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未完成、ぼくら。  作者: 天野 地人
未完成な、わたしたち
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第3話 体育の授業は悲喜こもごも

 昼休みを終え、午後の授業は体育だった。女子はバレーをする予定で、男子の方はサッカーをするらしい。


 実は何を隠そう、私は球技全般が、絶望的なまでに苦手だ。バレーボールもその例に漏れず、ひどい有様だった。


 私がどれだけ真剣に腕を振っても、ボールは決していう事を聞かない。サーブにしろレシーブにしろ、バレーボールの方から逃げていってるんじゃないかというほどなのだ。


 そんなだから、はっきり言って、体育は苦痛でしかない。


 だが、当然のことながら、苦手だからと言って休むことなど許されず、私はのそのそと着替えを終え、悠衣と共にグラウンドへ向かったのだった。バレーは体育館でするものという気もするが、何か事情があるのか、今日はグラウンド授業なのだ


「あー、今日の体育はバレーか。苦手だなー」

 悠衣も私と同様、ひどく憂鬱そうだった。私は同胞を得たとばかりに、うんうんと頷く。

「悠衣もか。何を隠そう、実は私もだ」


「何が苦手って、あたし、サーブが前に飛ばないんだよね……」

「ふっ、安心するがいい……私はサーブだけでなく、レシーブもトスも、まっすぐに飛ばないからな。それよりはマシだぞ」

「そ、そうかな? どっこい、どっこいのような気もするけど……」

 苦笑いする悠衣の両手を、私はガシッと掴む。


「悠衣、この体育の時間、生き延びような!」

「うん、そうだね……生き延びようね、りっちゃん!!」


 すると、それを聞いていた男子が二人、私たちに近づいてきた。ひとりは男鹿(おが)清武(きよたけ)という男子で、もう一人は入江(いりえ)春陽(はるひ)という名の男子だ。


 二人とも、Ⅰ‐Bのクラスメイトで、サッカー部らしい。


 男鹿くんはそこそこ背が高くて、いかにもスポーツマンという雰囲気の男子だ。短髪で、小学生の時からずっとサッカーをしてきたらしく、体格もけっこう筋肉質だ。

 一方、入江くんは背が低い。多分、クラスの男子で一番背が低いんじゃなかろうか。でも性格は明るくて、いつも男鹿たちとバカ騒ぎをしている。


 男鹿くんは笑いながら、悠衣に声をかけた。

「そんな悲壮な空気を漂わせて言う事か、姫崎? たかだか体育だろー?」

「そうだぞ! 俺なんか、ずーっと一日中、体育でもいいくらいなのに!」

 男子の体育はサッカーだから、入江くんは楽しみで仕方ないらしい。まったく、羨ましい性分だ。私にはきっと、一生、理解できない感覚だろう。それに対し、悠衣は唇を尖らせて反論した。


「ふーんだ、体育会系には分からないんだよ、この苦しみが! ね、りっちゃん!?」

「まあ……そうだな。っていうか、あの二人と知り合いなのか?」

「あ、うん。男鹿と入江は中学が同じだったから」


 すると、男鹿くんは若干、意地の悪い笑みを浮かべて、私に話しかけてくる。

「結城さん、姫崎の運動オンチはマジもんだから、フォローしてやってよ。こいつ、バスケもバレーもテニスも、全部全滅だし」

 男鹿くんはそう言うと、にししししし、と肩を揺らして笑う。だが、悠衣も黙ってはいない。


「うるせー、男鹿のバカッ! そういう事言わないでよね! 大体、男鹿だってめっちゃ絵が下手じゃん。犬を描いて、美術の先生に「変な豚」って言われたんだっけ?」 

「おまっ……それをここでバラすなっての!」

「やーい、画伯、画伯~!」


 悠衣と男鹿くんは、果てしない言い合いを繰り広げているが、心の底から互いを嫌っているという雰囲気ではない。むしろ、気心の知れた仲だからこその、やり取りであるように感じられる。例えるなら、幼稚園の時から家が隣どうしの、幼馴染って感じだ。


「おお……あの二人、仲がいいんだなー。青春だ」

 何とはなしにそう呟くと、入江くんが肩をぐるぐると回しながら説明してくれた。

「あの二人、中学の三年間、ずっとクラスが同じだったらしいからな。高校までクラスが同じなんだから、何かよっぽどの縁があるとしか思えねーぜ。本人たちは腐れ縁だって嘆いてるけどな」


