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俺、コミュ症だったわ!

 前話の続きです。


 最近ニマニマしている日が増えています。

 そのお蔭で、いつも体調不良でギラギラしている目に、ニマニマが加わり凶悪な顔になりました!

 俺はカシュアさんの出かたを伺いながら言う。


「幾らで買うのかは貴様が決めろ。我はそちらの提示した額で売る。はっきり言うとこれは端金だ」

「端金ですか………」


 まぁこれを売ってもまだ5000万枚近くあるし。(ゲーム時代はPKすると相手の全財産から1割貰えるので貯まる貯まる)


「そうですね……………私なら大金貨35枚出します」

「ほう、思っていたよりも多いな?」

「本当はもう少し出そうと思っておりましたが、端金と言うことで少なくしました」

「む、素直なのだな」


 そうなのか………日本円で3500万、これで少なく見積もられているのか。


「信用を得るには事実を述べるのが一番ですから。それに、ヒイラギ殿は気づかれていたでしょう?」

「ふむ。やはり商人と言う訳か………」


 いや、スキル使って無いし分からんけど?


「言い訳をさせて頂きますと、金貨だけを買うとすると大金貨30枚のつもりでした。ですが今回、ヒイラギ殿は何を売るのか言っておりません」

「………それで?」

「今回ヒイラギ殿がお売りになるのはこの金貨だけで無く、貴方からの信用も含まれていると考えました」

「ほう、そこまで理解していたのか」


 実はカシュアさんが言う通り、金貨の買う値段で今後の関わりをどうするか考えていた。

 もし大金貨19枚以下なら関わらないつもりだった。そしてカシュアさんは信用を買うために、500万も出したのだろう。

 はっきり言って、黄金の林檎を見た後だから俺という取引先を逃したくないんだろう。


「ふむ………良いだろう。それで売ろうではないか! これからもよろしく頼もう」

「商談成立ですね。申し訳御座いませんが今はそこまでの大金を持っていないので、王都に入ってからお支払います」

「うむ、それで構わん」

「ヒイラギ殿との商談は儲かりそうですね」

「コトハで構わん。これから国1番の商会にしようではないか」

「はい! コトハ殿」


 そう言って、俺とカシュアさんは笑い合うのだった。

 それを見ていた3人が話している。


「私達は完全に蚊帳の外ね………」

「む? お前達も混ざりたかったか?」

「僕はさすがにあそこに入る勇気は無いよ~」

「カシュアさんがヒイラギさんを名前で呼んでます………」

「なんだ? お前達も我のことをコトハと呼ぶといい。こ「良いんですか!?」っ!」


 うお! 何故かがっついてくるシエラに驚かされる。


「う……うむ…構わん。こちらも呼び捨てにするぞ?」

「はい構いません! コトハさん!」

「私も構いません。コトハさん」

「僕もそれでいいよ! コトハ!」


 みんなの了承を得て名前を呼び合う。


「うむ…よろしく頼む、その………シエラ……ティア……エマよ………」


 そう言えば友達と言える友達が居なかった上に、女子からは嫌われていて話したことの無い俺には少しハードルが高かったよ。

 恥ずかしい!

 最後まで読んでいただき感謝いたします。ご指摘、ご感想お待ちしております。

 ネットで頑張って勉強しても、経済関係はなかなか見つかりません。

 今回の話で、あの値段が適正なのかどうか教えてください!

 

 ブックマーク80件、総合ポイント200、10000PV達成!読んでいただき感謝いたします!10日以内で行けるとは思ってなかったです。

 本当に投稿しているんだと言う実感が出て、僕が書いた文章が広まっているんだと理解し、顔から火が出そうです!

 恥ずかしさに負けないよう頑張ります!

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