第1回宇宙間人口移転計画
蚊テイム無双耳鳴り変質の元。
10話ぐらいで完結する予定。
ここに集まったのは12柱の神。
-謎の声-
机・・・いや、これは今まで見たこともない謎素材、謎の物質だ。
権能の力で作り出したに違いない。
無駄な力だ。
神A「今から会議を始める。この場に集まったものはこれから話すことは他言無用だぞ。
この場いるものは皆あることに思い悩んでいる。そう、各惑星の人口飽和だ。
一人除いてな。」
笑みをこぼしながら、チラ見した。そして、机?に向かってかかとを落としたのだ。
強烈な痛みを隠しながら不気味な下卑た笑み再び向けた。
神アダム・イヴ「ぐぬぬ」
アダム・イヴは気落ちしていた。なぜなら、通りすがった神Aにひっ捕まえられたからだ。
神C「その辺にしておきなさい。そもそもなんでアダムがいるのよ。しかも、ルーキー中のルーキーだし。」
神F「その通りじゃ。ひよっこがいると気がそがれるわ。」
神A「まぁ、よいではないか。このまま会議を再開する」
事の原因になった張本人がいい、腕を組みながら姿勢を整える。
神A「まず、これを見てほしい」
突如、青白い四角い枠のようなものが浮いていた。そして、何もない映像が映し出された。
そう、なんにもないのだ。ひとついえることは宇宙空間といえるだけであった。
神C「それで」
続きを促しながら、紅茶のような飲み物をのみだす。恐らく、自分が管轄してる惑星の飲み物を
権能の力で取り出したのだろう。この力は溜めこんだ権能をさして使わない。
1柱を除いて、11柱は権能の力を溜め込んでいた。それは、各惑星に権能を使用することがないからだ。
それは宇宙空間もしかり。基本的に何もしなければ権能の効力はあがり、様々ことができるのだ。
神A「この宇宙はいわば誰もきづいていないんだ。いいたいことはわかるな。」
そう、神12柱の上にたつ上位神。また、そのさらに上にたつ最高神に知られていないのだ。
神A「皆の者。同意はよいな。」
皆は頷き。拍手を送る。1柱を除いて。
神アダム・イヴ「あのーわたしのところは惑星ができたばかりで海洋生物しかいないんですけど・・・」
なぜ、呼ばれたのかと肝を冷やす。とにかく、この会議から逃げたい一心であった。
恐らく、惑星とは地球のことをさすのであろう。できたばかりといっているが幾千、幾億は経過している。宇宙空間の時間経過など知る由もないが。
神F「くっくっく。わしのところのカイタス星では機人というのがおってのう。人造人間がいるのじゃ。バイオテクノロジーといったかのう。酸素がなくなってしまったみたいで、
彼らは自ずから、彼らのハイテクノロジーよって生まれ変わったのじゃ。
しかも、生殖器はそのままで生まれた子供も環境に耐えられるように人造人間でうまれてくるのじゃ。それにメルクス星には紫眼人、跳翼人いてのぅ。かわいいのじゃよ。
翼もキュートじゃ。」
突如、会話に入ってきて御家自慢ならぬ宇宙自慢がはじまったようだ。皆呆れた顔だ。
顔があるかは特にいわないが・・・。
カイタス星では無限増殖炉エクスキューズナーがあり、循環システムによって永久にエネルギーうみだすことができるという一番の自慢をいうのをわすれていたようだ。
メルクス星の跳翼人は会話から、というか勝手にぶっこんできただけだが、可愛い翼があることがわかった。
神A「とりあえずだ。各々溜めこんだ権能を用いて、この宇宙につかおうではないか。
それとだ。まず、各惑星から選定し、1人10億送り込もう。一人を除いてな。」
指を映りだされた宇宙にむけ、皆に問いかける。
皆が再び拍手しながら、頷く。1柱を除いて。
そのあと、再びいやらしい顔を1柱に向けた。
神A「おまえはどうせ権能の力も移せる民もいないだろう。途中参加でいいぞ。それでは第1回宇宙間人口移転計画を終わりにする」
皆、席から立ち退散していった。
神アダム・イブは強制参加を強いられてしまい、目上の者に弱いアダムは上位神、最高神に
報告というか密告ができないだろう。
そして、退路を断たされ、おずおずと帰っていった。
高次元の行き方教えてね。