感想・レビューを書こう!
自分の作品に感想がついた、レビューがついた!
心が踊りますよね。
さーて今日もお気に入りの作家の活動報告でもチェックするか、と小説家になろうにログインをすると……
「新着レビューがあります」
という赤字が目に飛び込んでくる!
アドレナリンがドバーッと放出される瞬間。
うん、たまらない。毎日レビューや感想が欲しい(おバカ)。
で、みなさんは感想・レビュー、書いてますか?
感想はたまーに書くけどレビューは敷居が高い。
今回はそんなあなたにお届けいたします。
まずは私流、感想の書き方。
長編だと、読みながらスマホのメモ機能に印象に残った点を残しておくことが多いです。キャラクターのこんな点が良かった、ここのシーンが好き、この表現が素敵、などなど。
各項目の記述欄について、簡単に。
<良い点>
ここは、素直に自分の良かったと思う点を書き連ねればいいと思います。
作品への愛を思う存分詰め込みましょう。
作者さんもきっと喜んでくれるはずです。
<気になる点>
ここはね。使い方が難しい。
私はぶっちゃけ書かないことが多いです。
自分がここはヘンかなと思った部分が実は作者さんのこだわりポイントだったりする場合もありまして。過去にそんなやりとりで地雷を踏んだこともありました(遠い目)
逆に作品を丁寧に読み込んでくれて、指摘してくれる人もいてそういうのは作者側からするとすごいありがたいです。感想の書き手としての真価が問われる欄かもしれません。
誤字や言葉の誤用の指摘、あるいは分かり辛い部分などを書いてもいいのですが、感想欄だといつまでも残って他の人の目にも触れるので、私はメッセージで送ってますね。
まあ、その辺はお好みで。
<一言>
ここの欄だけ記載する感想も、もちろんありだと思います。
良い点の欄に箇条書きにしておいて、一言の欄に具体的に記述する。
そんなのもビジネス文書みたいで分かりやすくていいかも。
さて、次はレビューについて。
私は何を隠そうレビューを書くのが好きです。
この1年で25本くらいのレビューを書きました。
自分が必死で練り練りしたレビューを投下して、作者様が喜んでくれる。
そしてあとでコッソリとその作品のPV数やブックマーク数を覗いて、数字が跳ね上がっている! もう……カ・イ・カ・ン です!
自己承認欲求を痛烈に刺激してくれますよね。
たぶん、営業という職業病が体に染み付いているのでしょう。
「自分だったらこの作品をどう売り込むか」、「なんとかしてこの面白い作品を多くの人に読んで欲しい」、そんな無駄にアツい情熱を400字以内にブチ込みながらレビューしてます。
レビューは文章を書く訓練になります。
決められた文字数でその作品の魅力を不特定多数の人に伝えるわけですからね。
私の主観ですが、素敵な感想やレビューを書かれる方は、作品も魅力的な場合が多いです。良き書き手は良き読み手。
しかも少し前まで、小説家になろうのレビューは書き直し不可だったので(現在は書き直し可)、まさに一発勝負。誤字や登場人物の間違いなどあっては大変。日本刀を鉱石から大事に大事に鍛えて、完成の焼きを入れる刀鍛冶のような気分でした。
レビューをもらって嫌な気分になる人はあまりいないので(そういう方は感想・レビュー欄を閉じていると思います)作者様との心の距離もグッと縮まります。
レビューを書くと、小説家になろうの新着レビューの所に掲載されます。
私の体感ですが、自分の作品のPVもちょっと増えます。
レビュー者の名前が掲載されるので、どんなやつが書いてるんだろうと覗く人がいるのでしょう。つまり、自分の作品も見てもらえる可能性があります。
「私のような者がレビューを書いてもいいんだろうか……」
いいですね。謙虚さこそ、日本人の美徳。
そんなあなたに、この言葉を送ります。
「完璧なレビューなんて存在しない、完璧な絶望が存在しないようにね。」
今年もノーベル文学賞に選ばれなかった村上◯樹風に私が作ってみました(笑)
作者ではない、他人が書く以上、作品を100%理解しての完璧なレビューというのは存在しないと思います。そもそも作者自身が書いても完璧なレビューにならないと思うんですよね。
だから、ありったけの情熱をぶち込んで、私はレビューを書く。
時には変化球を混ぜ、名刀のような最高の一振りを求めて。
もっと言いましょうか。どんだけヘタなレビューを書いても、営業で失敗するわけでもないし。上司に罵倒されるわけでもなければ、ボーナスの査定に響くわけではないんですよ。(切実な顔)
さあ、みんなで、レビュー書こうぜ!
次は、レビューの書き方(実践編)の予定。