表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導士たちの非日常譚  作者: 抹茶ミルク
時を超えし因縁編
141/256

登場人物紹介 4 時を超えし因縁編

 

クロノス

 ヒバリたちの所属するギルド。それ以上の情報は作中では明かされていない。



ヒバリ

 すらりとした大人の女性で、ミツキたちのまとめ役である。ブラウンのミディアムヘアーで、毛先はウェーブがかかっている。また明るいブラウンのメッシュも入れている。空を飛ぶ関係で厚着をすることが多く、スカーフを巻いている。たまにゴーグルも着ける。一人称は「(わたし)」。

 穏やかな性格。飛ぶことと鳥が好き。鳥たちと心を通わせ、また彼らを深く理解している。また調教師でもあり、鳥たちに笛の吹きかたで多様な指示を出せる。

 魔力色は茶に近いベージュ。魔導は「空飛ぶ魔法使い(フライングウィッチ)」で、空を飛ぶ際の負担を減らす様々な効果が一纏めにされている。自分以外も対象にできる。他にもいくつか魔導を作っており、特殊な音を出す指笛で離れた鳥たちを集めることができたりする。

 移動能力が高く、今回のような遠方への任務へはよく行かされる。しかし自身に戦闘の心得は一切ないため、ミツキのような戦力と組むことも多い。


ぽっぽ

 人一人乗せられる大きな鳥。ヒバリとおそろいのスカーフを巻いている。


アイ

 目付きが鋭い。


グレイ

 尾羽が灰色。


キャップ

 全身黒だが頭だけ帽子を被ったように青い。



ミツキ

 精悍な顔立ちとくすみのない金髪の青年。レンたちよりやや年上で、19歳。故郷である島国、日の丸の文化が抜けきっておらず、懸衣式の特徴的な服装をしている。一人称は「おれ」。

 性格もよく見た目もよく、スペック的に欠点がない。首なしの虫人間に肝を冷やすなど、感性も極めて普通。しかし幼い少女に興奮する。隙あらばミュウに飛び込もうとする。そして必ず阻止される。自称、節度あるロリコン。

 戦闘能力は極めて高い。刀という片刃の剣を使う。魔導は異空間に刀を仕舞い、思い通りに出し入れできる「千本刀(せんぼんがたな)」。異空間に物を仕舞う魔導は割とオーソドックスで、彼のはそれを刀剣類に限定して調整した学習発現である。



マオ

 ショートの金髪で、前髪を分けて赤い髪留めを着けている。広めの額といつも眠そうな半眼がチャーミングポイントな美少女。ハートのピアスを着けている。お洒落に余念のない18歳。一人称は「(わたし)」。

 努めて常識人。ミツキの暴走からミュウを守る。人当たりもよく、レンたちともすぐに打ち解けた。

 魔力色は黄に近い橙。魔導はバリアを張るというもの。バリアによる防衛特化。能動的に敵を倒す手段を持たず、ミツキのような戦闘タイプの魔導師と組んで初めて戦力となる。サポーターとしては極めて優秀。



ギルドマスター(本名未出)

 作中のミツキの回想にて、眼鏡、引きちぎりたい茶髪の天然パーマということが判明している。

 ヒバリたちに研究施設の調査を頼んだ人物。行って見てこいと言っただけで、どのような意図があってそのような適当な命令をしたのかも不明。ヒバリ曰く「いつもそう」。


◇◇◇


NAMELESS

 秘密結社。「組織」の正体。リーダー、構成人数、本拠地、活動目的など多くの情報が不明であり、一般人はその存在を知らない。存在を知る一部の為政者や権力者たちから秘密裏に依頼を受け、政治や紛争などのためにメンバーを派遣することも。また下部組織を多く従えており、後述のウィミナらはNAMELESS本体の所属ではない。

 個々の能力は極めて高く、依頼を受ければ結果残す。しかし依頼によっては国が傾くほどの大金を報酬額として提示することもあるといい、実際にそれで国一つ潰したという都市伝説もある。



カルキ

 金髪、色白で線の細い美青年。いつも飄々とした振る舞いで笑顔を貼り付けている。両耳に緑のピアスをつけている。白いコートを着用し、杖型の「仕込み刀」を所持している。

 相棒のハルのことを大切にしており、ピンチには自身の身すら投げ出すほどの動揺を見せる。ジンらを同類と呼び、同じ「人殺しの眼」を持つと気に入っている模様。

 レモン色の魔力。魔導は刀身に纏わせた魔力を放つというもの。魔力は三日月状の刃となって高速で飛ぶ。簡単な仕組み故、発動に必要な条件は特になく名前もついていないが、カルキ自身の性能により一撃必殺の魔導へと昇華している。飛距離、切れ味、スピード、連射性能、消耗、隙の小ささなど戦闘的観点からは極めて優れており、暗殺や白兵戦などあらゆる状況で常に高い性能を誇る。



ハル

 左に流れた白髪の青年。前髪で隠れがちの目から頬にかけて涙痕のような赤い刺青を入れている。無口だがカルキや後述のナーガに関することでは声を荒げることもある。黒いマントに身を包み、マントやベルトには武器が大量に仕込まれている。

 相棒のカルキとは互いに深く理解し合っており、彼のことを大切に思っている。

 薄い群青の魔力。戦闘を本職とする魔導師としては魔導のキャパシティーが小さく、自身の魔力を氷のように凍らせることしかできない。保有魔力も少ないため、主に魔術を使った接近戦で消耗を抑えている。

 リーチの短さや魔力量などの弱点をカバーするため、「カートリッジ」という小さな武器を使用する。これは魔導水晶を利用した武器で、魔力に指向性を与えることで様々な形状に変化させる。ハルはこれに魔力を溜めておき、放出された魔力を凍らせて氷の剣などの武器として扱う。



ナーガ

 人間と同等以上の寿命があり、生きている限り脱皮を繰り返し成長を続けるという「王蛇」。金の瞳と白い鱗を持つ。この個体はミツキの見立てでは100年を優に超える年歳であり、全長数キロという伝説的な大きさを誇る。

 知能が高く、人の言葉を解する。作中では本来の生息環境からかけ離れた土地までカルキとハルを運んだ。誇り高い種族であり本来人を乗せるようなことはあり得ないが、カルキたちとの間に何があったのか、大人しく従っているどころかハルを救おうとするような行動もとり、一方で自身が死んだときにハルが涙を流すなど固い絆があった。

 生物としてはその巨体を維持するために魔力を使う、いわば魔獣に分類される。漆黒の竜、双尾に敗れ死亡。



“目”

 129話「ENEMY 5」より。存在のみ示唆された、NAMELESSの一員。



NAMELESSの下部組織(組織名不明)のメンバー


ウィミナ

 現在は「派遣」としてカキブに仕える。実力的にはカルキたちに劣るものの、人類の中では十分に化け物クラス。

 登場人物紹介に載るのは三度目にして最多。



ディーネブリ

 元アルデバラン団員で、現在はウィミナとチームを組んでカキブに仕える任を負っている。

 同じく登場人物紹介に載るのは三度目にして最多。



アルマンディア

 ウィミナとチームを組んで、「派遣」としてカキブに仕える。戦闘能力はウィミナに劣るが、全体で見ればかなり強い方。


因縁編、つまり天雷編の前章の人物紹介です

次の章もお楽しみくださいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