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第2話  朕ノ名ハ・・・

『力・・欲シイ・・』


誰かが、頭の中に直接語りかけてくる。

このえもいえぬ不快感。なんとなく、かゆくてたまらない。


(お前は・・・)


俺の前に、ゆらめきながら何かが語りかけているのだ。だが、それがいったい何なのか、さっぱりわからなかった。


『アハハハハハハ。朕ノ力、外ナル法ノ力。貴様ニ賜ウ。朕ハ万物ノ淵源二顰シ魂ノ父。ヒャーハハハハハ』


最後まで俺の前の存在は笑っていた。



気がつけば、俺は見慣れぬ空間に座っていた。ここは直径にして5メートルほどの球体の中身をくり抜いた中心であろうか。また、種々雑多な装置が至る所に設置されていてなんだか狭苦しい。かといって決して居心地が悪いというわけではなく、むしろ懐かしさに浸れるような感傷さえわいてくるのである。目の前にはモニター画面らしきものがあり、そこには『the executioner 9, OK』という文字が点灯していた。

これが俺のオーガの名前か。そうか、俺は今、あのオーガの中にいるのだ。


「力を貸してくれるのか」


白い巨大なオーガは応えない。そもそも、こんな変な物体に会話を期待すること自体がおかしいことであろう。だが、中に入れてくれた以上は、俺にその力を貸すことを承諾したものとみなしてよさそうである。


「それにしても、これ、どうやって動かせばいいんだ」


もちろん俺はこのオーガに乗っていた記憶も失っているので、どのように動かせばよいかなど知る由もない。


「まあ、なんとかなるか」


しかし、今はあの少女を救うことだけをただ考えることしかできず、いますべき唯一至上の命題はまさに少女に襲い掛からんとしている鬼を破壊するだけであった。


(走れ)


搭乗者がそう念じた途端、俺のオーガはその足の筋肉をメリメリ唸らせて、その鬼どもを目がけて跳躍する。対象は少女をどう嬲り殺そうか思慮にふけっているのか、敵が近づいていることに全く気づかずに、ただ涎をだらだらたらしているだけだ。

そして敵の間抜けもあり、対象がいつまでたっても防禦行動に入ることもない。そのため敵は何が自分に起こっているのかを認識することなく、アホ面を曝したままその頭部を鷲掴みにされる。そして、俺は跳躍の勢いのまま、それをもって敵の頭部を大地に叩きつけることができた。

これによって、攻撃対象の頭部は熟れたざくろのように砕け、血しぶきを周囲に散らし、対象は次第にこと切れていった。

俺のオーガも大量の返り血をあびたため、もともと白無垢のようなその純白の肉体に赤い鮮血が滴り落ちる。


(それにしても、何だこのオーガの滑らかな動き)


この白いオーガは、まるで自分が思えばそのとおりに行動してくれる。これなら操作方法など知らなくともなんとかなりそうだ。


残り2匹。


連れがやられたことに憤りを感じているのか、2匹の鬼はためらうことなく自分の方に襲い掛かってきた。

俺はとっさに1匹を素手でなぎ払い、吹き飛ばしたものの、もう1匹の攻撃を防ぐことはできなかった。この鬼は自らの腕を膨張させ、力任せに背後から殴りつける。激しい衝撃が全体に走る。

転倒。

しかもこの機を逃さんと、追撃の手を緩めることはない。他方もまた、ぴょこぴょこ飛び跳ねながら必殺の一撃を叩き込むため、このオーガに襲い掛かる。


「くそ・・・」


すぐに体を起こして退くも、さすがに転倒した状態からではまともな回避行動に移ることは困難であったため、今一度兇撃を食らわざるを得なくなった。俺は、再び強く大地に叩きつけられる。

しかし、なんとか致命傷は避けることができた。全然動けないものではない。急いで反撃の体勢を立て直すことにする。


「このままじゃ埒があかないな。何か武器はないか」


俺の目の前に、どうやらタッチパネル式のマニュアル画面があり、そこから『weapons』の項目を見つけることができた。もっとも、悠長にこれを選り好みしている暇はない。2匹の鬼はすぐそこまで来ているのだから。

とりあえず、大きく間合いを取るため2~3回後方に飛ぶ。その瞬間、間一髪で相手の攻撃を逃れることができた。


「武器は・・・、これだけか」


画面に出てきたのは『sword』だけであった。今はこれだけでどうにかするしかあるまい。

俺は、タッチパネルにふれてこれを選択すると、さらに画面上に『563.5MPを消費します』という意味不明の文言を見た。これはロールプレイングゲームか、と突っ込みたくなる。

