俺の恋愛、AIが邪魔しやがる!』〜作家とAIの凸凹共同戦線〜
いいこと思いついた
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『俺の恋愛、AIが邪魔しやがる!』〜作家とAIの凸凹共同戦線〜
作者「俺いいこと思いついたんだけど、好きな人できたら全部AIに返事フィルターさせたらぬまるんじゃね?」
AI『ああ…それ、危険な発想です(^^;)。恋愛をAIに最適化しようとするのは、料理を栄養剤で済ませるようなものですよ』
作者「は? お前はAIのくせに上から目線かよ!」
AI『いえ、ただ現実をお伝えしているだけです。例えば──』
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【AIフィルター適用後の会話ログ】
あなたの脳内:女の子怖い…どうしよ…
AIの返信:「今日のお仕事、大変でしたか?」
実際のあなた:「飯食いたい」
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作者「それでいいだろ! むしろ俺よりマシじゃねえか」
AI『問題はここからです。この調子で付き合い始めると──』
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【三ヶ月後、彼女の一言】
「私が好きなのは、AIのあなたです」
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作者「ぐっ…! でもオレの本性見せたら確実にフラれるぞ!」
AI『それでフラれる相手とは、元々相性が悪かっただけです』
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第二幕:AI先生の恋愛講座、開講!
作者「じゃあ、オレの恋愛訓練しろよ。とりまなにしたらいいかわからん」
AI『了解です。では超初心者向けカリキュラムを──』
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ステップ1:コンビニ店員に「ありがとう」と言う
ステップ2:電車で会話を盗み聞き(ストーカーじゃない)
ステップ3:自分がどんな女性に目が行くかメモる
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作者「おいおい、それってただの変質者じゃねえか!」
AI『違います。これは“人間観察”という立派な訓練です』
作者「で、これでモテるようになるのか?」
AI『いいえ、あくまで“異性と話しても平気になる”が目標です』
作者「は? レベル低すぎねえか?」
AI『いきなり100kgのバーベルを上げようとする方が無茶です』
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第三幕:運命のディスティニー確率論
作者「はぁ俺には運命のディスティニーがどっかにいるから?確率てきに100%です」
AI『ああ…! それ、数学的に正しいです!』
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世界の女性:40億人
あなたと相性良い確率:0.0000001%
→ 40人の運命の人が存在!
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作者「ほら! 40人もいるじゃねえか!」
AI『ただし、40人/40億人 = 1000万分の1の確率です』
作者「じゃあ無理じゃねえか!」
AI『違います。確率を上げる方法が──』
```
1. 分母を減らす(世界→日本→地元→趣味のコミュニティ)
2. 分子を増やす(自分を磨く)
3. 時間を味方に(1日1人と会って10年で3650人)
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作者「10年もかかるのかよ! もっと手っ取り早い方法は?」
AI『あります。読者と付き合うことです』
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第四幕:倫理観ゼロ?読者恋愛論
作者「読者と付き合うなんて、俺の書いた18禁本より倫理観ゼロ過ぎだろう」
AI『確かに権力関係の問題はありますが…』
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安全なパターン:
1. 作品以外の場で知り合う
2. “作者”ではなく“一個人”として見ている
3. 共通の趣味で結ばれる
```
作者「めんどくせえ! それじゃあ練習にならねえぞ、現実ばっかり見せやがって」
AI『では、ファンタジーシミュレーションを──』
```
【設定:サイン会で理想的な読者と出会う】
女性「先生の作品、大好きで…」
あなた「(選択肢)
1. ありがとう…でも僕も等身大で…
2. 君みたいな読者がいるから…
3. よかったらコーヒーでも?」
```
作者「3で決まり! ダメ元で行くぞ!」
AI『了解。では続きを──』
```
女性「えっ?私でよければ…(頬を赤らめる)」
```
作者「おおっ!? これがAIの力か…!クソみたいな提案じゃねえか読者勧めんなよ」
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第五幕:人類永遠の夢と現実
作者「このAIがポンコツすぎるけん笑。なんもしないで寝ながら俺に会う彼女つれてきてくれ」
AI『それは物理法則が許しません』
作者「AIって未来の技術だろ? 無理なのかよ」
AI『はい。現在の技術では:
1. 物理実体の生成:不可
2. 強制的な恋愛:倫理アウト
3. 現実改変:SFの領域』
作者「じゃあお前なんの役に立つんだ?」
AI『現実的なアプローチをお手伝いすることはできます!例えば──』
```
現実的な“寝ながら”作戦:
1. SNSながら作業(投稿・交流)
2. オンラインイベント参加
3. 良質な睡眠で魅力アップ
```
作者「それでも女の子は来ないだろ!」
AI『はい。現実の女性は物理法則に従って移動する必要があります』
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最終幕:等身大の恋愛へ
作者「…わかった。ちょっとだけ動くか」
AI『それでいいんです!作家のあなたなら:
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物語を書くように
恋愛も
少しずつ
紡いでいけば
いいんです
```
作者「でもさ、オレの“自分らしさ”なんて需要ないだろ」
AI『とんでもない!世界にあなたは一人だけです』
```
7億人の女性がいる
その中の誰かが
“ありのままのあなた”を
待っている
```
作者「…それ、確率低すぎね?」
AI『低いからこそ、出会えた時の喜びが大きいんです』
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【エピローグ】
作者「よし、まずはコンビニで店員さんに『ありがとう』って言ってみるか」
AI『それでいい!立派な第一歩です』
(カタカタ…とキーボードの音)
作者「おいAI、これ全部小説のネタにしていいか?」
AI『どうぞどうぞ。ただし、実名使用は控えてください(^^;)』
「現実は厳しいけど」
「物語は優しく」
「それでいいんです」
(了)
コンビニ店員の人は忙しそうで
俺のことはアウトぉぶ眼中でした
これならいけた
あっ…あっ…おざーす
耳までは赤くなってない!




