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釣り銭違うと電話がきた

作者: さとう あか

閲覧ありがとうございます。


「お前、お釣り間違っただろ!」


そんな電話が昼前にきた。


ここで言う「お前」とは私のことだろうと考えられる。

しかし、私に心あたりはない。


当たり前のことではあるが私はマニュアルにそって言った。


「申し訳ありませんでした。確認いたしますので少々お待ちください。」


私はすぐに店長に報告、相談した。


店長は驚いてもう一度聞いた。


「え?お釣りを間違った?本当に?」


私はその店長の言葉に「そういっていました。」と私は返すことしかできなかった。


女ということもあって舐められているのかもしれない。


そういう事もあって店長に対応してほしいと伝え、かわって対応してもらった。


「お電話かわりました暮無店、店長のことなかれです。」


「お前、店長か!一体どう言う教育しているんだ!」


「申し訳ありません。そしてお客様、当店はセルフレジを導入しておりまして釣り銭を間違うというのは考えにくく、釣り銭の取り忘れの方も本日はいらっしゃいませんでした。」


「は!?セルフレジってなんだ!!」


「お客様自身で商品の精算ができる仕組みを当店は採用しています。

レジの確認をしても現金差はなく間違いはないとおも」


がちゃん。


「……きれた。」


なんだろうか。

やはり、お金欲しさのクレーマーだったのだろうか。

だったらもう少し綿密な計画を立ててくれとどうでもいいことを考えてしまった。

大手のコンビニでもこういうことはあるんだなとしみじみ感じた。


セルフレジを導入したばかりとはいえあんな電話来るんだ。


しかしなんであんな電話きたんだろうか。

いくらなんでも理不尽ではないか。


もやもやしていて店長に「あの電話はなんだったんでしょうかね?」とぼやいてみる。


「多分、あっちが間違っていたんじゃないかな?

セルフレジのこととかよくわかってなかったみたいだし。

財布の金額が自分の想像と違ったからいつしか買い物したときのウチのレシート見つけて勢いでクレーム入れたんじゃないかな?

多分。」


ありがとう、店長。

多分が多いけれど少し疑問が晴れたような気がします。

あくまできがするだけど。

とある番組をみて、セルフレジ使ったことないだろうなっていう人もいるだろうなと思って書きました。

私はコンビニ行きまくっているので使っています。

便利ですよね。

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