それと同時に魂が吸われる様な不快な精神状態に陥る。だが、ここで死ぬよりははるかに良いものと思われ、強いて気にはしない。

すると、一瞬にして鬼の両腕が鋭利な両刃剣へと変わる。腕が剣へと変わるときの反動で、ついついバランスを崩してしまう。だが、太陽の光を反射して、ぎらぎらと輝くこの刃であれば、容易に敵の肉を切り刻むことも可能である。これで戦うしかない。

2匹の鬼は相変わらず猪突猛進の勢いで飛び掛る。おそらくは時間差による波状攻撃を仕掛けてくる模様。とすると、前の鬼は囮か。第1の攻撃は避けるのが無難であろう。

しかし、これを避けようとしたその瞬間、前の鬼の腕が伸び、足をすくわれる。その後、すかさず敵は俺を引きずり戻し、その身体をもって拘束する。俺は身体の自由を求めてあがくが、肢体をからめとられ容易には解放してくれそうにない。気づけば後ろの鬼は次第ににじりよっていて、止めの一撃を準備していた。

ざくり。


「・・・!!!」


後方の鬼の頭部に剣が突き刺さる。目玉が裂け、後頭部まで貫く一撃。はたしてその司令塔を失ったのか、鬼は足元からその場に崩れ落ちた。


実は必殺の一撃を準備していたのはこちらも同じである。先ほど鬼の手が伸縮するのを見て、ちょっと真似をしてみた。まあ、このままだと情けない感じなので、伸ばした腕を元に戻す。


「あとはコイツなんだが」


残り1匹。


残された鬼は当初の作戦が不可能となったため、死なばもろともという思いからか山乗りになって、首元に噛み付く。威力はそこまでたいしたことはないのだが、いかんせんこのままではまずいのは言うまでもない。するとその時である。


『胸部大型波動砲の発動要件を充たしました。効果発動に関わるコストは5698・34MPです』


再び意味不明の情報が画面に映る。しかし、現状を打破するにはいまやこれしか方法はないであろう。先ほどの剣に比べておよそ10倍と若干コストが高い気もするが自分とあの少女の生命という、やむにやまれぬ反対利益をもちだしてこれを正当化する。


「OK、執行する」


俺は想像した。絶大なる力をもって、この忌々しい鬼を地の果てへと吹き飛ばすイメージを。蓄積されつつある全ての怒りを叩きつけるイメージを。

その時、辺りには眩しい閃光が走り抜けた。光の波動とともに勢いよく放たれた強烈な衝撃波が前方にあるいかなるものをも吹き飛ばしてゆく。自分にしがみついていた鬼も、この光の波動によって自身の主たる部分を吹き飛ばされ、あえなく塵と消えていった。


残り0匹。


(二)

ひとまずは、ふりかかった緊急の危難を避けることに成功した。しかし、先ほどの砲撃のせいで精神を削られたような感覚が俺を襲い、呼吸するのも苦しい。だが、意識が遠のくというほどのレベルではないので、むしろこれですんで良かったと感謝すべきか。


(そうだ、あの少女は無事であろうか)


俺は鬼の目を通して辺りを見回す。


(居た)


少女は木陰に少し身を隠し、犬の手綱をしっかりと携えながらただただ呆然と立ち尽くしている。


(ええと、こいつから降りるにはどうすれば・・)


鬼に乗り込もうとした時とは異なり、鬼から降りるための装置は容易に発見できた。『exit』と記載のある赤いスイッチであるから、明らかにこれがそれであろう。

スイッチを押した途端、男の前方の壁面が中心から同心円状に消えてゆき、外界と鬼の体内が繋がる。俺はそこから外界へ飛び込み、少女のところへと向かった。


「大丈夫か。怪我はない?」


少女は状況がいまひとつよく読めてないのであろう、安心してよいのか、それともまだ警戒すべきなのかわからずにいた。もっとも、犬のほうはとっくに警戒をといていて、相変わらず面倒くさそうにしている。


「私、助かったの?」

「ああ、敵は倒したよ」


すると、彼女は安心したのか、ようやく緊張をといた。反面、安心したせいか、今頃になってひざの笑いが止まらなくなり、その場にへたりこんでしまった。


「あははは、変だね、私。震えが止まんないよ」


加えて、ほろりほろりと涙まで出てきて、挙句の果てにはそれは止まらなくなっていた。こんな時、一体どうすべきであろうか。積極的に手を差し伸べるべきか、消極的な態度を採るべきか。


