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あなたの小説の強みは? マーケティング手法

なんちゃってマーケティング的な感じ

 まず、自分の会社の商品を知ることから営業は始まります。

 自分の取り扱う商品が分かってないと、顧客に説明もできませんし、同業他社との比較もできません。


 あなたの小説の特徴は何ですか?

 そして、あなたの小説の「アピールポイント」は何ですか?

 世の中にたくさんあるネット小説と、あなたの小説はどこが違いますか?

 どんな人があなたの小説を読んでくれますか?


 これを3C分析といいます。

 3Cとは顧客(customer)、競合他社(competitor)、自社(company)のことです。


 他の小説家は仲間でもあり、ライバルでもあります。

 あなたの小説が選ばれている一方で、読むことを選択されなかった他の人の小説があるのです。まあ、できれば共存共栄のいい関係で行きたいところです。


 営業において重要項目である価格で勝負することはできませんが(そもそも小説家になろうは閲覧するのはタダなので)、どんな価値を読者に提供することができるかを掘り下げて行く必要があると思います。


 それをキャッチコピーにすることができたり、本の帯に巻くようなアオリ文句ができたら最高ですよね。そしてそれをぜひ、あらすじに入れてみてください。


『爽やかラブコメディ』とか、『思わず手に汗握るアクション劇』とか。私の語彙の少なさがだんだんバレてきましたね……

 あなただけの素敵な表現を使いましょう。多少の誇張表現はいいんじゃないでしょうか。

 

 読者も話半分で、あらすじを眺めているので、誇張表現と話半分が合わさればちょうどバランスが取れます(笑)

 0を1と言うのは、ダメですが、1のものを2であると話を盛るのはアリだと私は思います。(全く経験してないことをしたかのように言うとバレます)くれぐれも他人に迷惑をかけない範囲でね。


 ちなみにこの手法は就職活動の面接でも使えます。

 例えば、海外で一週間インターンシップを体験したことがあるなら、一ヶ月にしてみるとか、ついでに滞在中にプロジェクトに一つ取り組んだことにしちゃうとか。

 私はこうして内定をゲットしました(笑)




 あなたの小説の強みがわかったら、それを読んでくれる読者はどんな人かを探りましょう。

 マーケティング用語で、セグメンテーション(顧客を分類すること)、ターゲティング(分けた顧客のどこかに絞ること)といいます。


 そして今までの読者はどこから来てくれたのか、想像してみてください。

 新着から来たのか、お気に入りユーザー登録している人が読んでくれたのか、あるいはサイト外から飛んできたのか……


 またあなたの小説を読んでくれる人の、性別、年齢層、職業、どのようなスタイルで読んでいるかを想像してみてください。


 残念ながら万人受けする小説というのはなかなかないと思いますので、(むしろ万人受けする小説の書き方を私に教えてください)、自然と読者層を絞りこんでいくことになります。


 例えば、学園モノ、男性主人公なら、15歳~20歳くらいの男子学生が読者で、スマホから読んでいる、とか。


 大人の恋愛モノで女性が主人公なら、25歳~40歳くらいの主婦層が読者で、PCから閲覧しているのではないか、とか。


 想像の世界で結構です。違っていたらまた修正していけばよいのです。

 メイン読者層に合った展開を考えるとか、地の文をターゲットに合わせて工夫するとか。そんなことも可能だと思います(私はあまりやってませんが)。


 前回の手動投稿の話になりますが、メインターゲット層が拾ってくれそうな時間に合わせて投稿してみるのはどうでしょう?


 例えば男子学生なら、学校が終わった15~16時くらい。主婦層なら家事が一段落ついた11時すぎ、あるいは14時くらいなど。


 自分で考えて効果的に投稿することで、さらに新着から拾ってくれるケースもあるかもしれません。

詩野はマーケティングにあまり詳しくないので(普段は本部から言われるがままに兵隊やってます)、今日はこの辺で。

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