表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

ー2

「お妃様、ハル様。お帰りなさいませ。こんなに長い時間何処へ行っておられたのです?」

城に戻ると何処か少し慌てた表情の女中たちがいそいそと迎えにきた。


「少し近くの丘の方まで春先に咲くカユリの花を摘みに行っていたの。あれはとても良い痛み止めの薬になるわ。」

「ハル様、怪我をして戻られたフィオン様を心配しておられましたものね。」


「はい…どうしても何か役に立ちたくて……。」


「ハル様!妃様!やっと戻られましたか!陛下がお呼びですぞ!」

そう言いながら女中達より遅れて奥から現れたのは

黒いスーツに身を包み白髪交じりの洒落た口髭をはやした執事。

姿勢の良い筋肉質な身体つきはとても70を過ぎた老人には思えない。


「父様が?」

「あら、珍しい事があるものね。」


「何でもカミラ様のご婚約の件で…。」

それを聞いた母は穏やかな表情から一変しさも不快そうに眉間にシワを寄せる。

「カミラが?私本人の口から何も聞いておりませんわ。どういう事なのかしら。母に相談も無しに……。ハルは何かカミラ姉様から聞いていて?」

「いいえ、僕も初耳です。」

「とにかくあの人に聞いてみなくては。行きましょう、ハル。爺、案内をお願いしてもよろしいかしら?」

「はい、もちろん。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