キーワードの工夫についての提案
ここからは、「じゃない系」をあらわすキーワード以外の、読者に作品を伝えるキーワードについて提案していきます。
一部、オススメキーワードと被っている部分がありますが、意外とキーワードを入れていない作者さんも多いようなので、再周知で入れてあります。
キーワード欄が空になっているよりは、入っている方が読者に情報が伝わります。空欄をもてあましているなら、ためしに何個か入れてみるのがいいかと思います。
繰り返しになりますが、このエッセイに書かれている提案は、絶対のものではありません。だれかに強要はしないようお願いします。
さっそくですが、ほかのキーワードについても提案をしていきます。
こちらの提案については、まだ「たたき台」です。みなさんと意見交換して、より検索しやすいキーワードを探したいと思います。
感想欄を開放しておきますので、アイデアやご意見があれば投稿してみてください。(返事は遅れたり、できなかったりする場合がありますが、ちゃんと読むようにします)
もし、あなたが新しい言葉=キーワード=新ジャンル名を提案したい場合は、エッセイで提案してみてもいいかと思います。
この件については、「新しいキーワードを提案するときは?」というページにまとめました。
気になる方は読んでみてください。
新しい言葉=キーワードの発明をして、より検索しやすく、作品とつながりやすい状態を目指していけたらいいなと、そんな風に考えています
いまさら言うことではないかもしれませんが、キーワードの役割についてカンタンにまとめました。
【キーワードの役割】
・作品検索を助けるためのキーワード
・作品の参考情報としてのキーワード
「作品検索を助けるためのキーワード」は、このエッセイで提案した「じゃない系」「古典派ファンタジー」「王道派ファンタジー」。すでに広まっている「チート」「悪役令嬢」「転生」「転移」などを指しています。
ジャンル名、サブジャンル名をあらわすキーワードと言い換えるとわかりやすいかと思います。
自然発生的に生まれるのがほとんどですが、新しいキーワードが思いついたら、エッセイなどで提案するのもいいでしょう。
この「作品検索を助けるためのキーワード」以外にも、「作品の参考情報としてのキーワード」があります。
「作品の参考情報としてのキーワード」は、作風(文体、テイスト)や、物語、舞台(世界観)の傾向をあらわしたものです。
ここでは、後者の「作品の参考情報としてのキーワード」を取り上げていきたいと思います。
【作風1(文体)】
まずは文体、わかりやすくいうと文章のスタイルについてです。
小説は作品ごとに文章のスタイルが違います。大変重厚な文章や、それとは反対に、とても軽やかな文章。そのどちらとも言えない。言うなれば普通の文章だってあるでしょう。
文章のスタイルについてわかりやすくしたい、読者に伝えたいという場合は、以下の3つのキーワードから選んでみてはどうでしょうか?
・文体:ヘビー
・文体:ミディアム
・文体:ライト
【作風2(テイスト)】
つぎにテイスト。テイストで提案したいのは以下の4つのキーワードです。
ほかにもあるかと思いますが、ちょっと思いつかないので、知っている方がいらっしゃいましたら感想欄にお願いします。
タイミングを見て、追記していきます。
テイストをあらわすキーワードなので、「○○調」で統一できたらいいなと思っています。
・コミカル調
・ギャグ調
・ホラー調
・サスペンス調
【物語の傾向】
ほかにも物語の傾向をあらわすキーワードもありますね。
こちらはよく目にするかと思います。以下のようなキーワードです。
もし、まだ入れていないものがあれば、追加してみてもいいのではないでしょうか。
・シリアス
・らぶらぶ
・ほのぼの
・ハッピーエンド
・アンハッピーエンド
・王道
・英雄譚
・シンデレラストーリー
【舞台(世界観)の傾向】
最後に、舞台(世界観)の傾向です。
読者は、舞台(世界観)で探す場合も多いかと思います。まだ入れていないようであれば、ぜひキーワードを追加してみましょう。
・洋風
・中華風
・和風
・スチームパンク
・ゲームライク(各種設定が数値化、システム化されているもの HP、MP、スキル など)
・ネイチャーライク(各種設定が数値化、システム化されていないもの)