「ふうん……?」


「でも、何ていうか……ちょっと意外だった。姫崎って絶対、星蘭高校に行くんだと思ってたからさ」

「星蘭……って、隣校の?」


「そう。こう言っちゃなんだけど、姫崎って、中学の時もあんまり勉強とか好きなタイプには見えなかったし、虹ヶ丘はいろいろ地味で真面目だから、校則が緩くて派手な星蘭の方に行くんだろうなって思ってたんだよなー。だから、虹ヶ丘の入学式で一緒だった時は、マジでビビった」


「……ほう」


 県立星蘭高校は、虹ヶ丘に比べて自由な校風が売りの学校だ。制服も虹ヶ丘に比べるとかなり華やかで可愛いし、校則も緩い。


 体育会系の部活が強いのはもちろん、特に芸術系の部活が強く、設備も充実している。代わりと言っては何だが、偏差値はあまり高くない。部活に打ち込みたい人が行く学校、というイメージだ。


 そのせいか、星蘭は文化祭や体育祭がとても充実していて盛り上がる。保護者は勿論、他校の生徒にも定評があるくらいだ。


(確かに、悠衣の雰囲気には星蘭の方が合ってるかもなあ……悠衣の住んでるとこなら、星蘭高校の方が地理的にも近いだろうし)


 中学生時代の悠衣がどんなだったかは知らないが、入江くんが話していたことが本当なら、余計に星蘭高校へ進学するのが妥当に感じるのかもしれなかった。


 でもまあ、何を基準に進学先を選ぶかは人それぞれだし、別にそこまで気にする事じゃない。私はそう思ったが、入江くんは不意に、きまり悪そうに頭を掻いて言ったのだった。


「……って、あ、やっべー。俺、余計なことまで喋っちゃったかも。悪ぃ、今の聞かなかったことにしてくれねえ?」

「ん? そりゃ、まあ……良いけど」


 でも、余計な事と言ったって、『悠衣が虹ヶ丘に進学したのは意外だった』という、ごく些細な内容だ。何も、聞かなかったことにするほどの話じゃない。


 それなのに、どうして入江くんは、自分がとても悪いことをしてしまったみたいに言うんだろう。


 何だか入江くんの言動に違和感を覚えたけど、当の入江くんは男鹿くんと一緒に私たちの元を離れ、サッカーのゴールポスト前に集まっている男子の集団に合流してしまったので、それきりになってしまった。


(……まあ、いっか。どう考えても、気にするほどの話じゃないだろ)


 やがて、女子の体育の担当教師である新田先生がグラウンドに姿を現し、号令をかけたのを皮切りに、体育の授業が始まった。


 先生の指示に沿って準備体操をし、ランニングをして、バレーの基本動作を確認していく。即ち、サーブやレシーブ、トス、アタックなどだ。私はその全てにおいてレベルが低く、サーブをすれば空振り、レシーブはホームラン状態、トスをすれば突き指、アタックはまずタイミングが合わせられないという絶望的な状態だった。


 ……っていうか、別にバレーなんてやる意味なくない? 別にバレーの選手になるわけじゃなし、体力づくりなら他の競技でもできる。


 バレーなんてさあ、バレーなんて、バレー部員以外、絶対誰も喜んでないよ! 私は心の中でそう絶叫しながら、必死で青と黄の色をしたボールを追いかけたのだった。


 やがて、授業は後半に差し掛かり、二チームに分かれて試合をすることになった。いよいよ真の地獄タイムの始まりだ。バレーの基本動作が全て壊滅的である私が、何かチームの役に立てるはずもない。


 実際、同じチームになる人たちに対して、申し訳ないと土下座したくなるくらいの駄目っぷりだった。


 因みに、悠衣は別のチームだ。確かにサーブは下手だけど、少なくとも私よりは活躍している。


 うう……なんて羨ましいんだ。なんて思っていたら、味方のチームメイトが手を滑らせ、バレーボールは大きく弧を描いてバレーコートの外へ飛んで行ってしまった。そして、サッカーをやっている男子のところの辺りまで転がっていってしまう。


