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プロローグ

読んでくださる皆様ありがとうございます。

また、突拍子もなく思いつきで書いてしまったのであまり更新スピードは早くないと思います。




 ―ピピピ―


 規則正しい電子音が俺を叩き起こす。


「…朝か…。」


 俺はあくびをしながらカーテンを開ける。日光を浴びて一応頭の中までスッキリしたらしい。


「さて、夜までゲームするか。」


 そう呟きながらテレビの電源を入れる。俺のライフスタイルは、起きてゲームする。そして、寝る。この繰り返しである。


―ドッカァァン!

「仕事しろぉ!!」


 そんな叫びと共にドアが蹴破られる。


「派手にぶち壊しやがって。アクベンス? 修理費用請求するからな?」

「んなもん、いくらでも出すから早く出勤しろ? 何年引きこもっている気だ?」

「いや、だってアテナ様にポセイドン様×ゼウス様の薄い本買い漁って喜んでいる事バレたら大変ですよね?

って聞いたら、涙流してまで喜んで好きなだけ有給休暇とってください。って言われたから遠慮なく有給休暇をとっているだけだぞ?」

「自分の上司脅して有給休暇とるんじゃねぇ!」


俺の言葉に倍の声量声が来る。


「失礼な。純粋なお願いだ。」


 ふんぞりかえって指摘する俺になぜか彼女はこめかみをもみほぐすようにしてから俺に向かって言い放つ。


「とにかく、さっさと来て出勤しろ。でなきゃ、ハーデス様に永久封印刑に処してもらうように申請するぞ。」


 永久封印刑というのは神族に処される最も重い処罰で人間なら死刑だと思ってもいいと思う。


「よし。アクベンス。俺を永久封印刑に処してくれ。」

「そこまでか! そこまでして働きたくないか!」


 俺の言葉にアクベンスは心底驚いたようだ。そのアクベンスに指をふりつつ指摘する。


「ふ。わかってないな。考えてみろ。指一本動かす事なく過ごす日々。最高じゃないか?」

「最高じゃないか? じゃねぇ!!」


 叫びながらの1撃が鳩尾に決まり俺の意識は遠くなった。

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