鉈を振り下ろす。


片手で受け止めた。


ぶもっ!? と驚いた声が聞こえた。


魔力を開放した。


100にちの間に覚えた魔法を使う。


数百個の水の塊を精製し、


全て凍らせて氷に変えた。


そして鋭い形に変え、


先端を更に尖らせた。


氷のつぶてができた。


風の魔法でぶっとばした。おんどりゃあ


間十数秒。


牛頭人の身体に沢山氷が生えた。今日の晩ごはんはおまえだ。


身体はどろだらけ。


帰る。



血をぬいた牛頭人の肉を捌き、野菜といっしょに牛乳で煮る。氷もぬいた。


牛頭人肉の牛乳煮。


今日はもうおなかいっぱい。


はげしいたたかい。どろだらけ。


かまどでほどよく温めたお湯でからだを清め、今日のところは寝る。


寝るまえに昨日おぼえた魔法をつかう。


バチッという音がして小さな火花が散った……


牛に使ったせい。


それを不満に思いつつふてねした。


おなかがいたい。



もうたべない。

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