第4話 〜普通じゃない生活の始まり〜
第4話になりました。
細かいところを書いていると、話というのは進まないものですね。
気長につきあってもらえればと思います。
では、どうぞ。
ちなみに、タイトルを考えるのはなかなか苦しいときがあるので、
あまりにも内容と合ってなかったら、具体的な例を沿えて教えてください。^^
では、第四話をどうぞ。
「どういうことですか?」
自然と話せるようになった。体を縛り付けている感覚もだんだんとなくなった。
「わしを、誰だと思う?」
「あの、霊とか、そういう感じのものかと。」
「うーん。まさに、それ。」
「それなんだ…。ははは。」
「ちなみに、わしは、おぬしの守り神といわれるものじゃよ。」
「ええー。そ…そうなんですか。」(もっと美人の人がよかった。って、この人、人の心がよめたりするんじゃないのか?)
「そうじゃ。そう、心も読める。ということじゃよ。まあ、形は、おぬしの思いによって変化するが、おぬしがこの形を望んだんじゃよ。」
「ははは…」(まじっすか。頭がこんがらがりそう。何で居るんすか?)
「平たく言うと、ああ、おぬしの言った、なぜ居るのかという問いだが、…お主に、ちと、使命を与えにな。」
「使命?なんですか?」(真実味があるような、ないような。夢、じゃないよな。爺さん以外ははっきり見える。)
「虚無という物をしっておるか?」
「むなしさのことですか?」
「そうじゃ。虚無とは、おぬしの中にも存在する。人間誰しも虚無がある。」
「はあ。」(いきなり何を言うんだろう。いや、なんとなく分かる気がする。最近良く考える。自分がどうして生まれてきたのか。何になろうとしているのか。)
「うむ。お前たちが生まれてくる意味、使命、人にはそれぞれの役割がある。しかし、ここ何年かの間に、人々の心は虚無におおわれ、悲しみが心を満たすようになった。」
「そうなんですか。」(自分の中にもある虚無…あんま、意識したことないな。)
「虚無か、どこでも感じられる。何をしていても面白くないと感じたり、人との会話を恐れたり、自分を隠したり、または暴力的になったり、そして、最たるものは生きる意欲の欠乏じゃよ。」
「生きる意欲の欠乏?(はっ、サトミ…)自殺?」
「難しい話になるが、虚無が心の中で拡大すれば、自ら命を絶つという行動をとる。これは人間の知能が著しく発達してしまったゆえにもたらされることでもある。ただし、本来は生命力にあふれ、生きる力をもって生まれてきているはずなのじゃ。」
「どうすればいいんですか?」
「わしがおぬしに特別な目を与えてやる。なあに、簡単なことじゃよ。虚無を見つけ、その原因を解決してやるのじゃ。それじゃ、いくぞっ!」
「ええっ、まだ何も…(言ってないぞ!)」
「…きて、起きて、神崎君、神崎君…。」
うっ、なんだ、いい香りだ。この香水のは…。
「はっ、浅井先生。っつ。」
「大丈夫?やっぱり、まだ調子悪かったの?今日はもうお家に帰ろうか?」
「いえ、大丈夫です。(お家って、小学生じゃないんだから。)」
「あら、神崎君、その目、どうしたの?」
「えっ、目?」
「青いわよ。」
ミコトの目が青くなっちゃいましたね。
別に青かろう赤かろうがそのままだろうがどちらでもいいのですが、
個人的に変身系が好きなのでこうしてみました。
まあ、それで何かと細かい設定に苦労してしまいますが・・・。
是非、一言でいいのでレスお願いします^^
★筆者コーナー★
前回の問題の答えは
「ああっ、女神様」です。
あののんびりとした世界観が好きです。
今回のお勧めは、
「トランスフォーマー」
です。あのCG処理はすばらしいです。一押し映画です。




