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追憶②友人その1
僕が通うのは県立星台北高等学校。まあレベルはそこそこ。あ、でも僕の偏差値はそこまで低くないからね。そこんとこよろしく。
2年B組の教室に入ると、「おっーす尚治」「尚やんおはー」「おっーす」この2人は去年から同じクラスの誰かさん...じゃなかった。数少ない僕の友人の萩原孝大と藤田和幸。気さくで去年の4月にずっと1人でいた僕に声をかけてさらに友達にまでなってくれた。びっくりするほど気があう。孝大が「好きな食べ物は!?せーの!」僕たちはあれだよな!って顔をして自信を持って答えた!
「焼肉!」「寿司~」「うどんだよね!」
.....まあ気は合うのだ。