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魔導士たちの非日常譚  作者: 抹茶ミルク
神樹の森編3 嵐が去って
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STEP 6

 


 Scene6



 人生でこの日ほど驚いたことはない。感心したことも、興奮したこともない。

 今日ほど楽しかった日は、ないのだ。


「あ、空が赤い。あっという間に夕方だなぁ」

「もうじき夜か。そろそろ帰るか?」

「あ……私、長居しすぎた……!」

『大変! 今ごろ大騒ぎになってるよ、きっと!』

「う、うん」


 終わってしまう。あと少しで、この時間も。

 そしてまた始まる。今までの、そしてこれからの日常が。


 そのとき、セレナーゼは……


 ◇◇◇






 レンとジン、そして案内の副隊長からなる男子組は人々で賑わう広場で食べ歩きを敢行し、人目を集めまくっていた。


「ちょっ、レン様、ジン様。人が多すぎますよ!」

「賑やかでいいな! 祭りはこうだろ!」

「祭りじゃないですよ!」


 ずんずんと人目も気にせず先を行き、興味があるものに突撃する二人。そして精神をすり減らしながらついていく財布・副隊長。

 人々はレンたちが全く意に介さないことをいいことに、遠慮なく注目している。


「おっさん、それなんだ?」

「おぉ、今度はうちか! いや、待ってたぜ! 珍しいお客さんだからな!」


 店側もレンたちが食べ歩きをしていることを知っており、むしろ来るのを楽しみにしていた節もあるほどだ。


「そーか! で、それは?」

「ハーブバードの薫製肉さ!」

「ハーブバード?」

「おうよ! 香草を食べるからこう呼ぶんだ。各地を旅していろんな香草を食べるんだが、まぁどんな香草をたくさん食べたかで肉の味も変わる。食べてみなきゃ分からない、面白い肉だぜ?」


 ハーブバードは別名くじ鳥とも呼ばれ、人によってはアタリとハズレがあるのが特徴だ。香草を主食としているため肉には特徴的な香りが染み付いている。


「なるほど。いー匂いがするなー!」

「そうだろう? 香りが違うのが三種類あるが、どうする?」

「そりゃもちろん!」

「二つずつくれ!」

「まいど!」


 副隊長がお金を払った。


「うめー!」

「ホントだ! いいなこれ!」

「はっはっは! 一口でペロリか! もっと味わえよ!」

「すみません……」

「気にしてねぇよ、副隊長さん!」


 こんな感じのやり取りはすでに十回以上繰り返されている。レンとジンは次の店を求めてまた歩き出すのだった。





 一方の女子組は武器屋を出たあとも、目についた店に片っ端から突撃をかけていた。


「ふーん。やっぱり魔道が生活に深く根差してるな」

「外はどんなふうなんだ?」

「分けられてる感じだよ。魔道具もここより高いし」

「やっぱり広いですから、ここみたいに技術の伝播も遅いっていうのもあると思うです」

「なるほどな」


 などと雑談に興じつつもソリューニャは目的をもって動いていた。

 その目的とは、旅の準備だ。主に消耗品は定期的な補填が望ましく、武器屋もその一環でしかない。


(あとは、衣類。でもアタシが着れそうなのはないよなぁ。リリカと、あとはミュ……)


 その買い物リストの中に自然と入っていたミュウのもの。それに気付いたソリューニャは苦笑しながらそれを追い出した。


(ふふっ、なんだかんだですっかり馴れちゃってるね。そうだよな、ここでお別れだった……)


 ソリューニャがちょっとセンチメンタルな気分に浸っていると、人混みの向こうに男子組の姿が見えた。


「あっ、レンさんたちなのです!」

「手に何か持ってる! おいしそう!」


(……ま、今は楽しまなくちゃね)





