表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

1 きっとよい世界です

取り敢えず1話だけ出してもしいい反響があるなら早急に自分が考えてる区切りのとこまで完成させます。

頭で考えても結局なんにもしない人生だった…

 怠惰で怠慢でそのくせ色々偉そうに振る舞って。

 自分でも気持ち悪いって分かってても変われなかった。 

 こうやって…

 こうやって…苦しくても

 嫌でも…一歩進めなくて。

 覚悟出来なくて。

 結局こうやって一人で同仕様もなくって逃げる。

 人に迷惑をかけて逃げる。

 

「馬鹿だな…私って」



人を掻き分けて進む。

できるだけ…タイミングよく。

前に前にでて。


そうして…そこ飛び込む。



**********************************************


〈続いて…次のニュースです。今朝12時頃18歳東京都在住の浅葱あさぎれんさんが、運行中の電車に飛び込み、死亡が確認されました、この件によって運行の状況は……〉



**********************************************


 死んだ…多分あっけなく、跡形もなく、なんなら痛みを感じる暇もなく。

 いや別に自分で飛び込んどいて何言ってるんだって話だけど。

 だが以外だ…死ねば意識なんて消滅するもんだとばかり…

 だがこうやって…普通に意識もある。


 だが身体が動ない…なんだかふわふわして深い水の中に揺蕩ってる感覚だ。

 視界も…真っ暗だ。

 ド直球に言えば気持ち悪い。

 永遠にこれなら凄く酔いそうだ。


**********************************************


 もう何分このままだろうか。

 だか気負っては行けない。

 こういう時長らく待ったと思っても30分くらいしか経ってないもんだ。

 本当に年単位でこれならこれくらいで耐えきれなくなってたら後に地獄を見る。


そんな事を考えていた時だった。

突然…何かに押される感覚に襲われた。

抵抗…なんてしなかった…正確には出来なかった。

ほんの少し真っ暗な視界は変わっていないが光を感じた気がした。

それから皮切りに水に居るような感覚からは抜け出せた。

それと…呼吸の感覚が変わった気がした…というかあの空間で呼吸していたか怪しい…死んだから呼吸しなくて良いもんだと思ってた。


 少し意味がわからないな。

 整理しよう。

 まず考えるべきはあのさっきまでの空間が何だったかだ………


そんな事を考えた時だった。

呼吸仕方が変になる。

と言うかさっきまで呼吸してなかったのに一気に空気を吸ったからか肺がびっくりしたっていうか…

そう言えば今までどうやって呼吸してたか分からない。

なんだかよくわからないが喚いてしまう、ヒーヒーとへんな呼吸しながらギャーギャーー喚いてしまう。


 なんだ?何が起こってるんだ?

 我ながら…凄い…へんな気分だ。

 おかしい…精神的にまいりすぎたか?

 

戸惑いながらもできるだけ平静に考える。

そのタイミングで浮遊感に襲われる。

だが今回は水に浮かんでる感じではなく、しっかりと支えられて持ち上げられてる様な…そんな感覚だ。

…少し落ち着いてきた事によってさっきまで聞こえてなかった物音…いや声が聞こえてきた。

何語かはわからない、だがアクセントから見るに英語ではない気がする。


 これ…さ…もしかしてあのアレなのか?

 創作物でみるあの…

 本当にあるのか?

 いやそうとしか考えられない。


 転生…

 ……本当にあるんだな

 いやまあ、仏教とかでも概念が有るらしいし全くもって否定してた訳では無いが…

 ちょっと信じられないことが起こったな。

 まあ落ち着こう…こういう時はクールにだ…でき…る……だ………け。

 あ…れ?なんだか落ち着いたからか…ね…む……く。

 

再び視界は暗闇に落ちる。

またしても次の光が見えるときまで。

 




 

誤字?多分あるよ知らんけど、気づいてもそこまで気に止めないでおいてくれ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