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第11話

あれから俺は、見回りして、勉強して、時々シン達と遊んでと過ごした。

あ、読み書きは意外と早くできるようになったよ。


多すぎて、調べていなかったスキルについても暇な時に少し調べた。

まぁ多すぎるので、今までに関係しそうなのとか

ちょっと気になったのとかだけだけど・・・


んで色々と分かった事もある。

勉強して分かったことだが

この世界にはいくつかの種族が住んでいるって事だ。


人族:人間・獣人・龍人の3種に分けられるらしい。

ちなみに俺は人間だな。

早く獣人とか龍人に会ってみたいな。


他にもあって

妖精族:エルフ・ダークエルフ・ドワーフ・セイレーン・フィールドランナー

などがいるらしい。

他にもいるらしいけど、人間とやり取りがあるのはこの辺って事だ。


名前は妖精と似ているが、別の存在で精霊もいるらしい。

こちらは特別な目を持っていないと見ることすら出来ないって話だ。


他にも言語、歴史、周辺の地理、算数、薬学などの試験に出そうな基礎を学んだが

俺にとって重要なのは種族関係って所だけだな。

まぁ一応は覚えてはいるが、説明するほどでもないだろう。

ちなみに言語ってのは、この世界の言葉だな。

日本で言うと国語と同じ様な感じだ。


あとスキルで分かった事だが


限界超過:限界を超えて活動できるが、その後の睡眠時間が長くなる。

多分だが、最初に魔法を使った時、夕方まで寝てしまったのはこれの所為じゃないかと思っている。


超回復:肉体的にも精神的にも回復速度が上昇する。

これがあるおかげで、多少疲れても大丈夫だな。

これが無かった場合、夕方どころか次の日まで起きなかったんじゃないだろうか?


魔法制御:魔法を制御しやすくなり、暴発の危険が大きく下がる。

俺の魔法が呪文無しで発動しているのは、これのおかげだろう。


能力上昇:初期ステータスが高い状態になる。

     (後天的に取得した場合、取得した時にステータスにプラス処理がされる)

成長増大:レベルアップ時のステータスが上昇する。

父さんやライ兄がレベルの割りに低いのではなく

俺のステータスが高かった事が判明したのだ。


戦闘時上昇:戦闘中のみステータスが上昇する。

      本人のみじゃなく、一緒に戦うものにも効果がある。

      (本人が戦闘と認識していない場合は効果が出ない)

なかなか良いスキルだが、これにより普段と戦闘時で差が出てしまうのだ。

これの所為で魔法関係は威力調整が難しくなっていたりもする。


この辺が今までに関係していたスキルだと俺は思っている。


今後もスキルに関しては調べていく予定だ。

まぁ特に関係なさそうなスキルは、調べないだろうけど・・・



この1年は色々あった。


シン達は俺が定期的に街の学校に行って勉強するだけだと思っていたらしく

実は遠くて寮に入る事を知って喧嘩になったり・・・

まぁすぐに仲直りしたけどな。

見回りで魔法を使いすぎて、また夕方まで寝てしまったり・・・

倒した魔物の毛皮が高く売れて、村でお祭りムードになったりと

本当に色々とあったな。



で、俺は明日、晴れたら村を出発するわけだ。

雨なら出発延期だが、たぶん大丈夫だろう。


1年?

1年半じゃなかったのかって思うだろ。

俺も1年半だと思ってたし、最初家族もそう思ってたんだ。


父さんが町に買出しに行った時に、魔法を学べる学校について

聞いてきてくれたんだが・・・


ある程度、大きな街に行けばあるのかと思ったら

ちゃんと学ぶには王都まで行かないといけないらしい。


呪文を教わる程度なら、大きな街にもあるらしいが

これらは魔法が使えるかどうか判断するだけで

呪文で魔法が発動し、多少なりとも魔法の才能があるってわかった人は

王都で勉強するのが一般的だって話だ。


さらに入学の試験が入学の1ヶ月前で

それを受ける必要もあるってのと

この世界の移動は徒歩か馬車だからな。

余裕を持って移動しないと駄目みたいなんだ。


まぁそんな訳で只今、出発の準備中である。



あ、ちなみに今の俺のステータスはこんな感じだ。

レオン:Lv13

生命力:98/98

筋力:57

魔力:69

速力:54


じゃ、明日に備えて今日は寝るとするか。

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