 チームメイトは慌ててそれを拾いに行こうとしたが、私がその代わりを買って出た。何も役に立てないから、ボール拾いくらいはしようと思ったのだ。


「ごめーん、結城さん。ありがとー!」

「大丈夫、気にしないで」


 私は転がったボールを追いかけていって拾い上げると、それを持って踵を返した。するとその時、バレーのコートで女子たちが声を上げるのが聞こえてきた。


「結城さん、後ろ後ろ!」

「危ないよーっ!!」


「ん? 危ない……?」


 一体、何のことだ。立ち止まり、首を傾げる私の背中に、唐突にドスッと衝撃が走った。


「ぐぼぁっ!?」


 私は呆気なく吹き飛ばされ、俯せにグラウンドへと倒れ込んだ。自分の背中に、男子の放ったサッカーボールが命中したのだと分かったのは、それから数秒後のことだ。


「ゆ、結城さん!? マジでごめん! わざとじゃなかったんだ!!」

「おい、大丈夫か!? 結城さん、立てる?」 

 サッカーに興じていた男子の、慌てふためいた声が聞こえてくる。私の倒れっぷりが凄まじかったせいか、男子も女子も、みんな集まって来てしまった。


「りっちゃん、大丈夫!?」

 悠衣に手助けしてもらって、私はどうにか起き上がった。

「大、丈夫……何とか生きてる……」


 すると、他の男子や女子が、口々に声を上げた。

「結城さん、膝! 血が出てる!」

「ホントだ。痛そう……!」


「ああ、これくらい、大したことないって……」


 あんまり周りの人に心配をかけるのもどうかと思い、曖昧にそう答えたが、悠衣はやたら怖い顔をして私の手を引っ張った。


「駄目だよ、保健室行こう! 痕になって残ったら大変だよ!」

「そ……そうか?」

「せんせーい! 結城さんを保健室に連れて行って良いですかー!?」


 新田先生がそれに許可を出したので、私と悠衣は保健室に行くことになった。確かに、歩いてみるとけっこう、ズキズキと膝が痛む。あのままバレーを続行するのは無理だったろう。悠衣が保健室に行こうと言い出した時は、正直、ちょっと大袈裟じゃないかと思ったが、今では英断だったんだなと、心の底から思う。


 保健の先生は、飯田という名前の女性の先生だ。私も実際に会ったのは今日が初めてだが、良い意味でサバサバした感じの先生だった。


「あらー、派手にやっちゃったね」


 飯田先生は、私の膝を見るなりそう言った。まるで、子どもの怪我を診る肝っ玉母さんみたいな口調だ。不思議な安心感がある。悠衣は心配そうに尋ねた。


「先生、りっちゃんの傷、治りそうですか?」

「大丈夫だよ、ただの掠り傷だから。ちゃんと消毒して手当てをしたら、きれいに治る」

「そっかあ……良かったね、りっちゃん!」

「うん、そうだな……って、ぬおおおおぉぉぉぉ……!!」

「染みる? ちょっとだけ我慢だよー。すぐ終わるからね」


 傷口にしみる消毒薬に悶絶しながら耐え、治療をしてもらい、ガーゼを巻いてもらった頃。とうとう授業の終わるチャイムが鳴ったのだった。私と悠衣は、グラウンドに戻ることを諦め、更衣室を目指すことにした。


「ごめん。私に付き合わせたせいで、授業が終わってしまった……」


 何だか、出会ってからというもの、私は悠衣に迷惑をかけてばかりだ。さすがに落ち込んでそう謝ると、悠衣は明るく笑ってそれに応じる。


「もう、いいってばー。あたし、バレー苦手だから気にしてないし。それより、膝の具合はどう? 教室まで歩けそう?」 

「まだ痛みはあるけど、多分、大丈夫」


 更衣室で着替えをして教室に戻ると、私にサッカーボールをぶつけた男子が、真っ先に謝って来た。葛西という名前の男子で、彼も男鹿くんや入江くんと同じくサッカー部らしい。私の背中と直撃したボールに、やたらと勢いがあったのも頷ける。


「あの……結城さん。ほんと、マジでゴメン! 言い訳じゃないけど、まさかあんなとこにいるとは思わなくて……!」


 葛西くんによると、あの時、男子も試合形式のゲームをしていて、白熱する試合についつい、のめり込んでしまったのだという。まあ、夢中になるあまり周りが見えなくなるってことは、誰にでもあるしな。


「ああ……気にしないで。不注意だったのは私も同じだし」

「でも、怪我は? 大丈夫だった!?」

「うん、先生はただの掠り傷だって。普通に手当てしてたら、治るって言ってた」

「そっか、良かったあ……! めっちゃ血が出てたから、スゲエ心配したよ……!」


 そう言うと、葛西くんはグシグシと泣き始めてしまった。私の膝からはけっこう血が出ていたし、自分のせいで何かあったらと思い詰めていたのだろう。私はその肩をポンポンと叩く。


「よしよし、元気出せ。大丈夫だから。……な?」

「う、うん……!」


 その様子を見ていた男鹿くんが、感心半分、呆れ半分といった様子で言った。

「何ていうか……結城さんて、性格が男前だよな」

「え、そう?」

 すると、今度は入江くんが、男鹿くんの意見にうんうんと頷く。


「あー、確かにな。こう……精神的な体幹が、がっしりしてる感じ!」

「何だ、体幹って?」

「胴体の筋肉の事だよ。いわゆる、インナーマッスルってやつ。それを鍛えると、体の軸がぶれなくなって、ぶつかってもよろめいたりしないし、姿勢も良くなって疲れにくくなる。良いことずくめなんだ」

