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魔導士たちの非日常譚  作者: 抹茶ミルク
カキブ編1 街並と竜人
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閑話 本作における魔法魔術魔導について

 

 

魔力と魔法と魔術と魔導についてです!

 この話における魔法は日本で広く認知されているものとは言葉の意味がちがうのです。

 ややこしいですね。まとめました。



 魔力。


 精神という不確かなモノから生成される、エネルギーのようなもの。その実態は存在していたりいなかったり、質量を持っていたり持っていなかったりする。

 また、人によって異なる色が付いている。全く同じ色というのも存在する。血縁で色が似ることもある。また、色が途中で変わることもある。

 今のところ、ソリューニャが薄めの赤、ソリューニャ父が濃いめの赤、襲撃者(背が低い方)が濁った白であることが分かっている。



 魔法。


 精神から魔力を生成する技術。習得にはある程度の素質が必要。それさえあれば数年の修行で習得できる。かかる年数や一度に生成できる量には差があるが、鍛錬によって変化する。これを習得した人のことを魔法使いという。

 魔力を生成する以上の技術は含まない。魔法使いは魔導具を使用したりできる。また、魔方陣に魔力を注入したりできるのも魔法使いから。

人類の二割ほどが魔法使い。



 魔術。


 魔法で生成した魔力を操る技術。操るといっても、飛ばしたり火に変換させたりすることではなく、体に留めて身体強化を施すくらいのことを魔術と呼ぶ。便宜上身体強化そのものを魔術と呼ぶことが多い。

 身体強化の仕組みとしては、「強化」という意識のもとで生成された魔力を纏うから。自己暗示の進化系。

 他にも、魔力を身体の一部に集中させてその部位の能力を著しく上げたり、「強化」以外の自己暗示を施したりできる。(例としては、瞬身使用時における「摩擦軽減」など)

 また、これを習得した人を魔術師という。リリカが該当。

魔法使いの四割は魔術師。



 魔導。


 空を飛ぶ、火を出す、魔力の塊を飛ばすなど、我々の世界で「魔法」と呼ばれている技術全般のこと。詳しくは本編の描写にて。

 これを習得した人を魔導士という。レンやジンが該当。

魔術師の二割が魔導士。



 魔力を体から離すには魔導でそういったものを習得するしかない。

 また魔力を通さない物質が大多数で、今のところ魔法使い以上の肉体や魔導水晶、特殊な金属(ソリューニャ父の剣など)くらいしか魔力を通すものが出ていない。




 おまけ。



 襲撃者のナイフ投擲


 魔術によって強化されたナイフを投げる。このナイフは魔力を通す。その威力はパルマニオ最強レベルのガードを突破できるほど。正確な投擲は彼自身の技術によるもの。



 竜の鱗(ドラゴンスケイル)


 パルマニオの竜人族に伝わる魔導。竜の鱗を模した魔力で対象を覆う。鱗は使用者の魔力色。

 魔術がものを金属にするイメージなら、竜の鱗は鎧を装着するというイメージ。そのため、竜の鱗で外を守りつつ本体は魔術で強化、という二重展開もできる。その場合の難易度は高い。ただし、魔力を纏えない(通さない)物質には鱗も纏わせられない。逆に言えば魔力さえ通れば可能である。



 土遊び


 魔力を土に混ぜ、それを単純な動きのみで操る。動かした後は魔力が自然消滅するため、術者が死亡した場合もつくりがしっかりしていれば崩れることはない。簡単な魔導だが、魔力を体から離して操るうえ、普通なら魔力を通さない「土」に魔力を混ぜ込むため、修得には相応の努力がいる。



 慣れるまでは読みにくいやもしれません。質問がございましたらお気軽にどうぞ。どんな質問にも真剣にお答えいたします。

 それでは今後ともよろしくお願いします!

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