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福岡ファイトれでぃ~ごう  作者: 那田野狐
第弐章 トーナメント
10/26

閑話休題 ご奉仕(超ショート)

本当に短いです

巴は宿としているマンションに戻ると、玄関先から身につけていたものを一枚一枚無造作に脱いでゆく。

バスルームにつく頃には一糸纏わぬ姿となっていた。

「ふう」

巴の胸は格闘家やボディービルダーにありがちな分厚い背筋と大胸筋に申し訳程度についている脂肪から形成されているのではなく、女性らしい脂肪の丸みのほうが遥かに勝っている。だから、大きく肩で深呼吸するとその豊かな胸がプルンと小気味よく揺れる。

また、豊かな双球に似合わず小さく色素の薄い桜色の乳首は、ブラジャーではなくサラシで胸を固定しているためか、ややロンパリ気味である。

巴が無造作に青のカランをひねるとシャワーから勢いよく水がでる。水に打たれた肌がほんのりと赤味を帯びていて色っぽい。

『ピンポーン』

ふいにインターホンが来訪者を告げる。

「来たか」

インターホンの防犯カメラに写った武を確認した巴は玄関のオートロックを解除する。

「あ~あこんなに無造作に脱ぎ散らして」

武は巴の服を拾い集めながらバスルームを覗くが、そこに巴の姿はない。洗濯カゴに衣類を投げ入れると奥の部屋へと進む。

「はやく始めよう」

真っ白なバスローブを着込んだ巴は水に濡れないようにまとめていた髪を解くとベットに身を横たえる。

「判りました」

武は上着を脱いでベットに近づく。

「あっそこ」

会場での彼女からは考えられないような甘く鼻にかかった声をあげる。

「ああ、こんなに固くして、しょうがないひとですね」

「ば、ばかもの。会話だけ聞いたら、あう。誤解するようないい方を、ああ~そこそこ。するな」

巴は苦笑いする。

「試合後のストレッチとマッサージしているだけなのに怪しいですよね」

つられて武も苦笑いした。

ありがとうございます

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