「ふーん……? っていうか、さっぱりワケが分からん」


 生憎と私はスポーツ全体に疎いため、筋肉の話はとんと縁が無い。はてなマークを浮かべる私に、男鹿くんが実に分かりやすい解説をしてくれた。


「入江が言いたいのは、要するに強メンタルって事だろ?」

「あー、そうそう。それそれ!」


(そうか……? 別に普通だと思うけど)


 でもまあ、昔から変わってるとか、女子っぽくないとか、そういう意味のことはよく言われるので、入江くんが言ってるのもつまりはそういう事かもしれない。


 お節介な人とかは、「もうちょっと女の子らしくした方がいいよ」とアドバイスをくれたりもするが、すぐに何も言わなくなる。多分、こいつには何を言っても無駄だと、悟りの境地に達するんだろう。おかげで、基本的に私はどこでも、珍獣扱いだ。


「はーい、ほらほら、ヤローども! そろそろ、りっちゃんを座らせてあげてよ。怪我してるのに、立ったままじゃ辛いでしょ。ねえ、りっちゃん?」

「あ、ああ。そうだな」


 悠衣は、パンパンと両手を叩いて、男子を追い払った。それがちょっとだけ悔しかったのか、入江くんはニヤリと笑って、悠衣をからかう。


「なんだよ、姫崎ぃ~。いい人かよ!」

「いい人だよ。でも、入江は怪我したとしても放置だけどね」

「ひっでー!」


 そんなこんなで、私はようやく席に座ることが出来た。足を曲げ伸ばしすると、さすがにちょっと傷が痛む。ちゃんと処置をしてもらったから心配はしてないけど、私は自転車通学だから、帰宅するのに少し苦労するかもしれない。


「ふう……ひどい目に遭った」

「足の傷、早く良くなるといいねぇ」

「うん、そだな。それより……ありがとな、悠衣。いろいろ助かった」

「いいってば。困ったときはお互い様だし。それに、りっちゃんていつも何かと大変そうじゃん?」


「うう、確かに……低血圧はともかく、花粉症と怪我は、何かに呪われているとしか思えん……」

「あはは、それはさすがに思い過ごしだよー。季節が季節だし、たまたま重なっちゃったんだよ」


 悠衣の言う通りかもしれない、と思う。季節的なものもあるが、たまたま悪いことが重なってしまったのだ。運気とか運勢とか、あまり信じてないが、悪いことが重なる時は確かにある。こういうのは、気にしないのが一番だ。


 それに、私が花粉症になったからこそ、悠衣は私にティッシュを貸してあげると声をかけてくれたのだし、それがきっかけで私たちは仲良くなれた。実際には、悪いことばかりではない。


 すると、ちょうどその時、チャイムが鳴る。次は六時限目の授業だ。


「おー、六時限目か。最後の授業は数学だっけ?」

「あ、やっば! あたし、予習問題、当てられてるんだった。数学苦手なんだよね~。一応、解いてきたけど……。自信ないわー……」


 悠衣はそう言って、肩を落とした。数学の長塚先生は厳しいのだ。おまけに、しょっちゅう抜き打ちテストをするので、全く気が抜けない。生徒の人気はあまりよろしくないが、だからと言って別の先生に変えることが出来るわけでもなく、少なくとも一年は耐えるしかない。


 私は悠衣に向かって、びしっと敬礼をする。

「がんばれ悠衣、健闘を祈る」

「押忍っ!」

 悠衣も敬礼を返す。そして、自分の席に戻っていく。私はそれを見送りながら、しみじみと思った。


(悠衣は本当にいい奴だな……)


 もちろん、怪我をした私に優しくしてくれたからという理由もある。でもそれより、悠衣のさり気なく気を利かせてくれるところが、私は好きだった。悠衣は明るいけど、空気が読めなかったり無神経だったりするわけではない。むしろ私が負い目に感じないように、わざと明るく振舞ってくれるところもある。

 

 悠衣はそういう気づかいができる奴なのだ。


 悠衣の事を知れば知るほど、好きになっていく。それは、悠衣が本当にいい奴だからじゃないかと思う。『いい奴』の定義はさまざまだし、ある人にとっての『いい奴』が、他の人にとっても同様であるとは限らない。でも少なくとも、悠衣は私にとって、気の置けない『いい奴』なのだと思う。


 でも――そう、どこにでもいるものだ。人の悪い風聞を流す、最低なやつというのは。



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