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2人の妖怪
「なぁ、カヨ」
「ん？」
「俺らってさ、何で生きてるんだと思う？」
「…そんなの知らないよ」
「だよな…。」
「レンはどう思うの…？」
「どうって聞かれても…。」
「レンが答えられないなら私にも答えられないよ…」
「てか俺らってここに何年いるんだっけ？」
「大体40年ぐらいじゃない？レンのさっきの質問は500回ぐらい聞いたと思うけど」
「…40年も経つのに見た目は10歳ぐらいだよな」
「そりゃそうだよ。私達…」
「妖怪なんだから」
この話は、日本 京都府に住む妖怪達の暮らしについてをつづった
ひと夏の物語である…
どうもネコジタと申します。
高校男子生徒なので投稿する期間はバラバラになって
しまいますが(部活等で)、温かい目で見てもらえると幸いです。
初めての投稿作品なので何かと至らぬ点があるかもしれませんが
色々と学びながらやっていこうと思っていますので
よろしくお願いいたします。