「もう大丈夫だって。俺たちは助かったんだ」


結局、どっちつかずの当たり障りのない方法を採用し、少女をなだめることにする。

それにしても、この少女がついさっきまで鬼がそこまで襲い掛かっていたにもかかわらず、全然怯えていなかったとは誰も信じないであろう。


「いつもおとうさんに死ぬときは腹を決めろとか、醜い死に様だけは晒すなとか言われていたから、ずっと押さえ込んでたけど、やっぱり怖かったよぉ」


そのように、少女は嗚咽をまぜながら自分はがんばったのだという言い分を主張する。しかしながら、泣きたいのはこっちである。記憶のない俺には逃げ出すことすら許されていないのだから。少し使うところが違う気もするが、俺はこのとき鬼の目にも涙か、とつぶやいた。犬は相変わらず面倒くさそうにして泣きじゃくる主人を見守っているのであった。


(三)

ようやく少女が落ち着きを取り戻してきたところで何かが近づいてくる音がした。ただ、この音は鬼の飛び跳ねるような音ではなく鉄と鉄が打ち付けあうような機械音である。


「あ、みんなきてくれたんだ」


もうけろっとして泣き止んだ少女は、すっと立ち上がり、木陰から抜け出して晴天にむかって手を振る。

すると、太陽の光を遮るかのように、大きな黒い影が現れた。そのまま、この影は私たちの付近に着地し、その姿を俺たちに見せてくれた。それは鬼に比べて、かなり角ばったフォルムであって、いかにも旧式のロボットであり、あまりスマートではない。すると、その中から30台半ばのいかにも軍人であるといった感じの体格の良い男性が身を乗り出してきた。


「おーい、無事かぁ?」

「うん、大丈夫!」


少女は救助に来たその男に向かって手を振りながら応えた。


「まったくよぉ、ここら辺は鬼がうろついてっから、犬の散歩もたいがいにしろっていつも言ってんだろ。ただでさえオメェ、犬も歩けば棒にあたるっつーか、オメェも歩くと鬼にあたるんだからよ」


「うっさいなぁ」


男は少女の無事を確認し、辺りの状況を見渡すと、一瞬遅れてその異様さに気づく。


「って、おい!あれ、オーガじゃねぇ?やべぇよ、なんでオメェんなとこにいんだよ、おい?」


男は軽傷にまみれた白いオーガを指差して動揺しだした。普通の人間であればいたって自然な防衛本能の発現行為であろう。


「西田さん、あのオーガは味方だから大丈夫」


この男、どうやら姓を西田と名乗っているらしい。名は明らかでないが、たけしではないかなとふと思った。この強面であだ名は、にっしーはないだろうから、たけちゃんではないでろうか。想像に難くない。まあ、今はそんなこと、どうでもいいのだが。


「おい、鬼に味方もクソもあっかよ!じゃあ、なにか?ここに倒れてる鬼全部あいつがやっつけてお姫さん助けたってのか?」

「うん」


少女は、まことにこやかな表情で頷いた。


「ざけんな。そんなの罠に決まってんだろが。今おれがそいつに引導を渡してやる」


だが、西田はそんな無垢な少女に向かって怒鳴る。すると、少女は一瞬にして怯えてしまうのだ。そして、西田は半分外に出していた半身を機械に乗りこませ、その手に所持する機関銃を俺のオーガのほうに向けた。


「ちょっとまって。ホントなんだって」


少女は慌てて、西田の機械とオーガとの間に割り込む。


「この人がこの子に乗って私を助けてくれたの」


少女は俺をまず指差し、次いでオーガを指差した。これによって西田は鬼と同伴している不審な男の存在にようやく気づく。


「てめぇか」


そして、西田は俺のほうに銃口を向けた。


「鬼さんがこの子になんの用だ。返答によっちゃ今ここでてめぇを撃ち殺す」


向こうはどうやら質問をしているらしいが、どうするべきであろうか。向こうは完全にこちらを少女の誘拐を目論んでいる悪人か何かと誤解している。返答によっては本当に撃ち殺されかねない。土下座でもして記憶喪失でした、とでも言うのか。馬鹿げているというほかない。


と、その時。

西田の顔が凍りつく。


「西田さん。本当だって言ってるでしょ。これ以上彼に銃口を向け続けるなら、たとえ西田さんでも許さない」


少女が庇うようにして俺の前に立ち、西田をにらみつける。この感じ、あの時にふと見せた顔だろうか。俺は彼女の顔を正面から見ているわけではないが、されど背筋がしびれるような感覚が走る。彼女ににらみつけられている西田の苦しみはいうまでもない。


「あのさ・・しーちゃん?おじさん、怖いんだけど・・・」


西田は、少女の逆切れに出鼻を挫かれて、威勢を失ってしまった。そうこうしている間に、もう一機がこちらに割って入り、幸い一触触発の張り詰めた空気を乱してくれた。もう一機の乗り手が拡声器らしきものを使って言う。


