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社会

作者: 雅

これから書くことは経験も浅く、甘い考えの色に染まっていない考えを持った一個人としての意見であるということを踏まえたうえで読んでいただきたいと思う。

この世界にはおかしいところが多すぎている。それは身近なところにもあふれている。

 道路交通法というものがある。

 車の制作会社はどんどん速度を出せる車を製造している。にもかかわらず、道路では40キロ制限や、60キロ制限などといった制御がされている。全く何を考えているのかといいたくなる。会社の言い分としてはそれだけの馬力がないと、いざというとき(急発進などをしなくてはならないとき)に間に合わないということだそうだ。だが、今のご時世そこまでのことがあるだろうか。

 車と人との事故の場合、完全に車が悪いものとされる。人が横から飛び出してきたとしても車が悪いものとされる。これによって当たり屋(最近は聞かなくなってきたが)などと呼ばれる人たちが出てくるのである。学校でも習わなかっただろうか。「車はすぐには止まれない。」こう言っておいて車が悪い。これは不公平どころか矛盾であるともいえる。

 車が急に止まれないのに、人が飛び出してくる。これを捕まえている警察官であっても止まれないことを知っているはずであろう。それなのになぜ捕まえるのか。状況を考慮したうえでどちらが悪いかを選択してほしいものだ。

そして、今現在の社会現象として言えるのは被害者側が泣き寝入りを見るということである。学校のいじめなどもその一部といえるだろう。

 遊びでやっていたことに付け込んで、金をたかられた。それについて親が学校へ行き、先生に言いに行った。だが先生は加害者のほうをいい子だといい、聞こうともしなかった。

 そんなことが、まかり通る先生陣と学校法人に育てられた学生が、どうなるかといったらその先生たち、学校と同じ考えをするようになる。というか、同じような知識と思考を植え付けられることになる。結果的にその子供たちがまた子供を産み、親となってまたその思想、思考を植え付けていく。つまり、現在の親世代は疑問を持つようなことであっても、今の子供たちから見れば普通のこととして捉えていることもある。それこそが、現代社会のまずいところであるはずなのだが、それをまずいと感じない社会になっている。なぜそうなったのか。第一に全日本教職員組合の跋扈。そして民主党、共産党などの政党が国会などで行っていること。それを見ている国民はおかしいと思う人と、それをそのまま自分もやっていいと捉える人といる。現在どちらが多いかといえば、後者のほうが多いといえるだろう。なぜそんなことになっているのか。そして、そうなっている日本の現状を外国が見てどう思うか。それを考えない日本になっている。国単位で言えばこうなるが個々人で考えればただ一言「自己中心的(自己中心主義)」で表すことが可能である。つまりそんな人間が今の国を作っている。結果的に国が崩壊し始めるもとにもなっている。

 料理研究家などと呼ばれる人達がいるが、彼らはテレビの宣伝などでいくらもらっているのかは知らないが、適当なことを言って国民を誘惑する手助けをしている。そしてそれをやらせている会社は商品が売れていいのかもしれないがその商品に使われているものの中に人体に害を与えるものがどれほど入っているだろうか。それを全く言いもせず、ただ「安いから買うべきだ」、「体にいいから(本当にいいかどうかは不明だが)買ったほうがいい」などといって何とか買わせようとしてきている。買った人たちがどうなろうと関係がないといった感じの考え方で、どれだけ売り上げを伸ばせるかが大切だといっているようである。これでは、相手を助けるどころか詐欺にも等しい。

 現在のスーパー、小売店などでも似たようなことがある。

 市場で買えば、数百円も行かないようなものが3倍以上の値段をつけて売られている。しかも値段にみあう商品ならば構わないが、腐り始めたようなものまで利益のためなら構わないといったかんじである。買っていた人がどう考えようが構わない、今儲ければそれでいい。この考え方で、顧客といえるものが付くだろうか。まず無理だろう。しかもそれこそおかしいといえることがある。同じもので千円以下のもので数百円の差がある。同じものを買いにほかのところへ行ってみれば、それが売っていないなんてことが多々ある。

 こんな日本でいいのだろうか。他人はどうでもよく、こき下ろして自分が上にいければそれでいい。レが今の社会である。そして、それをあおるようなことを平然とやってのけるのがメディアである。

 有名にするように仕組んでおくような報道をしておいて、少しでもおかしいことをすれば(でっち上げの場合が大半だろうが)即刻こきおろし、これでもかといいたくなるほどの報道をする。有名になりたてはちやほやしておいてさびれてきたら鼻もひっかけないのがメディアである。

 国民を守るべき警察官でさえも、事件として自分たちが取り上げることができない「つまり、検察に送ることができない」ということだけで、被害者の意見などなかったかのようになる。そして事件になったとしても、平等に見なくてはいけないはずの裁判官が加害者に有利なような判決を下す。それに対してメディアは一言も言わないくせに、被害者の家族の昔のことなど、全く関係のないことまで引っ張り出してきてこき下ろす。加害者に関してはほとんど何も言わないことのほうが多く、言ったとしても一言二言である。

 これほどまでに被害者に対して酷なことをする国はあるだろうか。これでは被害者と加害者の立場が真逆の印象になる。加害者に寛大で、被害者を責める。これが今の日本のメディアなのである。被害者を泣き寝入りさせたままにしておいていいのだろうか。

 ここまで書いてきたことはほんの一部に過ぎないがこの国では普通と考える人のほうが多くなってきている。何の疑問も持たず、上から言われたことをそのまま鵜呑みにして、そのまま受け入れるのが大人の取るべき対応といえるのだろうか。世界情勢、拉致問題などいろいろと解決しなければならないことが多数あるこのご時世である。もう少しこの国について国会議員をはじめ国民も今一度考えるべきではないだろうか。


以上未熟な考えで現代を見た未熟なものです。読んでくださりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 車のくだりは上手い事いいますね(笑) 確かに制限速度以上を出せる車を限定すれば良い話です。 [一言] 立ち回りなど色々とありますよ。 最終的に判断を行うのが人である以上、日頃の人間関係や…
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