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ウインドウォッシャー

作者: シサマ


 汚れちまっても 

 雨が降るまで待てばいい

 いつも綺麗でいる 必要なんてないし

 そんな所を見られちゃまずい

 大切な(ひと)もいやしない


 ウインドウォッシャー液なんて

 メンテナンスの時に入れておけば

 なくなったって 構わないのさ


 でも たまには必要だな

 やらかしちまった次の日や

 失敗出来ないイベントの前

 ただ フロントガラスの汚れを落として

 今日の俺が

 昨日を脱ぎ捨てて生まれ変わった

 新しい俺だと思いたいんだ


 だが

 ワイパーがなぞる 半円の外には

 まだ 昨日の俺が残っている

 何度へこたれようが

 優しさや 人を信じる心を

 なくすつもりはないんだ すまないな

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― 新着の感想 ―
うん!この詩、好きです。
2024/10/11 06:41 退会済み
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