 結局合流することになった彼らは人混みを抜けて森の奥へ進んでいた。

 目的は天然の温泉だ。フィルエルムは山脈が近くにある関係でいくつかお湯が湧く泉があり、そのうちの一つがここだという。


「ここは?」

「温泉だ。ここだけは国が管理していてな、たまにお忍びで女王様などが来られる」

「今は誰もいないみたいですね。折角ですから封鎖かけましょう」

「貸し切りってことか! なかなか豪勢じゃないか」


 こう見えてお風呂が大好きなソリューニャが思わず大きな声を出す。


「あはは。ソリューニャ、意外と女の子っぽいんだよねー」

「ギャップがすごいのですよねー」

「こらこら、アンタらは普段アタシをどんな奴だと思ってるのかな~?」

「ひゃーー!」

「ごめんなさいですーー!」


 ソリューニャは普段は忘れられがちだが、甘いものやお風呂に目がない。戦闘を除けば年頃の女性らしい嗜好なのだ。


 リエッタは管理人に話を通すと、女子組を連れて女湯の方に消えていった。副隊長の案内で男子組も男湯の方へ。




「おおおお! 広いーー!」

「わぁーー! 湯気が真っ白だーー!」


 常時ハイテンションなリリカと、はしゃぎモードのソリューニャが我先にと飛び込んだ。大きな水柱が立ち、水面が大きく揺れる。

 男湯と女湯は大きな温泉を一枚の仕切りで別けただけのものらしく、すぐ隣からはレンとジンがはしゃぐ声が聞こえてくる。


「久し振りに来たのですよ。リエッタさんは入らないのです?」

「私が遊んでどうするのですか。しっかりと見張っておきますので、みなさんと疲れを落としてきてください」


 リエッタはそう言うと少し離れたところへ移動した。


「……リエッタも一緒の方が楽しいのに」

「そうですよー」

「役割はこなさねばなりませんし。悪いですが遠慮させてもらいます」

「……気にしなくていいのになぁ」


 リエッタは熱気に当てられて汗をだらだらかきながらも、腕を組んで仁王立ちしている。ここまできたらそれは入りたいことだろう。リエッタは立っていてもどこか落ち着かないように見える。

 しかし隣ではレンとジンが副隊長を湯に引きずり込んだようだ。


『だははは! 見張りなんていらねーって!』

『おめーも入っとけって!』

『わっ、や、やめっ……!』

『はいせーのっ』

『どっぼーん!』

『うぼごごごごご!』


 憐れ副隊長。あの様子だと装備一式を着けたまま落とされたようだ。


「うわー。楽しそう」

「楽しそうなのです」

「だよなぁ。楽しそう」


 男子組も無茶苦茶だが、女子組もこんな感想が出るくらいには染まっていた。


『あーあ、びしょ濡れじゃないですか……』

『バカ野郎。風呂は脱ぐもんだ』

『そーだそーだ。着てるお前が悪い!』

『……はぁ、仕方ありませんね。では僕も入りますから、脱いできます』

『おう! 最初っからそうしてろっての!』


 それなりに惨状だっただろうがたくましいことに副隊長は従うことに決めたようだ。

 ほどなくして男湯からはくつろぐ副隊長の声が聞こえてきたのだった。


「あ……あいつ……っ! 何をしているのだ……っ!」


 これに黙っていられないのはリエッタだった。

 部下がすぐそこで役割から外れたことをしているのだ。上司としては説教くらいしたいのだろう。


「……っていう風には見えないよね。あれはどう見ても……ねぇ?」

「です。羨ましいから怒ってるのが手に取るように伝わってくるです」

「悔しそう~」


 怒りで震えているようにも見えるが、恐らくうずうずしているのだろう。それでも健気に我慢する姿からリエッタの真面目さがよく分かる。


「……やるです?」

「やってあげようよ!」

「じゃ、やるか」


 三人の意見が一致した。


「……ん? お前たち、もう出るのか……て、え? なぜ私に近づいて、ちょっ、ミュウ様までなにを……え、まさかお前たち」

『せーのっ』

「にゅやぁあ~~!」


 ドボン!


 空中浮遊からの豪快ダイヴ。

 お湯から顔を出したリエッタは三人からの拍手で迎えられた。


「おめでとう」

「何がだーーっ! いきなり何をするんだーー!」

「だって入りたがってたから」

「そそそっ、そんなことはななない!」

「無礼講で行こう」

「ですっ」

「うがぁーー!」


 ソリューニャたちだけならともかくとして、ミュウにやられてしまうと一気に反対が難しくなる。

 なんだかんだで嬉しい気持ちを隠そうとじたばたするも、三人から駄々っ子を見つめる優しい眼差しを向けられるとそれすら恥ずかしくなってしまい、


「う、うぅ~……脱いでくる」

「やったぁ!」

「最初っから素直になっときゃよかったのに」

「か、勘違いするなよ! 仕方なくだ!」


 最後には折れるのだった。


 ◇◇◇





 観光は大いに盛り上がり、城に戻ったのは日がすっかり傾いてからだった。赤い光が木々の間から差し込み、昼とはまた違った趣をもって帰り道を彩る。


「どうでしたか? お疲れのことと思いますがこのまま今朝の部屋へ来てください」

「分かりました」

「ミュウもいらっしゃい」

「わ、わかりました」


 セレナーゼ自らお出迎えという、地味にレアな光景にももう怯むことなくソリューニャは返事をした。


 そして、再びこの部屋だ。既にヘスティアが待機しており、一日はしゃぎ回ったはずのレンたちもすぐに騒ぎだした。ミュウはヘスティアに少し驚いたが、セレナーゼから簡単に説明されて納得したようだ。


『みんな~!』

「ヘスティア! 今朝ぶり!」

『あはは。すぐまた会えたね!』

「おー! フィルエルム面白かったぞ!」


 さて、今回呼ばれた理由はなんでもない、夕食の誘いだった。


(……ん? なんでもない、か?)


