表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第二話 置手紙

バージ視点です

=====


親愛なるバージ


お前がこの手紙を読んでいる頃には、お父さんは、もう海に出ているだろう。

前にも話したがクリスタルの伝承について、どうしても調査したい事ができた。

1年以内には一度帰ってくる予定でいる。ちょうどお前が士官学校を終業した頃にはだ。


学費は来期の分も収めてきた。今度の航海には、お前を連れていけなくてすまない。


父より


=====


ロイドとの皮肉を交えた日常会話を終え、家に着くとこんな置手紙があった。


きっと面と向かって言われれば、何が何でも付いていっただろう。

だが、これはお父さん自身の戦いなんだ。

そこに僕の命をかけちゃいけない。そういう事なんだ。


それでも、僕には僕の戦いがある。

次の日、僕は士官学校を辞めて、正式に水夫として働く事にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