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呪われしモノ  作者: 成上秋人
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接続章II 組織

「なあ、どこへ行くんだ?」もうだいぶ長いこと歩いた気がする。「ここから入るぞ」そう言ってヤツが入っていったのは不自然な形をしたマンホールだった。俺も続いて入っていったが...

手すりはなかった。そのまま真っ逆さまに落ちていく。「う...わあああああああ!!!!!」


目が覚めると俺は最下層にいた。ただ、周りはよく見える。特に外傷もなかった。「お、起きたか」「...随分と深いところに落ちてきた気がするんだが」「ここが我らが住みついている場所だ。さて、そろそろ会ってもらうとするか。おいゾーゲン、連れてきたぞ」

現れたのは全身に黒を纏った何かだ。一瞬で人間ではないことが分かった。何か禍々しいオーラを感じる。

「ほお、少年か。私はゾーゲン。組織のリーダーをしている。」「俺はな...」「人の名を名乗るのでない。お前は自分が人間であることに憤りを感じているはずだ。」「ああ人間が憎いさ。殺してしまいたい。」「十分に憎悪の心が巣食ってるみたいだな。よろしい。私たちの組織の名は人間殲滅憎装隊。字の通り人間の消滅を掲げ戦っている部隊だ。お前のように人間に裏切られたり人間不信になったモノが集う場だ。お前は人間を殺す覚悟があるか?そしてこの組織で戦うことを選ぶというは、2度と人間に戻れなくなるぞ。」「それでいい。俺は力を望んでいる。」「分かった。では憎装を授けよう。」


ゾーゲンは刀を持ち、こちらに寄ってくる。そして.....

俺の心臓を貫いた。

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