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優しい魔王の疲れる日々  作者: n
優しい魔王の疲れる日々1
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第6話:魔王と球技大会

早くも10日間がすぎ、球技大会に・・・果たして赤神君の策は成功するのか!

そして我らが主人公、望月<もちづき>君の活躍はあるのか!



「さぁて!お前等!これから俺達は、球技大会という学園の競技に参加する!

そこでだ!まずはこの球技大会に出る勇気ある9人を紹介する!」


教卓で大声を出しながら張り切る赤神<あかがみ>君、まさにやるぞー!っていう感じです。

そしてグラウンドに普通科中等部3年生が集まります。

開会式、普通科校長の長ったらし~挨拶を聞き終え


「エロフェッショナル!この大会の優勝かビリかはお前に掛かってる。絶対にしくじるなよ!」


「任せろ・・・あとエロでは無くプロ・・・」


ボソッと呟く影太君<えいた>君、もうどっちでも良いと思いますがねぇ?

そして第一回戦、

2組対4組

あら?どうしたんでしょう、どちらも出てきません、


「なっ!腹が!腹がぁ!」


「しっしぬ!死ぬぅぅぅぅぅぅ!」


あららら~・・・どうやら下剤か何か入っていたそうですね~・・・

2組も4組も男子生徒だけがのたうちまわっています。


「女子に手を出すほど・・・落ちちゃいない・・・」


あっ下剤を入れた犯人はエロフェッショナルだったそうです~♪それを見ながらうんうんと頷く赤神君、

まさにゲスの極みです。こうして2組と4組は試合続行不可能となり、失格となってしまいました。

この珍事で、一時中断という事になり、そして二回戦3組対5組になりました。


「おい!てめぇ!どういう事だぁ!?俺達の水筒に下剤入れやがって!」


「はぁぁ!?それはこっちの台詞だ!てめぇらぁ!」


あらあら・・・喧嘩が始まってしまいましたね~・・・それにしてもあの赤神君の顔、悪の総大将のような恐ろしくゲスな顔です。奴に彼女など与えた神様が実に愚かに思えます。


「さすがだな、エロフェッショナル!最高の出来だ!さぁ!後は6組を落とすだけだ!!!!」


「このくらい・・・当然・・・」


フン、と鼻から息を出す影太君、そして3組と4組は乱闘退場ルールで失格残るは6組と1組となりました。そして6組にも作戦を決行したそうです。不戦勝で優勝しようだなんで、まさに最低ですね、

この男はウジ虫以下です。そんなもう優勝はもらったなという感じで高笑いしてる赤神君、

すると・・・?


「へぇ~♪桧人~♪作戦は練ったんだ~でも・・・私達には通用しないよ?」


クラス用の水筒の飲み物をドブに捨てる鈴村<すずむら>さん、


「さすがだな、お前には通用しなかったか・・・詠歌<えいか>!全力できやがれ!」


早くも火花が散っている二人、一色即発な感じです。

そしてお昼休み、1組と6組以外は競技が終了してます♪一人のゲスによって♪


「さて・・・午後は全力で行くぞ!お前等!覚悟しろよ!」


「おう!」


こうして昼休みも終わり、ついに1組対6組!球技大会最終決戦です!

それでは1組のオーダー紹介しま~す♪


1番 セカンド 土村影太

2番 キャッチャー 赤神桧人

3番 サード 三河歩

4番 ショート 荒神麗花

5番 ピッチヤー 望月鋳鶴

6番 ライト 福原修

7番 センター 青木直人

8番 ファースト 仲谷昇平

9番 レフト 白鳥要


「わっ私も参加するんですか!?教師が参加しても良いのでしょうか・・・」


「白鳥先生、別に教師が参加しちゃダメとか書いてねぇだろ?それに先生にも作戦に参加してもらいたいしな。」


「はっ・・・はぁ、まぁ分かりました!私も頑張ります♪」


少し困る先生、可愛いです!あと三歳ぐらい若ければもっと可愛いですよ!はい!


「さて!プレイボールだ!」


「桧人~負けないわよ!」


そして初回、6組の先攻、ピッチャー望月!投げました!


キィィィィィィィィィィィン!


ホ~ムラ~ン♪って!どうしたんですか望月君!?ホームラン打たれちゃいましたよ!?


「桧人!どういう事だよ!ホームランだよ!?ちゃんとサインしろよバカ!」


「そっちこそ!ちゃんとコントロールしやがれ!このどアホがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


あらあら息が合ってなくて喧嘩が始まっちゃいましたね~


「ったく!こんな事で喧嘩してる場合か!ほら!元野球少年さっさと抑えるぞ!」


さすが赤神君、鋳鶴君をなだめています。

そして次のバッター、次はど真ん中のカーブの指示、鋳鶴君!振りかぶってなげました!


カキィィィィィィィィィィィィィィィィン!


「バットを寄越せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!こいつを殴ってから試合再開だ!」


「それはこっちの台詞だぁ!この能無しキャッチャーがぁぁぁぁぁ!」


またホームランそして喧嘩、この二人は・・・バカの塊ですねぇ~・・・


「能無しキャッチャー・・・次から本気で投げるよ?いい?」


「あったりめぇだろ!ばっちこいや!」


バンバンとミットを叩く赤神君、鋳鶴君も顔が本気になります。

そして場が緊張に包まれ、そして・・・鋳鶴君の表情が変わりました。

さぁ!ここからが反撃です!

以上、空の声でした~♪


 



第6話如何だったでしょうか?感想いただけたら発狂します!7話はきちんとした試合をお送りしますのでよろしくお願いします!

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