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新世界  作者: 北極星11
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第8話 〜人の影に住む者〜


「おはよう。ポンポン」

「おはようポン。」

「なあ、不思議に思うんだけど、ポンポンが見えなくなるときはあるの?」

「うーん、多分、まだずっと視えるポン。」

「なんで、他の子には見えないんだ?」

「うーん、そりゃ、見えないのにこしたこと無いポン。誰だって、見られてたら嫌なときはあるポン?」

「はは、そりゃそうだ。でも、ほんっと、どうして自分なんだろう?」

「まあ、いろいろ理由はあるポン。それに、ミコトだけって訳でもないポン。」

「えっ、そうなの?」

「そうポン。見える人や使える人、呼べる人とか、いることはいるポン。」

「へえ、そうなんだ。」

「今日は、学校へ行くポン?」

「そうだけど。」

「気をつけてポン。人が多いってことは、それだけ虚無羅きょむらがいる可能性が高いポン。」

「そっか、この前は人目に付かないよう、すぐ帰っちゃったもんな。で、もし虚無羅にであったら、どうすればいい?」

「うーん、うーん、どうしよう?わかんないポン。」

「だいじょうぶかな、おれ。じゃあさ、虚無羅が襲ってくると、どうなる?」

「きっと、痛いポン。今、ミコトは視える状態ポン。そして、ポンにも触れるほど強い感覚を持っているポン。といういうことは、きっと、襲われたら、痛いポン。」

「うっ、痛いじゃすまなそうないい方だぞ…。でも、ポンがついてるから、大丈夫だよな?」

「何言ってるポン?ポンは、ミコトに話すことは出来るけど、ミコトがやられたら、ポンも消えてなくなるポン。」

「えー、守り神だろ?」

「それとこれとは、話が違うポン。」

「ああ、学校へ行くのが嫌になってきた…。唯一の救いは、虚無羅を見たことが無いってことかな。実感無いから、今はあんまりこわくないけど。…ポンポン。死んだりすることとかないよね?」

「ごめんポン。多分、大丈夫だと思うけど、無いとはいえないポン。」

(ふっ、そうか。使命が与えられて、ちょっと特別だって思ってたけど、参ったなあ。なんか、それほどいい役をもらった気がしない。どうか、虚無羅がポンポンみたく弱そうでありますように。)

「ポンポンみたいには余分だポン!」

「ああ、ごめんごめん。」


「それじゃ、いってきまーす。」

「いってらっしゃい。気をつけてね。」


いよいよバトルモードの助走段階です。

ポンポンとのやり取りが多いですが、ご愛嬌です。

次回はいよいよメインとなる新キャラ登場予定です!!

★筆者コーナー★

バトル系といったら、やっぱりセイント聖也ですか。今のチャンピオンでやってますね。今のは見ていませんが。鎖使いの名前なんでしたっけ?ネビラチェーン!

セイントクロスかっこよかったです。

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