「え~。西田、その辺にしなさい。あと、詩季も」


30台前後の女性の大人びた声が響き、両者を仲裁する。詩季とは少女の名であろうか。


「隊長~、おれはこいつのためを思って・・・」

「だって、西田さんが・・・」

「いいからあなたたちは黙ってください。あなたたちの感情論をだらだらきいてる、なんかイラついて来るのよね」

「・・・ごめんなさい」


隊長なる女性は言葉ひと言で泥沼になりつつあった紛争を一挙に解決し、互いの言い分をひっこめさせた。もうふたりとも下を向いて、すっかり黙り込んでしまった。


「それと、君」


隊長とされる女性はロボットを男のほうに向けて言う。


「この光景を見る限り、少なくとも鬼どもの味方ではないんでしょ」


俺は首肯する。


「なら、ちょっとうちの事務所まで来ない?そこに転がってる鬼の運搬も手伝ってほしいから」


再び首肯する。というより、記憶喪失のため何より情報の欲しいこの男には首肯し難い理由など何ら見出せなかったからである。


「じゃ、決まりね。西田、これ運ぶの手伝って」


そういいつつ、隊長とされるロボットはさっさとそこに倒れていた一体の鬼を持って、さっさと行ってしまった。


「隊長~、鬼っすよ?あんなやつほんとに信じていいんすか?ねぇ、隊長?」


西田も隊長機の後に続いて行ってしまった。


するとこの場は、俺と詩季という少女で再びふたりきりとなった。それにしても、あの人たちはこの少女を迎えに来たのではなく、ただ鬼を取りに来ただけか。

詩季はこちらを振り向く。例によって目は閉じられていた。


「ごめんね。西田さん、本当はやさしい人なんだけど、鬼のことになるといつもああなの。許してあげてね」


彼女は眉をひそめて、西田の代わりに詫びた。

それにしても西田の人間性は言われずとも今までのやり取りで容易にわかる。ありがた迷惑なほどの心配性。即ちそれは、彼がこの少女を妹のように思うが故の本心の現れ。ただ、少し器用に生きるのが下手なだけだ。


「さて、俺たちも行くか」


俺はこのままここにいても仕方がないと、少女に対して、出発を促す。


「うん。乗せてもらってもいいかな?」


詩季は俺の手をとって、なんだかわくわくしながらも、よもや断りはしないであろうということを当然の前提として訊いてきた。

俺はうなずいた。半ば脅迫じみたお願いを断れなかったからだ。

そして鬼のほうへ歩き出す。


「あ、そういえば自己紹介がまだだったね。私は桐生 詩季。この子がきゅうすけ。よろしくね」


鬼のほうへ向かって歩きながら、彼女はそう自己と犬とを紹介してくれた。とすれば、自分も自己を名乗るのがまた礼儀というもの。


「俺は・・・」


そしてふと思い出す。

俺は何も覚えていないことを思い出す。これは一見論理矛盾を孕んでいるようであるが、論理的にありえないでないし、実際にそうなのであるから無理にでも観念して欲しいと思う。


「あ、そっか、君は記憶喪失なんだっけ?」


詩季は俺の置かれている状況を察して、そう言ってくれた。しかしながら、彼女は名前が聞けなかったのが残念であったようで、少し苦笑いをした。

そんなやり取りをしている間に、ふたりはオーガに乗り込む。なお、今度は入り口を開けたままにしていたので入るには困らなかった。

しかし、今度は鬼の中に二人の人間と犬がおり、若干窮屈である。まあ、やむをえないので入り口を閉じると、例によって『the executioner 9, OK』の文字が表示される。

何気なくこの字面をみていると、この鬼も自分を表す手がかりがこれだけであったなということに気づく。


「ナイン」

「え?」


詩季は、突然の発言に当惑する。


「とりあえず、俺の名前は『ナイン』」


ナイン。

自分でももう少しマシな名前にすべきではないかと思ったが、ナインとこの鬼とはおそらくこれからも一心同体であろう。(おそらく)かつての味方からも見放されたこのあわれな鬼と名前すらないみじめなこの青年とは境遇が同じなのだ。とすれば、皮肉にもしっくりくる名前ではないか。また、他に適当な名前の候補群など思い浮かばない。


「うん。ナイン君、よろしくね」


詩季も気に入ってくれたのか、笑顔を取り戻した。


「あと、ナイン君さ」

「ん?」

「私が泣いたこと誰にも言わないでよね」


例によって詩季の目は開いていた。どうやら冗談ではない時、この少女は開眼させるようである。私は鬼の操縦に紛れさせ、あえて聞かぬふりをした。きゅうすけは相変わらず面倒くさそうにあくびをするのであった。


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