強大な憎悪
なぜ、人間だった頃から俺の嫌な予感は当たるのか。そこまでも俺には誰かと関わること、仲間と思える存在を持つことを決して許されない運命を神は俺に与えたのか。また、失った。仲間が殺された。人間に。いつも俺を邪魔するのは人間だった。俺から全て奪ってきた。もう何度目だ。ーーーかつては自分も人間だったはずだがもう憎む対象以外の何者でもない。憎い、人間が。憎い、まだ飽き足らないのか。憎い、なぜそこまでして。憎い、俺から奪う。憎い、人間が。憎い憎い憎い憎い憎い憎い。人間...人間が、ニンゲンが...人間人間人間人間人間人間ニンゲンニンゲンニンゲンニンゲンニンゲン...!!!!!!!!!!憎い!!!!!!!!殺してやる、誰一人残さずに!!!!!!
「その姿...君も仲間と見える。残念だが仲間は抹殺した。人類の平和のためにね。もう君1人だけだ。寂しいだろうが私に慈悲の心など無い。君を殺すことで我々の任務は完了する。君らはこの世界にいてはいけない存在だ。私たちが始末してあげるんだ。泣いて感謝して私たちに斬られろ。さあ来るんだ。無駄な犠牲を出したくない。」
...そうか...なら答えは決まってる。いや、この憎しみがある以上最初から選択肢なんてない。
「邪魔をするならお前らを全員殺す。お前らこそ行きて帰れると思うな。」
俺は剣を向けた。「そうか。ならたっぷりと痛めつけて殺すとしよう。途中で泣いて謝っても遅いぞ。」
刹那、誰かの声がして意識が飛ばされた。「やあ。で、どうするの、ご主人様。」意地悪な笑顔で具現してきた。




