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始まり

「話は一旦後でにしてご飯食べちゃお!冷めたら美味しくなくなちゃうから」


 出されたエビフライカレーは凄いボリュームだがとても美味しそうだった。


「そうだね!せっかくだから温かいうちに食べた方がいいよね。いただきます!」


「どうぞ召し上がれ」


 エビフライとカレーあまり目にしない組み合わせだが美味しいもの同士不味くなることはないと思うが目にしない組み合わせに柊は少しびびっていた。


 エビフライを少し切ってスプーンにカレーとエビフライを乗せて一口。


「うまい!」


 一口食べただけでとても満足感がある。何よりとても美味しい。柊のスプーンが止まらなかった。


「美味しいでしょ!」


 陽菜は嬉しそうに言ってきた。


「凄く美味しいよ!」


 あっという間にエビフライカレーを食べ終え、話の続きをした。


「さっきの話の続きだけど,もう一つの日本から来たって本当なの?」


「信じられないかもしれないけど本当なんだ」


「すごいね!パラレルワールドって本当にあるんだね」


 さっきもそうだが全く疑っていない。ここまで早く受け入れてくれるとは思わなかった。


「さっきもそうだけど、陽菜は嘘だって思わないの?」


 そう聞くと陽菜は不思議そうな顔をして言ってきた。


「だって柊は嘘つかなそうだもん」


 そんなことを言われて柊は少し嬉しくなっいた。


「一応このことは陽菜にしか言っていないから内緒にしてもらえると嬉しい。陽菜みたいにすんなり受け入れてくれる人の方が多いと思うから」


「わかった。内緒にするよ」


「柊はさ、ここのこと何もわからないでしょ?これからどうするとか決めているの?」


 確かにこれからどうするかなんて全く考えていなかった。


「これからどうするかなんて全く考えていなかった。聞き込みでもしようとしていた時に陽菜に会ったから。お金もないし。どうしよう」


 そう言うと何かひらめいたかのように陽菜が話してきた。


「それなら家に泊めさてあげる。お金は家のお店で働けばいいよ!人でも足りないし」


 会ってまだ間もない人にここまでお世話になってもいいのだろうか。柊はそんな事を考えていた。


「陽菜、嬉しいけど、それはさすがに迷惑だよ。会って間もない人を」


「じゃあ、これからどうするの?」


 不機嫌そうな顔をして陽菜が言ってきた。


「確かに、行くところはないけど、、、」


「会って間もないけどパラレルワールドのことについて教えてくれた仲じゃん。それにこのことを知っているには私だけ」


「確かにそれはそうなんだけど」


「じゃあ、決まりね!」


 ここまで話が進むとは思わなかった柊は少し驚いていた。


 柊と陽菜の共同生活が今始まった。


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