 フィルエルムの女王と夕食という異常事態にふと正気が戻りかけるが、自己防衛のため感覚は麻痺させておくことにした。

 しかしそれとこれとは別問題、夕食の誘いを受けるべきかは迷う。


「どうでしょうか?」

「えー、アタシは構わないんですけど……」

「お母様。こう言うのもなんですけど、あまりオススメできないのです」

「あら、なぜです?」


 不思議そうなセレナーゼに、ソリューニャとミュウが説明を試みる。


「その、マナーとかそういうのがちょっと……です」

「無茶苦茶食べますよ、こいつら。夕食というか、宴会になるかと……」

「あら、うふふふ。じゃあいっそ宴会にしてしまいましょうか」

「宴会!?」

『宴会!?』

「ええ。いろいろなことが重なってしまいましたし、ここは派手にやってしまいましょう」

「賛成っ! 宴だってよジン!」

「負けねぇぜ、レン!」

「何の勝負!?」


 セレナーゼの思いきった提案はさっそく城中に通達され、大急ぎで宴会の準備がされることになったのだった。







「……なんだこれ」

「人がいっぱいいるー!」


 大きなロビー、そこが急造の宴会場だった。豪華な会場にドレスに着替えたソリューニャとリリカが目を丸くする。

 たった数時間でロビーは見事に様変わりしていた。長いテーブルが並べられ、大勢の人がそれを囲んでいる。皆それなりの格好で臨んでおり、ここが城であることを再確認させられる。


「ソリューニャー! リリカー!」

「こっちだーー!」

「レン! ジン!」


 長いテーブルの端に座るレンとジンが手を振ってきた。リリカは手を振り返すとソリューニャの手を引いて螺旋階段を降りた。


「遅ぇよ」

「着替えてたの! 見てみて、ほら!」

「似合わねぇ」

「なんですって!」


 リリカもソリューニャも女だ。レンやジンの粗野な空気に毒されていてもこうしておしゃれに力を入れるのは自然なことである。


 と、そんなやり取りをしていると正面の大きな扉がゆっくりと開かれてセレナーゼとミュウとフェイルが正装で現れた。

 それまで会場を覆っていたざわめきがピタリとやみ、その三人に注目が集まる。


 注目を受けて微笑をたたえたセレナーゼが静寂の中で口を開いた。マイク型の魔道具で拡張された声がロビーに響き渡る。


「私の急な要望に応えてくださり、感謝してます。さて今回、このような場を設けた理由はいくつかありますが、大きなところを挙げてゆくならこの国やミュウの無事にということになるでしょう」


