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夢の始まり
翔太は初めてプロ野球選手になってみたいと
考え初めていた
翔太はプロ野球の試合を思い浮かべ
そこに今日の自分の姿を照らしあわせてみた
満員のスタジアム、割れんばかりの大観衆
そこで打席に立つ自分
どんなに楽しい時間なのだろうか
どんなに緊張するだろうか
そんなことを想像しているだけで翔太はウキウキした
想像しているうちにいつの間にか
朝になってしまっていた
いつものメンバーと、また学校に向かった
授業中居眠りをさて先生に後で怒られた
友人から「お前すごい笑顔で寝てたぞ」と言われ
とても恥ずかしかった
翔太は夢の中で自分が野球選手になる夢を見ていたため
笑顔になってしまっていた
翔太は次は本当の試合に出てみたいと思った
その日から翔太の練習への熱はよりいっそう強くなった