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自己開示の法則と類似性の法則 あなたのプロフィール欄、大丈夫?

 さて、自分の作品の分析も、自分自身の分析も終わったことと思います。

 そろそろ創作仲間探しの旅に出かけましょう。


 創作仲間やお友達は大事ですよ!

 我々のような底辺作家がブクマ100を獲得するにはお友達の存在は避けては通れません。

 

「ふっ、俺は孤高の道を行くんだ、馴れ合いなんて必要ない」

 そう思っているそこのアナタ。ほんとにそれでいいんですか?

 あっ、私も小説家になろうに登録しはじめた時はそんなことを思っていた時期もありました(笑)活動報告書いても誰も来てくれないし、マジで孤独だった……


 例えば私は現在ありがたくも50人以上の方から逆お気に入り登録をいただいております。

 そのうち、どれくらいの方が私の作品をブクマしてくれているのでしょうか? 正確にはわかりませんが、たぶん30くらいはあるんじゃないでしょうか? いちいち「私の作品ブクマしてます?」とDMで聞くわけにもいかないので(相当うっとおしいですし、手間もかかります)、まあざっくりとした数字ということでご容赦を。


 お友達からいただいたブクマを30とすると、100を突破するためにはあと70!

 なかなかあなれどれない数字でしょ。


 もちろん、ブクマが目的でお友達と交流するわけではありません。ブクマはお友達との交流で生まれたいわば副産物です。交流することでお互いに刺激し合えたり、励まし合ったり、作品について語り合えるような仲間はネット上の世界とはいえとても貴重です。

 また、読み専の方もコアなファンになっていただけると、独自の素晴らしい視点から感想をいただいたり、宣伝していただいたりと、そのありがたみは図りしれないものがあります。


 このエッセイは「ちょいワルな大人の小説家のための、営業手法講座」ですので(笑)単にやみくもにお友達探しに出かけても面白くありません。

 恋愛や仕事上でも使える営業テクニックを伝授いたしましょう。




■自己開示の法則

 心をオープンにすることによって人間の親密度は高まります。

 知らない人に自分の情報や弱点をさらすのは勇気がいりますが、逆に開示された方は警戒心が緩み、親近感が湧きます。

 ますは、自分自身をさらけ出すことが相手の心を開くキッカケになります。


 あなたのプロフィール欄、大丈夫?

 作品や活動報告等であなたの名前を見かけた人は、まずあなたの名前をクリックしてどんな人か探ると思います。


 その時に「プロフィール欄 空欄」、「活動報告はありません」、「ブックマークはありません」、ではあまりに不気味すぎます。

 

 人は、得体の知れないものには警戒しますので、自分は「フレンドリーな作家ですよ」みたいな雰囲気をぜひプロフィール欄から出したいものです。

 何も「誰もが抱腹絶倒するようなプロフィールを書け」とは言いませんので、この人はなんか絡みやすそうだなと思われるように、各自工夫してみてはいかがでしょうか?


 ちなみに自己開示の法則をもう少し発展させた恋愛テクニックとしては、「相手だけに秘密を打ち明ける」というのがあります。

 相手からすると、自分にだけに秘密を打ち明けてくれる、自分のことを特別に信用してくれている。という印象を抱きますので、二人の仲をより親密にさせることが可能です。


 また、特に男性はついつい見栄を張って自分の良いところばかり自慢しがちになりますが、少し失敗談を交えるなど、自分のちょっとカッコ悪い面も「開示」することで、相手に親近感を抱いてもらうことが出来ます。




もう一つ、ご紹介しましょう。


■類似性の法則

 類似性とは相手と同じ部分のこと。相手と共通点があればあるほど、人は親近感を抱きます。また人は基本的に自分を基準に物事を考えるため、自分と同じイコール悪い人ではないと判断するようになります。


 例えばプロフィール欄に趣味や好きな作家、創作への思い等を記入することで、同じような趣味や思いを持っている人の共感を呼ぶことができます。


 また他の作家さんの活動報告に面白そうなネタがあったらすかさず食い付いて相手と共感する、など色々と応用が効きますよ。

 無意識のうちにやっている人も多いんじゃないでしょうか。


 もちろん恋愛にも応用できます。

 私なんか若い時によくやってました(笑)

「あっ、そのミュージシャン、俺も気になっててん!」とかね。


 そのミュージシャンを「好き」と言わないことに注目。「好き」と言うとある程度詳しいことが前提になるため。相手がそのミュージシャンに詳しい場合墓穴を掘ってしまいます。


「気になってる」くらいにしておくと、相手が詳しい場合は「もっと教えて」、とか「CD貸して」と言葉を返すことができます。誰だって自分の好きなモノについて話すことは楽しいので、自分が聞き上手になれば意中の人との距離をさらに縮めることができますよ。


 なんか書いてて、「銀行員と詐欺師」って実は紙一重の差しかないんじゃない? という疑問が産まれてきたので、今日はこの辺で終わります。

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