 マイクを受け取りフェイルがその言葉を繋ぎ足す。


「あとは、お母様が回復なさったことに対しても。そして未だに戦いを続けてくれているみんなへの感謝も」


 再びセレナーゼにマイクが渡り、セレナーゼはマイクをレンたちに手渡した。


「ここは今回の最大の功労者である彼らに乾杯の音頭をとってもらおうと思います」


 皆は一斉に飲み物が入ったグラスを手に取り、乾杯に備える。

 その様子に緊張を隠せないソリューニャがマイクをとって恐る恐る口を開いた。


「あ、あー。んんっ。じゃあ、女王の回復と、王女の無事と、みんなの健闘と……」


「じれったい! 貸せ!」

「あっ、ずりィぞレン! 俺にもやらせろ!」

「ジンてめぇ! 渡すか!」

「よこせぇ!」


 ソリューニャの声に被さるようにして響き渡るレンとジンの声。グラス片手に聞いていた方は思わず脱力してしまうようなやりとり。

 そして最後にはひどく拍子抜けな、それでいて彼ららしい一言が同時に放たれたのだった。


「「乾杯ッ!!」」


 掲げられた二つのグラスから琥珀色の宝石がこぼれる。

 威勢のいい叫びにつられ、はじめは戸惑っていた者たちも一斉にグラスを掲げたのだった。


『乾杯!!!』


 宴が始まった。







「おかわりっ!」

「これもうめぇ!」

「どんどん持ってこーい!」

「ひぃ~っ! たっ、ただいま~!」

「わはははは!」


 レンとジンが次々と料理を消化していく。


「ねーねー。ヘスティアはいないのー?」

「ごめんなさいね、リリカさん。人前では見せられないのです」

「そっか、残念……」

『ところがじゃーん! ここにいまーす!』

「え、声だけ!?」

「うふふ。“姿”は見せられません」

『いーなー。私にも体があったら食べられるのにー』


 リリカはヘスティアと話せて満足そうだ。


「ソリューニャ様」

「んん、アンタはたしかミュウの執事の……」

「アーマングでございます。今回のことは本当になんと申せばいいのやら……」

「あはは! 気にしないでいいよ」

「えぇ。それで、お酒などは飲まれますかな」

「え、アタシ? そういえばもう成人してたな」

「ここに秘蔵の一本がありまして。まぁ、手に入れてから飲む機会もなかったのですが、いかがでしょう? ここで開けてしまうというのは」

「いいのか?」


 ソリューニャはアーマングに誘われて酒を飲んでみるようだ。


「お母様やお兄と食事っていうのも久し振りなのです」

「そうだな。外の食事はどうだった?」

「うーん、楽しかったです。外ではいつも皆さんと食べてたですから。さすがにこの人数は初めてですけど」

「楽しかった、か。憧れだったもんな」

「はい!」


 ミュウは家族との食事というものに浮かれているようだ。


 それぞれが思い思いに楽しむ中で。


「レン~ジン~。それ美味しそうじゃないか~」

「お? ソリューニャ。顔真っ赤だけど」

「いっただき~!」

「あーーっ! てめ、最後の一つ!」


 珍しく騒動の中心になったのはソリューニャだった。


「なんだ~? 別にいいだろ~? いつもアンタらのせいで苦労してんらから~このくらい~」

「あっ、こいつ酔っ払ってやがる!」

「あはははは~」

「こいつっ!」


 呂律も危ういような状態でソリューニャがレンたちに絡み出したのだ。当然黙って絡まれるわけもなく、レンたちもヒートアップ。

 見かねたリエッタが止めに入るも、


「こら、やめないかお前たち」

「うるせーぞガキ!」

「な……っ! 貴様ら……! 今度という今度という今度は許さんぞーー!」

「かかってきやがれーー!」


 子供メンタルの彼女も参戦するという結果に。


『なんか騒がしいねー』

「あははは。いつものことよ。まぁ、慣れちゃえばどってことないし、ここはどっしり構えて大人な……」

『あっ、リリカちゃん危ない!』


 テーブルに隠れて密かにお喋りしていたリリカとヘスティアのもとにも火の粉が降りかかる。


「にわあーーーー! よけろーーー!」

「え? うわーーっ!?」


 本日二度目の飛行体験をしたリエッタがヘスティアをすり抜けてリリカに直撃。ヘスティアは咄嗟に姿を消し、あとに残されたのは目を回したリエッタと大きなたんこぶをこしらえたリリカのみだ。


「ふしゅ~ぅ……」

『り、リリカちゃん? どっしり構えて……』

「仕返しじゃーーい!」

「待て待て待てーーーー!」


 リリカの本質がどっち寄りかは言うまでもないことだった。

 再びリエッタが投げ飛ばされ、今度はジンにぶつかったようだ。


「ぶべっ!」

「いっつつ……じ、ジン?」

「……なるほど。そういうルールか」

「え? ちょ、もう読めた未来が。だからやめて頼むからぁぁぁぁぁ!」

「おりゃああああああ!」


 こうして始まった投擲合戦は、レンたちどころかたまたま周りに居合わせただけの人々を巻き込み拡大していった。


「ミュウ……いつも通りなのか? これで?」

「だいたいいつもこんな風になるですよ」

「お前は参加しないんだな」

「命は大切に、なのです」

「ちょっと笑えないんだが」


 初めっから分かっていたと言わんばかりのミュウが落ち着いてジュースを飲んでいたから、フェイルも黙ってグラスに口をつけた。二人の目の前を横切る様々に目を瞑りながら。


「うおりゃ!」

「おたっ、お助け~!」

「次の弾は誰だー!」

「俺を投げて下さいソリューニャさん!」

「こらーー! 暴れるなーー!」

「大変だ! リエッタ隊長が泣き出したぞ!」

「負っけないよぉーー!」

「あははははは! 世界が回る~~!」

「こら、止めんかーーっ!」


 一息ついて、ミュウがフェイルに笑いかけた。


「でも、楽しいのです」

「……確かに、な」


 二人の頭上をまた誰かが通過していった。

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