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PDCAサイクル

今回は営業理論です。

実生活にも色々な場面で応用が効くと思いますよ!

 前回の更新から三ヶ月以上……

 このエッセイはついにエタったのか……


 大丈夫! 自分がエタったと思わない限り、エタリではないのです!(ドヤ顔)


 ブクマ100が欲しい! ブクマ100を目指す!

 動機は様々ですが、そこには明確な目標がある。

 その目標を達成するためにどうすればいいのか、PDCAサイクルという手法を用いて説明いたします。




 PDCAとは、P(plan 計画)、D(do 行動)、C(check 点検)、A(action 改善)のこと。

 この一連の行動を繰り返すことが、営業職にとって大切であると言われています。


 例えば、あなたが自動車メーカーに勤める営業職だったとします。

 会社からは月五件、年間六十件のノルマが課せられました。

 さて、どうしましょうか?


 達成しないとボーナスの大幅減額。

 毎日、上司からの詰め。

 同僚からの、使えない子扱いの冷ややかな目線、が待っていますよ(切実)。


 よし、いっちょやったるか!!


 まず、P(plan 計画)を策定します。

 今までの実績や将来の予測を元に計画を立てます。


 詩野うたのは自動車ディーラーの営業を実はやったことないので、想像の世界がかなり入ることをご容赦ください。


 どうやったら、お客さんに車を買ってもらえるのかなあ……


①車検が近い、かつ八年以上同じ車を所有している人に、電話でセールスしてみましょうか。

 何人電話をかけたら、成約に結びつくでしょうか?

 八年も車に乗っているということは、買い換える可能性はあるだろうし、でももう買いたい車種が決まっていて他のメーカーに浮気されるかも知れないし……

 十人に電話したら、一人くらいは買ってくれるかも。


 計画① 電話のリスト


②イベントで集客するのはどうでしょう。

 今月はこの街で、お祭りがあります。去年、企業のブースを出して出展したところ、二件の成約に結びつきました。


 計画② イベントに出展


③すでに車を買ってもらった人にアフターフォローの電話をかけましょうか。

 住んでる場所が近かったら、挨拶がてら会いに行ってもいいし。

 他のお客さんを紹介してくれるかも知れないし、実は車を買い換えしてくれるかも。

 十五人くらいで、一人成約に結びつくかなあ。


 計画③ 顧客のアフターフォロー



 ノルマは月五台ですので、当たり前ですが五台以上車を売る計画にしないといけません。

 計画②ではイベントに出展したら去年二台売れた実績がありました。

 あとは計画①と計画③の行動。


 ①電話リストに三十名以上電話をする 

  販売見込み三台

 ②イベントに出展 

  販売見込み二台

 ③アフターフォロー 十五名以上   

  販売見込み一台


 あれ、ノルマ五台のはずが合計六台に!?

 ここが実はP(計画)の部分のポイントでして。

 できる営業は少し厳しめに目標を立てます。

 もし上手く行かなかった時に、修正が簡単だからです。

 元々の計画の見込みが甘いと、あとで泣きをみます。



 次はD(do 行動)です。


 Plan(計画)がきちんとできたのなら、それに基づいて粛々と行動してください。

 ぶっちゃけできない営業(失礼)は、忙しかったとか、客が悪いとか、商品が悪いとか言い訳をして、計画した行動がちゃんとできていないことが多いです。


 その点、できる営業職は計画に基づいて仕事を進めていけば、おのずと成果が伴うという成功体験を持っています。もちろん情勢の変化や運の要素も絡んでくるので必ず達成できるとは限らないのですが、長期的に見て成功するのは、必ず計画に基づいてしっかり行動できた人です。

 これは営業職だけではなくて、色々な場面で当てはまると思いますよ(ドヤ顔)。



 続いてC(check 点検)です。


 一ヶ月経過して、結果が出ました。

 ①電話リスト    三台成約

 ②イベント出展   一台成約

 ③アフターフォロー 成約なし


 あれっ! 一台足りない……

 まあ上司にうまいこと言い訳して、次の月にがんばってください。

 

 ①電話リストは見込んだ通りの効果がある。これからも続ける

 ②イベント出展は見込み通りにならなかった。他の計画で補うか、イベント出展のやり方自体どこがいけなかったのか反省する必要がある。

 ③アフターフォローは、成約に結びつかなかったので別の計画を立てるか、行動量を増やす必要がある。



 最後、A(action 改善)


 ①電話リスト 継続

 ②イベント出展の場所を工夫する。別のイベントに出る。展示する車を変える……など

 ③アフターフォロー十五名に会ったが、成果が出なかったので、面談する人数を二十名に増やす。


 という計画→行動→点検→改善→次回の計画とサイクルを回していくことが、営業にとって重要だと言われます。


 営業職の追体験。お疲れ様でした!

 なんか吐き気がしたって?(笑) 大丈夫ですか?


 一応、わかりやすいように自動車の営業に例えたつもりなんですが……

 実際の金融機関の営業なんて、もっと複雑ですよ(遠い目)。

 しかもミーティングや上司の面談など、月に一回から多いとこだと週に一回。強制的に点検という名の詰めが入るしね。言い訳ばかりが上手くなるぜ(笑)


 小説営業の場合でも、本気でやりたかったら一ヶ月サイクルくらいで自分の行動を見直すのがよいのではないでしょうか。


 辛い気持ちが分かったら、今度から営業職の人には優しくしてあげてね。




 さて、小説の営業に置き換えてみましょうか。


 まあもちろん、自分のペースに合わせてのんびりゆったりとやってもらったらいいんですけど。

 ガチで書籍化目指してるとか、結果が出ないと嘆いている人は、このPDCAを意識するだけでずいぶん変わってくると思うんだけどなあ。


・新着小説から拾ってもらう

 →月に五話以上更新する。しかも手動で。予約投稿はアカンぜよ。


・お友達を増やす

 →月に三名以上お気に入りユーザーを増やし、きちんと作品を読んで感想を書く。

  活動報告にも興味があるネタがあれば、書き込みする。


・自分の文章力の向上のため、月に四冊以上本を読む。または一つ以上レビューを書く。


 などなど、まずは計画を立てて、それをきちんと実践して、点検・改善していくことが、必ずや成果に結びつくはずですよ。

 

 

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