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第2話 再生

今回変な終わり方します。すいません。起承転結が出来ないという、とても致命的な事実が発覚しました。これからどうしましょう……中二病心でどうにかするしか……


「おや、お目覚めですか?」


「その声、もしかしてリーナさん?」


リーナさん、それはアリシアの最期までずっといてくれた人だ。一緒に死んでくれた人でもある。

一般的な兵士の何倍も強いってのが驚きだぜ……


「ええ。アリシア様親衛隊隊長兼メイド長のリーナでございます。目は見えてますか?」


「見えない……」


どうやら、神では明るすぎたらしい。ついでに魔力ももたなかった。

この年で失明はかなりやばい。いや、最強にならなくても殺されないってのはあるかもしれん。その代償が失明とか最悪すぎるけどな。


「ふむ。残留魔力から察するに、リヒトを使ったのでしょう。しかも神……やはり失明してましたか。治すのでそのままでいてください」


「え、治せるの?」


「私を誰だと思ってるのですか?アリシア様親衛隊隊長ですよ?こんな軽傷治すなんて日常茶飯事ですよ。ほかの隊員も使えますし」


「……なんで?」


「最近のお嬢様を見て思ったんです。

お嬢様はほら、身体を鍛えるとか言って大木を登ったり、脚力を鍛えるとか言って魔獣と追いかけっこしたり……これで片腕持ってかれたりしたら誰も直せないじゃないですか。

なので、みなさん頑張って特訓してるんです」


俺のせいだった!俺のバカ野郎!

親衛隊の皆さんが強すぎて俺が死ぬルート全部消えるじゃねぇか!?

……いや、何が起きてもシナリオの通りに進むかもしれない。

何があろうとシナリオに全て収束する可能性を信じよう!

うん、俺も強くなりたいし特訓入れてもらおう!


「んじゃさ、私も特訓したい!私自身の戦闘力が上がれば、みんなに負担かけることないし!」


「それはいい考えですね!アンツ様はお嬢様に何でもやらせろとおっしゃってましたし、多分平気ですね」


いいのかよ。普通危ないからダメって言う所じゃないのかよ……俺にとっては都合がいいけどさ。


「今からできたり?」


「ダメです。まずは目を治さなくては」


「……え、治したんじゃないの?」


「いえ、まだ治してませんよ?」


「でもでも!見えるんだけど!?」


まさかチート能力発現した!?

すげぇ!


「あー……もしかして、私が昨日作ったクッキー食べたりとか……しましたか?」


「厨房にあるものならだいたい食えると思って日々色んなものを盗み食いしてるよ?なんかまずった?」


「ええ、実はそのクッキーは親衛隊が毎日食べてるものでして……食べ続ければスキル『再生』が身につくようになる物なんです……」


「よく作れんなそんなもん!?でも、私昨日の1回しか食べてないよ?」


「ええ、実は禁忌術なんですよ。子供は吸収が早いようでして、数時間で習得してしまうんです。昔、色んなスキルを子供き付けまくった親が居ましてね。子供は暴走して魔王になったんです」


「よくやろうと思ったね。バレたら死刑だよそれ」


「ご主人様には、ちゃんと許可とってますから。お嬢様を守るためならどんな手段を取ってもいいと言われましたし」


「へ、へぇ~」



過保護過ぎない?

さて、俺のチートじゃないと分かったが……


「ちなみに効果は?」


「何をしても疲れませんし、どんな重症でも一瞬で治ります。心臓も再生できますよ」


「それ人間やめてるよね?私これからどうなるんだ……」





ここまで読んで面白いと思ってくれましたら、ブックマークお願いします。これから先、面白いものが書けるかは分かりませんが、何卒よろしくお願いします。

ひょ、評価してくれたら嬉しぃなぁ~

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