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優しい魔王の疲れる日々  作者: n
優しい魔王の疲れる日々1
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第7話:魔王と反撃開始!

とってもゲスな作戦が成功したはいいが初回からいきなり2失点の大ピンチそこでついに、魔王兼主人公、望月鋳鶴<もちづきいずる>の本領発揮!?


「鋳鶴<いづる>俺たちは勝つ!めいっぱいこい!俺が全部捕ってやる!

バックもやる気を出してくれている!頑張れよ、元陽明学園小等部野球部のエースさんよ。

さぁ!お前等ぁ!しまっていくぞおらぁ!」


やる気満々の赤神<あかがみ>君、その闘志が1組ナインにも伝わります。

鋳鶴君は自分の胸をトントンと叩きます。


「抑える・・・抑える・・・!」


「なんなのかしら・・・望月君さっきと雰囲気がまったく違う」


思わずびびってしまう赤神君の彼女、鈴村<すずむら>さん、そりゃそうです。

今、鋳鶴君はとてつもなくオーラ的なものを出しているのですから。


そんな鋳鶴君の第1球目、ズバンッ!と音をたてるミット、赤神君が目を見開いて驚いています。


「いっ!今の何㎞!?速すぎるんだけど!」


慌てる鈴村さんそんな鈴村さんが気にしている球速、みんながおずおずとバックスクリーンを見る中、

142㎞と表示されていました。学校にバックスクリーンって・・・

この学校金持ち過ぎですよね~・・・学園長の顔が見てみたい。


「私だって負ける訳にはいかないのよ!」


燃え上がる鈴村さん、スポコン小説じゃないんですけどね~・・・そして・・・

第2球目!横に歪むように曲がるスライダー、かんなの女の子が打てるはずもなく・・・

鈴村さんはあっけなく三振、悔しがる鈴村さん、だからスポコンじゃありませんから!

そしてついに初めて!いややっと!1組の攻撃!一番土村<つちむら>君!


「エロフェッショナル!頼んだぞ!」


「エロは余計・・・」


相変わらずの返答、そして鈴村さんの第1球、土村君バントの構え!


「えっ?いきなり!?」


バットに当たりボテボテと転がる球、鈴裏さんが急いで投げるもさすが我らがエロブリティッシュです!

足が速くて一塁への送球が全くと言って良いほど間に合っていません

そして2番赤神君、もちろんホームラン狙いしかしその鈴村さんの赤神君に対する第1球、


「盗塁だー!キャッチャー!」


土村君の盗塁を阻止しようとしたキャッチャー、しかしそこにはボールは無く、バックフェンスをボールが直撃していました。そして土村君がホームイン、赤神君は二塁で止まりました。


6組ー1組

 1対2


「しゃぁ!見たか詠歌<えいか>!お前のなまくら球なんか屁でもねぇぜ!」


余裕こきまくりの赤神君、すると・・・?


「誰の球がなまくらだって・・・?桧人<かいと>・・・人をバカにするのもいい加減にしなさい・・・」


暗黒のオーラ的なものをまき散らす鈴村さん、なんかもうヤンデレ末期の様な風貌です。

そして3番バッター三河<みかわ>さん、リードする赤神君、その時!ビュン!と音をたててボールがサード方向に、


「まっ・・・まじかよ!?」


牽制でまさかまさかの赤神君がアウト、相変わらずヤンデレ顔の鈴村さん!怖いです!怖すぎます!

構える三河さん、そして第1球、ビュン!と音がたちます。一応三河さんも女の子、打てるはずがありません。そしてバックースクリーンを見る1組・6組の皆さんバックスクリーンには


155㎞


という数字が表記されていました。中学生で投げられる球ではありません、

もちろん打つ事も難しいです。ヤンデレ状態って恐ろしいですよね~・・・

そして4番荒神<あらがみ>さん、そんな不良少女でも打てる筈もなく三振に終わってしまいました。

そしてここからは両チームエース?の投げ合いです。

両チーム8回まで何も起こらず鋳鶴君と鈴村さんが三振ショーという試合展開になり現在二人の成績はというと、


望月鋳鶴               鈴村詠歌

三振15個              三振23個

被安打4本              被安打2本                     

四死球0               四死球0

失点2                失点1

自責点2               自責点1

投球数98              投球数104球


そしてついに9回表最後の6組の攻撃はというと圧巻の鋳鶴君が三者連続三振にとり9回裏になりました。まだヤンデレ状態の鈴村さん、そして先頭バッターは赤神君、そこで土村君があるボタンを押しました。すると・・・?


「詠歌!許してくれ!俺はこんな卑怯な真似はしたくなかったんだ!俺はどうしても優勝しなければならない!詠歌、頼む!勝たせてくれ!優勝したら・・・俺はお前を嫁にするつもりだ!」


「は・・・・?」


一番驚いてるのは赤神君そりゃそうですよ。自分がアホな事言ってるんですから、

それを一番聞いていたのは・・・・


「そうだったの・・・?桧人、ホントぅ?」


上目使い+ものすごい至近距離で赤神君を見つめる鈴村さん、それはまるで子犬のような瞳です。


「うっ・・・ちがっ・・・」


ゴゴゴゴゴゴ・・・というオーラが出そうな鈴村さんを見て赤神君はというと?


「そうだ分かったか?なら早くベンチに戻れ、後で迎えに行くから(棒読み)」


「うん♪待ってるね♪」


うわぁ・・・この男最低ですね!最低すぎます!

騙される鈴村さんもそうですがこの男最低です!

そして6組はスローボールしか投げれられない子が登板その

第1球!


「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」


ギィィン!と音の鳴ったバットから放たれた特大ホームラン、まぁ今までの悪行の報いですね。

涙を流しながらダイアモンドを走る赤神君♪そんなに結婚が嬉しかったんですかね~♪

そして土村君が塁に出て、ヒロイン?二人は三振、いいところを跳ばされた主人公が最後にホームラン

という事はなく、荒神さんがホームランを打ってしまいサヨナラ勝ちを収め見事1組は優勝しました~♪

一人を除く1組メンバーは歓喜に沸きました・・・


しかし鋳鶴君はその後、何が起こるかも知らず

仲間達と喜びを分かち合うのでした・・・・





さぁ!球技大会!見事にグダグダですが完結しました!だい8話は現在考え中です~これからもガンバっていきますので!応援していただければいいかなと思います

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