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第31.5話 レオナ視点

どうもレオンの様子がオカシイ。

アイツは非常に分かりやすいからな。

LvUPの為の探索を始めるときも、バレバレだった。


で、最近どうもLvUPの探索が終わった後、何かしているようなんだ。

まぁレオンも10歳を過ぎたし、エッチな事に興味を持つ年頃なのかもしれない。

とはいえ、周りに私とかノンが居るんだ。

これは見逃せないだろう。


そういうことで今日はノンと一緒にレオンを見張っている。

さっそく出てきたな。

キョロキョロと周りをうかがっている。

これは非常に怪しいな。



「よし!行くか!」

「で、どこに行くピコ?」

レオンが非常に驚いている。

あ、ノンが蹴飛ばした。


で、どこに行くか聞いている訳だが

適当に誤魔化そうとしているのバレバレだ。

やはり変な店に行こうとしていたのだろうな。

迷宮探索で金だけは持っているからな。


レオンが逃げ出そうとしたので、肩を掴んだわけだが

ついつい力が入ってしまうな。

まぁこれもレオンが悪いわけだから、しょうがない。

更に力を込め始めると


「痛い!痛い!言いますから、ちょっと力弱めて!

 ・・・はぁ痛かった」

「で、レオンはどこに行くピコ!」

「えっと迷宮に・・・」

「まだ嘘をつくのか。そういうレオンには・・・」

「待って待って!本当に迷宮に行くんですよ!

 ただ強い方に行くんですけど・・・」

「何で強い方ピコ?しかも、こんな夜になってから行くピコ?」


あれ?どうも変なお店ではなく迷宮に行くらしい。

詳しく聞くと、迷宮で手に入る薬が欲しいみたいだ。

他にも強い方の魔物に止めを刺すと、アイテムが手に入るとか変な事を知っている。

ここはノンと相談した方が良いかもしれない。


「なるほど。このバングルは、それで手に入ったって訳だったのか。

 ・・・あーちょっと待ってろ。少し相談するから」



「なぁレオンおかしくないか?」

「レオンがおかしいのは前からピコ!」

「それはそうなんだが、なんで魔物を倒すとアイテムが手に入るとか知ってるんだ?」

「レオナが手に入れたのと、自分で倒してみたからじゃないピコ?」

「だとしたら薬が出てくるってのは、なんで知ってるんだ?

 バングルが出てくるって言うなら分かるんだが・・・」

「それは気になるピコ!でも今は、私もお揃いのバングルが欲しいピコ!

 レオンとレオナだけ一緒なのはずるいピコ!」


あー駄目だ。ノンはお揃いのバングルを手に入れることしか考えてない。

まぁ強い方に行けば手に入るみたいだし、Lvも大分上がったから大丈夫だろう。


「よし!じゃあ、私達も一緒に強い方に行こうじゃないか!」

「え?危ないですよ。前も死にそうになったじゃないですか」

「でもレオンは1人で倒せたんだよな。じゃあレベルも上がってる大丈夫だろ」

「私も装備が欲しいピコ!薬が出たら上げるピコ!」


まぁそうだろう。ノンが欲しいのはお揃いのバングルだからな。

他のが出たら、バングルが出るまで入るって言いそうなくらいだな。


「わかりました。じゃあ一緒に入りましょうか」

「そうだね。僕の分の装備も入手できると嬉しいな!」

「「「え?」」」


な!いつの間に居たんだ?

迷宮探索中も時々、見失うくらいなんだよな。

存在感がないって訳じゃないんだが、コイツもコイツで変や奴だ。

まぁ居れば役に立つし一緒に行くのは問題ないだろう。



ドラゴンと戦ったわけだが・・・なんか弱いな。

私たちのレベルが高くなった所為か楽勝だな。

ノンもバングルを手に入れて嬉しそうだし、ドンドン行くとしよう。


お、今度のは1つ目の巨人か。

先手必勝で魔法を

「攻撃ちょっと待った!」

「え?」

しまった。もう発動してしまった。


・・カン・・・ドン


って、レオンが吹っ飛んだ!?

