ねぇ、だいすきよ

ねぇ、だいすきよ。

あなたに出会って、それは一目ぼれだったんだけどこんな風に幸せになれるなんて思ってもみなかった。

一目ぼれってそういうものよね？

叶えばいいって思いながらいるのに、どこか心の片隅で誰かが

「あの人に好きな人が居たらどうするの？」

「もしかしたら、みんなが知らないだけで彼女が居るかもしれないよ？」

って小さな声で呼んでくるもんだから、あたしまでそう思えてしかたなくなるわ。

そういう時は、決まってあたしは首を振る。

そうしないと頭からなかなか消えてくれないもの。

でも、他の人がそこを見れば何してるんだろうって思ってるかもしれないわ。

思われてても仕方ないのかもね。

片思いをしてる時は、とてつもなく毎日が不安で不安で仕方なかった。

なんて言うのか分からないけど、いまから何か起こりそうな予感がいつまでも付きまとって離れないようなもどかしさ？

それに胸を突くような痛み。

ドンって心臓だけどこかへ行ってしまったくらいの振動があたしを襲ってきて、息もできないの。

本当に、命がけって言ってもいいくらいね。

・・・それは少し言いすぎかしら。

でも、そんな痛みには誰も気付かない。

それは分かってるのに顔が真っ赤になってしまうの。

あたしの昔からの悪い癖。

直そうと思ってるのに、そう簡単にはいかないものね。

あなたと目が合ったりなんかしてしまった時には、もう動揺が隠せなかったわ。

その時、あなたはあたしの気持ちに気付いていたのかな？

何度かしゃべったよね。

元々、あたしとあなたは幼なじみまではいかないけど前から知ってる仲だったし。

どきどきで胸は締め付けられていたけど、すごく毎日が嬉しかったわ。

それでも、あたしは突然名前に「さん」がついたのは悲しかった。

やっぱりみんながそうだとそうなってしなまうのね。

少し距離が開いて、遠くなってしまった気がしたの。

分かってたけど、いつもみたいに呼んで欲しかった。

いつまでも胸がときめく期間が続いて、もどかしい気持ちがいつまでもあった。

伝えたくてもなかなか伝えられない気持ちを味わったのなんていつぶりだろうと思ったわ。

その時も、あたしの中であたしの気持ちがどこまでも高ぶってあなたがどう思ってくれていたかなんて考えられもしなかったの。

あなたが告白をしてくれたあの日、いまでも覚えているわ。

あれはクリスマスの日だったね。

あなたがあたしの事を好きだと言ってくれただけで、涙が溢れてしまって止まらなくて本当に自分でも分からないくらいにパニックでただ顔が真っ赤になっていくのだけ感じて慌てて顔を背けたのをいまでも思い出すわ。

あなたがあたしを見てくれていたのが嬉しかった。

それからこうやって付き合っている。

いまは、あなたの愛を感じて何もかもが幸せ。

この幸せで安心した空間がいつまでも続きますように。

もしかしたら、そうはならないかもしれないことはちゃんと分かってる。

また幸せに泣いてしまいそうになるけれど、ずっと２人でいようね。

あたしを見ていてくれてありがとう。

ねぇ、だいすきよ

いつまでも愛してるわ。

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想いのままに書いてみました。

あたし自身の想いがひどく重なっていますが、そのまま受け止めてくれれば嬉しいです。

よければ感想もください。