プロローグ
初めましてです、ゆこといいます
下手ですがどうぞよろしくお願いします
はぁ、この星ねぇ………。
まあ言ったら怒られるから言わないけど、
こんなもんに価値あんのかな……。
「こんな星でいいんですかー、本当に」
そう聞けば、いつだって答えは同じ。
「沙雪、いいからさっさと行ってこいっ!!」
このやり取りをするのが毎日の日課になるぐらいしている。
やっぱり行かないといけないのかな。
正直気が進まない。
あーあ、何回言われたことか。
まあ、きりが無いことはわかってる。
でも、やはり行きたくないということに変わりはない。
あることを認めてくれない限り。
「じゃあ、絶対あなたのこと恨みます。それでもいいですか?」
初めてこんなことを言ってみた。でも。
「早く行って来い、もうこのやり取り418年続いているんだからな」
顔色を変えることなく、こんなことを言われてしまった。
覚えてたんだ、意外だなぁ……、というか人の話聞いてないし。
でも大体こういう時の言葉は、言わなくても分かっているということだからいいんだね?
それなら仕方がないから……、行こう。
待ってってね、皆さん、
もうすぐ行くから。
もうハジマッテいるよ?
下手ですよね……、でも頑張りますので。
次回もよろしくお願いします。