慌ててレオンに駆け寄る。


「おい、レオン!大丈夫か?」

「アイツ魔法を跳ね返したピコ!」

そうだ。確かに私の魔法がレオンに・・・


「階段まで撤退しよう」

確かに!ここは撤退してレオンを回復させなければ・・・



回復魔法をかけ終わり

「レオンはアレを倒したんだよな?どうやって倒したんだ?」

「魔法も物理攻撃も本体っぽいのには効かないんですが

 棍棒だけは攻撃が通るんですよ。

 しかも棍棒を破壊すると一緒に倒れるみたいです」

「なるほどね。つまり棍棒の方が本体って感じって事だね」

「そんな感じです。なので俺が棍棒にある程度ダメージを与えるので

 他のみんなは最後に止めをお願いします」


倒し方さえ分かれば楽勝だった。

動きは遅いので魔法が外れる事はないし・・・

魔物の事が分かっていれば問題なさそうだな。

これは次の魔物についても、先に聞いておいた方が良さそうだ。


「レオン、次の魔物はなんだ?」

「えっと次は確かマジックスライムってのだったはず」

「弱点は?」

「あ、ここからは俺もまだ戦って無いので分からないです」


は?魔物は分かってるのに戦ってない?

じゃあ、なんでレオンは魔物の事を知ってるんだ?

周りを見るとレオン以外は、そんな顔を押している。


その後も色々と話はでるが、戦ってみないと分からないってことだな。



3階を歩いていると前方にいたレオンが、黒いモヤに取り込まれた。


「みんな!声を出し合ってお互いの場所を確認しよう!」

とレオンが叫んだが、あっという間にモヤは晴れる。


・・・


なんかレオンがだらしない顔をしてスライムを揉んでいる。

あの顔は私やノンが、エッチなイタズラをしたときと同じ顔だ。

いったい戦闘中に何を考えているんだか・・・


あ、ノンが近づいて殴った!

「痛って~!って何が起こったんだ?」

「レオン、大丈夫ピコ?」

「ノンさん、いつの間に服を?」

「何言ってるんだ。レオンは?」


なんだ?戦闘中に夢でも見てたのか?

って、レオンがスライムを凄い炎で焼き払った。

ふむ。このスライムも魔法で倒せるのは一緒みたいだな。


2回目、今度はフラックスがモヤに取り込まれた。

モヤは晴れると・・・なんか色っぽい顔でスライムを撫で回している。

そういうことか。あのモヤに取り込まれると変な夢を見るって事だな。


3回目、次はノンの番だったが

モヤの中からスライムが弾き飛ばされて出てきた。

なるほど。事前に分かってれば対処できるってことか。


4回目、おっ遂に私の番か。だがその手には・・・



「レオナ、綺麗だよ!」

あれ?レオン?さっきまで戦ってたはずじゃ・・・


「さあ一緒になろう!」

レオンが服を脱ぎだした。


「わっ!ちょっ・・・そのそういうのは、まだ早いかなって・・・」

「なんでかな?いつも色々としてくるじゃないか」

「それはそうなんだけど、その私はまだした事なくて・・・」

段々と声が小さくなっていく。


「それにホラ。レオナも準備できてるみたいだし」

え?あれ?私いつの間に服を脱いだんだ?


あ・・・レオンがこっちに来る。

レオンも凄いことになってる。

ノンには機会があったらとか言ったけど、どうすれば・・・




「レオナ、レオナ!大丈夫ピコ!」

ノンが私を激しく揺さぶっている。


「え?ノン?あれレオンは?」

「レオンなら、あそこに居るピコ」


・・・


どうやら私は見事に嵌ったらしい。

私はスライムを魔法で八つ裂きにした。


なんかレオンの方を見るが恥ずかしいな。

まだ探索しなくちゃいけないのに・・・


「今日はここまでにするピコ!

 なんか皆、しゃべらなくて微妙な雰囲気ピコ」

ノンの一声により今日の探索は終了した。



宿に戻り

「なぁノン。なんでノンには効かなかったんだ?」

「あのモヤの事ピコ?マジックスライムって言うくらいだから

 あれは魔法だったんじゃないピコ?」

「あ~そういうことか、ノンの特性か」


フィールドランナー:魔法全般に対する抵抗力が高い。


「そういうことピコ!

 じゃ、今日はさっさと寝るピコ!

 で明日はみんな普通になってると良いピコ!」


そう言われ、少し早いがベットに入る事にしたが

さっきのことを思い出してしまい、なかなか寝付く事ができなかった。

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