五章登場人物まとめ
〈イニーカ・ブラウン伯爵公子〉
アウロ・プラーラからヴァルメリア帝国へと向かう道中に出会った。
度々トワのストーカーとして現れるが、いいように利用されて捨てられる始末。
〈エルマ・ロセウス元子爵夫人〉
トワたちが、盗賊に奪われていた夫の形見を届けた人物。
優しい性格、口調で、田舎のおばあちゃんのような雰囲気。
獣人族を排斥しているヴァルメリア帝国に住んでいるが、本人にそのような意思はなく、ベルテやネジャロとも気さくに話す。
トワたち一行が泊まった家もここ。
〈ラウナ・ロセウス子爵〉
名前だけ登場。
夫亡きロセウス子爵家を継いだ現当主。
ブラウン伯爵家の補佐として働いている。
殆ど家に帰ってこないため、まだ一度も会っていない。
〈オーラン〉
トワが入り浸っていた兵士たちのまとめ役で、兵長。
トワの噂が流れてからというもの、げっそりとしていて暫く兵士業を休んでいる。
〈オルスト〉
オーラン兵長の部下であり、偵察部隊の一員。
部隊は何方向かに散らばって偵察を行い、戦うトワたちを発見したのがオルストだった。
孤児院で育ち、兵士になってからはオーランに良くしてもらっていた。
噂を広めた張本人であり、既にアウロ・プラーラに向けて旅立った。
〈アイザック・エーリュタロン侯爵〉
騎士団の団長。
ヴァルメリア帝国皇帝に心酔しており、皇帝が推し進める獣人族排斥運動を良い事だと認識している。
そのため、トワの怒りを買った。
上記のオーランとは、子供の頃に身分を隠して遊んだこともあり、仲が良い。
〈ロッゾ・ヴァルメリア皇帝〉
ヴァルメリア帝国の皇帝。
齢60過ぎのおじいちゃん。
魔物の大軍勢をいとも容易く殲滅したトワを側室にしようと図るが、あえなく撃沈。
その際、ボロクソに暴言を吐かれ、今度はトワを殺そうと兵器開発を推し進める。
獣人族が大嫌いで、騎士団本部に出向いた時もネジャロのことを完全無視していた。
ちなみに子供は出来なかったようで、跡取りをどうするかと悩んでいる。
〈望〉
数百年前のドワーフ。
現在は死亡。
その正体は元日本人で、アウロ・プラーラの長、ノゾミ・アウルムの父親。
生前の日本では軍人で、魔法銃の設計図がヴァルメリア帝国に渡っている。(他にもあるかも)
ちなみに、望は知らずに亡くなったが、エルフとドワーフの戦争の引き金はこの魔法銃だったりする。
次話から第六章となります。
空間の裂け目を渡ったトワ、ネジャロ、モノアイはどうなるのか。
乞うご期待!(((o(*゜▽゜*)o)))