表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
見えないあの世界はいつからかーーー。  作者: 星花優架
第一章 【枯れに涸れ、嗄れ果てた世界】
9/10

第八話 【逢魔】

夢とは現在もまだ解明されていない睡眠中に見る幻覚のようなもの。レム睡眠中に夢を見ることが多く、一般的に視覚的なものを指す。


というのが夢だが問題はこれじゃない。


明晰夢とは夢の中でも自分で夢であると自覚しながら見る夢のことである。これは、脳内において思考・意識・長期記憶などに関わる前頭葉などが、海馬などと…


これが明晰夢の説明。そして、昨夜見た夢に当てはまる。


借りた本を読み終わった時間が大体6時前。最初は夢の本だけを軽く読もうと思っていただけだったが、いつの間にかもう1冊小説を読んでしまっていた。


「疲れた」


「そりゃあ本読みっぱなしだからでしょ」


リビングのソファで寝ている亮誠は目を瞑って夕飯の時間を待っている。キッチンでは母親が料理の準備をしている。


「飯になったら起こして」


そう言うと母親の返事を最後まで聞かずに眠りについてしまった。



ーーーーーーーーーー



「はい、こんにちは。また来ました」


眠りについた亮誠は、とある広場のベンチで目を覚ました。誰にかけたわけでもなく言葉を発した。


「正直もういいんだけど」


変な夢を2回も見るとなると流石に大変だ。


「どうかしたの?お兄さん」


亮誠の独り言が聞こえたのか、犬のような顔の人(?)に話しかけられた。


「あ、いや、独り言です」


「あー、変な人」


「素直に言うね」


そんな2人の話にもう1人の人が来た。


「おお、どうした?知り合いか」


顔がまるでイケメンなゴリラで、図体の大きい人が来た。もうよく分からない。


「お兄さん、ホームレス?」


2人が顔を覗かせるその様子はまるで、籠の中にいるモルモットを観察しているかのようだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