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深•追憶⑦ 失意と決意(大過去)
俺が中学を不登校になったのは中2の後半。卒業式すら行っていない。全てを失い閉じこもった。今思えばなぜ中学が俺に卒業証書をやったのか全く理解できない。今後2度と学校生活を送りたくないと思っていたが、卒業証書、さらには偽装してまで作った成績書を俺にやってきた。つまり、高校へ行けということだ。頑なに拒絶した俺だが、親に高校へ行こうとしないことを怒られ、家でさえ自分がいられる場所ではない気がした。だから俺は親に家出することを突きつけた。だが場所は選ばせてもらえず、親戚がいる石川県に行くことになった。引っ越しに関しては親戚に手伝ってもらい、感謝しているが、誰も信じられなくなった俺はもう関わるなと言った。結局この地に来ても何も変わらない。この過去は一生消えることはない。だから
もう俺は人と関わりを持つことはしない
と決意した。
お読みいただきありがとうございます。
深•追憶編完結いたしました。次は一度幕間を挟んで最後の過去語りを書きます。




