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最後の大会
最後の大会まで、もう一週間を切っていた
翔太の気持ちは、最後の大会にスタメンで出場したいその一つになっていた
大会前日、練習後チームで懇親会をおこなった
練習のことを、忘れ楽しく騒いだ
懇親会が終わり、監督に呼ばれた
「この大会が、終わったら本当に辞めるのか」と翔太に聞いた
翔太は迷いなく「はい」と答えた
監督は少し寂しそうに「そうか、、じゃあお前にとっての最後の大会精一杯がんばれよ」といった
本当は翔太は、すこし悩んでいた
野球をするために、入ったソフトボールのクラブだった
だが一年間ソフトボールをやってるうちに
ソフトボールを辞めるのが惜しくなっていた
だが翔太は、野球をどうしてもやりたい気持ちがある
そのため、この最後の大会を、精一杯やることで
しっかりけじめをつけてソフトボールをやめようと考えた
その夜、翔太は明日のことを考えながら眠りについた
そして大会の日を迎えた